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2016年4月25日(月)

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  • オバマ大統領はこのほど、特殊作戦軍の兵士250人のシリアへの増員計画を宣言しました。同国に駐留する米軍の規模はこれで2倍近くとなります。オバマ政権はこの数日前には、自称「イスラム国」との戦闘を支援するため、イラクに217人の兵士を増員することを明らかにしたばかりでした。イラクとシリアでの存在を米国が拡大しつつある中、新著The Killing of Osama bin Laden(『ウサマ・ビンラディン殺害』)を出版したばかりの伝説的調査ジャーナリスト、セイモア・ハーシュに話を聞きます。ハーシュは同書の序文にこう記しています。「9・11の攻撃から15年が経った現在、オバマが外交政策で、前大統領の始めた対テロ世界戦争の核心的な要素の多くを引き継いでいることは明らかとなった。暗殺や無人機による攻撃、特殊部隊への過度の依存、秘密作戦などのほか、アフガニスタンでは米軍の地上部隊を戦闘に使うことも続けられている。そしてブッシュやチェイニーの時代と同じく、テロとの戦いでは、勝利はおろか、いかなる前進さえ実現されていない」

  • 伝説的調査ジャーナリスト、セイモア・ハーシュが、2016年大統領選候補の外交政策について論じます。「誰に投票するかといったことは、政治的リーダーではない私が言うことではありません」とハーシュは語ります。「しかし何かしら驚嘆すべきことがこの国で起こりつつあるということは言えるでしょう。今回初めて、サンダースを支持する多くの人にとって、クリントンの支持に回ることは耐え難いことになるだろうと私は強く感じています。(中略)アメリカ中の若者たちが一丸となり、人種やそのほかの違いを超え、現在のシステムにはもううんざりだと訴えているのです」

  • ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストのセイモア・ハーシュは、2013年8月にダマスカス郊外のグータで起こり、シリアの民間人数百人が殺された化学兵器による凄惨な攻撃について、これを行ったのがバッシャール・アサド政権であるというオバマ政権の主張を退けます。「犯罪が起こったことは事実です」とハーシュは語ります。「サリンは確かに使われました。(中略)しかし私たちはシリア政権だけを悪者と決めつけました。しかし米国政府の内部には、過激派組織がサリンガスの製造に必要な化学物質をトルコとサウジから入手していることを記した高官向けのCIA報告書が存在していたのです」。ハーシュは新著で、シリア内戦で戦闘を繰り広げる軍事組織のヌスラ戦線が「サリン製造の原理を習得し、これを大量製造する能力を備えていた」と記しています。

  • ウサマ・ビンラディン殺害をもたらした急襲作戦から5月で満5年となります。新著The Killing of Osama bin Laden(『ウサマ・ビンラディン殺害』)について伝説的な調査ジャーナリストのセイモア・ハーシュに話を聞きます。ハーシュは同書で、ビンラディンがいかに発見され殺害されたかに関する米国の公式見解は疑わしく、ビンラディンは2006年にパキスタンによって拘束され、サウジアラビアの援助の下で囚人となっていたのだと議論します。ハーシュはさらに、米国がアボタバードのビンラディンの邸宅を急襲し、パキスタンは知らなかったことにするという密約を米国とパキスタンが結んでいた可能性も示唆しています。

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