トランプ大統領が気候変動抑制のための画期的な国際協定から米国は離脱すると表明したと同じ日、総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプラインに石油が流れ始めました。トランプは、就任後初めての環境政策の1つとして、キーストーンXLパイプラインとともにダコタ・アクセス・パイプライン(DAPL)にも稼働許可を出しました。DAPLに対しては、スタンディングロック・スー族をはじめ、全米各地の何百もの先住民部族や先住民でない支持者たちまで幅広い抵抗運動が展開されました。アントニア・ユハス記者による新たな調査によって、民間傭兵会社タイガースワンが、どのように先住民が率いる運動に対し、軍事スタイルの広範な対テロ活動を行ったかが明らかにされました。報道サイト『グリスト』と『リビール』に発表された彼女の記事の見出しは"Paramilitary security tracked and targeted #noDAPL activists as 'jihadists,' docs show" (「準軍組織の警備隊が#noDAP活動家をジハーディストとして追跡し、狙い撃ちに」)です。