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2016年4月4日(月)

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  • ウィスコンシン州の予備選を数日後にひかえ、民主党大統領候補の指名獲得を目指すヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースが先週末、化石燃料業界のロビイストがクリントンの選挙活動を資金援助しているかをめぐって論争を繰り広げました。この問題は、ニューヨーク州立大学パーチェス校で木曜日に行われた選挙集会でグリーンピースの活動家エバ・レスニック=デイがクリントンに質問しているビデオが明らかになった後、注目を集めることとなりました。レスニック=デイは、石油・ガス・石炭業界のロビイストや重役からの将来の寄付を拒否することを大統領候補者に誓わせるグリーンピースのキャンペーンに取り組んで来ました。「これらのロビイストの仕事は、今後の政策に影響を与えるためにクリントン上院議員と関係を作ることです。選挙活動で彼女に資金をわたすことで、彼らは明らかに影響を及ぼそうとしています」とレスニック=デイは語ります。「民主主義はこんな風に機能すべきものではありません」。クリントンに真っ向から向き合ったグリーンピースの民主主義オルガナイザー、レスニック=デイをゲストに迎えます。

  • グリーンピースの新しい報告によれば、ヒラリー・クリントンの大統領選挙事務所とその支援団体であるスーパーPAC(特別政治活動委員会)は、化石燃料業界のロビイストから13万8,400ドル、バンドラーと呼ばれる政治資金集め役から132万7,210ドルを受け取っており、総額では450万ドルを超す資金を化石燃料業界とつながりのあるロビイスト、バンドラー、大口支援者から受け取ったとされます。クリントン自身は、化石燃料企業で働く複数の個人からあわせて約33万ドルを受け取っただけで、これは彼女の選挙運動資金の0.2パーセント程度だと主張しています。グリーンピースの調査専門家で、化石燃料ロビイストによるクリントン陣営への資金提供について調査を主導しているチャーリー・クレイと、選挙集会でクリントンに挑んだグリーンピースの民主運動オルガナイザー、エバ・レスニック=デイに話を聞きましょう。

  • 4月後半に予定されているニューヨーク州予備選に先立ち、ヒラリー・クリントン前国務長官、バーモント州選出バーニー・サンダース上院議員の両陣営は3月31日、ニューヨーク州で選挙集会を開きました。サウス・ブロンクス地区にあるセント・マリー公園で開かれたサンダースの集会には16,000人以上が集まりました。この地域で大統領候補が選挙運動を行うのは数十年ぶりのことです。サンダースはブルックリン出身であることを強調、映画監督のスパイク・リーと女優のロザリオ・ドーソンが彼の脇を固めました。ドーソンに集会のあとで話を聞きました。「私がバーニー・サンダースを支持するのは、彼がフラッキングを否定するからです。すべての人を対象にしたシングルペイヤー方式の医療保険がぜひとも必要だから支持するのです。これは夢物語なんかじゃないんです。世界中で、しかもきわめて肯定的に実施されています。世界は社会民主主義なんです」とドーソンは語ります。

  • 米国でも最も厳しいとされる投票制限が施行されているウィスコンシン州で、有権者は4月5日に行われる民主党および共和党の予備選に向かいます。規制が強く、異論のあるウィスコンシン州の投票者ID法によって約30万人の登録有権者が投票できなくなる恐れがあります。ウィスコンシン州が新たに厳格化した要件によれば、投票するためには政府が発行した写真つき身分証明書を提示しなければなりません。支持者たちはこの法律が不正を防ぐと言いますが、批評家の指摘によれば、ウィスコンシン州の有権者の9パーセントが投票権を剥奪され、その内訳は圧倒的に貧困層と有色人種となる恐れがあります。この投票者ID法は、2011年以降、ウィスコンシン州の共和党によって通過した新たな投票制限のひとつに過ぎません。州議会は夜間と週末の事前投票も廃止しており、草の根団体による投票登録推進運動もほぼ不可能になりました。Give Us the Ballot: The Modern Struggle for Voting Rights in America(『我々に投票権を:米国の投票権を求める近代の闘い』)の著者で、最近ネイション誌に「ウィスコンシン州の投票者ID法は30万人から投票を奪う可能性」という記事を書いたアリ・バーマンに話を聞きましょう。

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