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2016年4月14日(木)

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  • 4月14日の夜ブルックリンで開催されるヒラリー・クリントン元国務長官とバーニー・サンダース上院議員の討論会では、イスラエル・パレスチナ紛争問題が論点になるとみられています。19日に大統領選予備選が行われるニューヨーク州は、イスラエル以外では世界でユダヤ人人口が最も多い地域です。サンダース議員は先日、ニューヨーク・デイリーニュース紙の編集委員会とのインタビューで、イスラエルのガザへの攻撃で市民1万人が犠牲になったと誤った数字を使った発言をし話題になりました。サンダースは「正確な数は覚えていないが、私の記憶によればガザでは1万人以上の無実の市民が犠牲になった。そうではありませんか?」と発言しました。国連は、実際の市民の犠牲者数は少なくとも1473人と見積もっています。先週、元駐米イスラエル大使で現在はイスラエル国会議員でもあるマイケル・オレンは、バーニー・サンダースはイスラエルに謝罪すべきだと発言しました。オレン元大使は、サンダースの発言を「血の中傷」だと非難しています。「血の中傷」とは、ユダヤ人は子どもを殺しその血を宗教的儀式に使用するという、数百年前からユダヤ人迫害の口実として使われた迷信のことです。先日のCNNのインタビューでサンダースは、イスラエルはガザへ「過剰反応」をしていると語りました。一方クリントンは、イスラエルの政策を支持し「自国が攻撃されて、市民に対しミサイルが次々と撃ち込まれ、自国の兵士が攻撃を受ければ、反応するしかありません」と語っています。

  • オレゴン州の連邦裁判所判事は、化石燃料による排出削減について必要な対策を講じなかったとして、米国政府が訴えられた歴史的裁判で、原告の訴えを却下するよう求める米政府に対してその試みを拒否しました。同裁判は、「我々の子供たちのトラスト」(Our Children’s Trust)が、21歳未満の若者21人の代理人として起こした訴訟です。訴状の中で彼らは、連邦政府は化石燃料の開発、生産及び燃焼を可能にし続けたことで、生命、自由及び財産について憲法で定められた彼らの権利を侵害したと主張しています。判決文の中でトーマス・コフィン判事は「訴状にある申し立てを信じるなら、排出規制を行わなかったことで、憲法で保証されている公衆衛生への権利を大きく危険に晒したことになる」と記しました。原告となった15歳の高校生アージ・パイパーと、訴訟をおこした「我々の子供たちのトラスト」事務局長で法律顧問のジュリア・オルソンに話を聞きます。

  • スタンフォード大学では学生が、様々なバックグラウンドの教授を採用するよう求めています。スタンフォード大の教授は73パーセントが白人で、73パーセントが男性ですが、学部の学生は半分以上が非白人です。多様性を求める学生らの「教壇に立つのは誰?」(Who’s Teaching Us?)運動は、同校の「アジア系米国人活動委員会」(Asian American Activism Committee)の2014年の活動から派生したもので、メンターとして学生からの信頼の厚かった性的少数者のアジア系米国人研究者が同校英文学部からテニュア(終身雇用資格)を拒否されたことから始まりました。以来、この運動は有色人種および社会的少数派の学生全てへの広がりを見せています。「教壇に立つのは誰?」は先日、大学当局へ「25の要求リスト」を提出しました。そのリストは教授陣とカリキュラムのの多様性、居住空間及びその他のプログラムにおける有色人種学生の希望を満たすこと、そして社会的少数派のコミュニティを傷つける企業への投資撤収を含みます。スタンフォード大学の学生マヤ・オデルと、カリフォルニア州サンタクララ郡で上級裁判所判事を19年務めた後、引退したラドリス・コーデルに話を聞きます。コーデルは元スタンフォード大法学部副学部長で、同校副学長も務めました。

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