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2016年4月26日(火)

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  • 丸腰のアフリカ系米国人が警察によって殺される事件が相次いでいることは周知の事実ですが、その被害者のなかで最年少のタミル・ライスの家族が起こしている訴訟を和解にするため、クリーブランド当局は600万ドルを支払うことに合意しました。ライスの家族の弁護団の1人ゾエ・サルツマンと、クリーブランドの「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)のまとめ役ライアン・ブラウンに話を聞きます。この和解の条件として、クリーブランド市は事件に犯罪が絡んでいなかったことを認め、対してライスの家族は2人の警官への訴状を取り下げると報じられています。そのうちの1人が、2014年にクリーブランドの公園で、おもちゃのペレット銃で遊んでいた12歳のライスに発砲した警官です。911への通報者は、ライスが武器を持っているのを見たものの、それは「おそらく、おもちゃ」と述べていました。この情報は、対応した警官たちには伝わっておらず、彼らは現場に到着後2秒以内にライスに発砲しました。大陪審は、2人の警官のどちらも訴追できませんでした。ブラウンは、この事件の検察官は最近の予備選で落選し、検察を離れることになったことに言及し、「黒人の命も大切」活動家たちは今度は、2人の警官たちの解雇を求めることを目指すことになると話します。

  • サミュエル・ハーレルの死から1周年を記念する5日間のハンバーストライキを終わったばかりのハーレルの家族に話を聞きます。ハーレルは、ニューヨーク州ビーコンにあるフィッシュキル刑務所での収監中に、最大20人の看守から蹴られ、殴られ、階段から突き落とされて死亡しました。検視報告は、アフリカ系米国人のハーレルの死は「看守たちとの肉体的けんか」が原因の殺人と判断しました。この看守たちの一部は、刑務所の中で「殴り隊」(Beat Up Squad)として知られていました。フィッシュキル刑務所長のウィリアム・J・コノリーは、この事件の数週間後に突然辞任し、ダッチェス郡の地区検察検察局と連邦地区検察局は、この事件に関する捜査を始めました。しかし、1年以上経っても、サミュエル・ハーレルの死では誰も起訴されておらず、暴行に関係した看守たちは今も同刑務所で働いています。ハーレルの父親サミュエル・ハーレル・シニアと妹のセリッサに、彼らが看守たちに「他の市民が課せられるのと同じ責任」を求める理由について聞きます。また、刑務所でのボディカメラの使用、誤解の軽減と精神疾患患者への対応について看守へのもっとましな訓練、これらを彼らがどのように要請していくのかについて話を聞きましょう。

  • ロスアラモス国立研究所の本拠地で、核時代の発祥の地であるニューメキシコ州から放送しています。第二次大戦で使用された原子爆弾はこの場所で設計・開発されました。現在もここは、米国が所有するすべての核兵器を設計する2つの研究施設のうちの1つです。本日4月26日は、今でも史上最悪の核災害といわれる、旧ソビエト連邦のウクライナで起こったチェルノブイリ原子力発電所事故から30周年に当たります。この事故で大量の放射性降下物がロシア、ベラルーシ、ヨーロッパの広範囲に降下しました。チェルノブイリ周辺に住む5万人の住民は退避させられ、この地方の広大な地域が居住不可能になりました。このチェルノブイリ原発事故と、日本で5年前の2011年3月に起こった福島第一原子力発電所事故が遺したものは、特にこの米国南西部と西部の住民にとっては他人事ではありません。もう1つの研究施設はカリフォルニア州のローレンス・リバモア国立研究所の中にあります。番組では最近、リバモア市の住民で、市民団体トライバレー・ケアーズ(Tri-Valley CAREs:放射能環境に反対するコミュニティ)の代表を務めるマリリア・ケリーにインタビューしました。同団体は、「核の説明責任追及連合」(Alliance for Nuclear Accountability)と連携して、新たな報告書Trillion Dollar Trainwreck: Out-of-control U.S. nuclear weapons programs accelerate spending, proliferation, health and safety risks(『1兆ドルの大惨事:米国の制御不能の核兵器計画が財政支出、核の拡散、健康と安全の危機をさらに拡大させる』)を発表したばかりです。

    ☆このセグメントは、2016年度学生字幕翻訳コンテストの課題に取り上げられています。→  http://democracynow.jp/contest/

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