デイリーニュース

  • 数百万人がムバラクに抗議:デモクラシー・ナウ!のシャリフ・アブドゥル・クドゥースが大規模デモのタハリール広場から生中継

    エジプトで前代未聞の民衆蜂起が始まってから1週間後、軍による夜間外出禁止令を無視し、同国の政権交代を求めて2百万人以上の人々がカイロのタハリール広場に押し寄せました。エジプト軍は武力行使をしないことを宣言し、人々の“正当な不満”を認めました。タハリール広場にいるデモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースから生中継で話を聞きます。クドウスは言います。「膨大な数の人々の中に立っています。彼らは声をそろえてムバラク大統領の退陣を求めています」。

    dailynews date: 
    2011/2/1(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「女性や少女たちも少年たちと路上にある」:エジプトのフェミニスト、ナワル・エル・サーダウィが語る

    著名なフェミニストで人権活動家のナワル・エル・サーダウィは、政治犯として長年エジプトを離れていました。現在はカイロに戻ってきている彼女が番組に出演し、ここ7日間で起こった前代未聞の抗議運動での女性の果たしている役割について話を聞きました。「女性と少女たちも少年たちと路上にいます。わたしたちは政治、自由、平等、真の民主主義、新憲法、そして男女差別やイスラム教徒とキリスト教間の差別の撤廃、システムの変革を求めています。真の民主主義を求めています」。

    dailynews date: 
    2011/1/31(Mon)
    記事番号: 
    4
  • メイドインUSA:エジプト政権の催涙ガス、戦車、ヘリ、銃、戦闘機は米国防総省が提供する米国製

    米国は過去数十年において、数十億ドル規模の軍事支援をエジプトに行ってきました。ロッキード・マーティン社、ボーイング社、そしてゼネラルエレクトリック社は戦車やミサイル、エンジンその他をムバラク政権に提供しています。大規模な民衆蜂起が起こっている現在も、オバマ政権が援助計画の見直しを発表するなか、米国の対外援助費は依然としてエジプトに流れ込んでいます。Prophets of War: Lockheed Martin and the Making of the Military-Industrial Complex(『戦争の予言者:ロッキード・マーティンと軍産複合体の形成』)の著者ウィリアム・ハートゥングと、ジョージタウン大学でアラブ政治を教えるサメル・シェハタ准教授に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2011/1/31(Mon)
    記事番号: 
    3
  • エジプトの暴動の背景には弾圧と貧困がある

    エジプトの現在の状況は、米国にとってはエジプト国民を支援する大きな機会となる可能性があります。しかし、オバマ政権からは、ホスニ・ムバラク大統領の退陣を求める公式な発言はありません。ジョージタウン大学でアラブ政治を教えるサメル・シェハタ准教授に、米国の支援をうけているムバラク政権について、そして現在も続く抗議行動の背景にある記録的なインフレと貧困について話を聞きました。「2004年から現在にかけて、エジプト政府と政府による改革は、ワシントンで世界銀行やIMF、それに米国当局によって賞賛されていました」とシェハタは語りました。「しかし明らかにされてこなかったのは、現実に生きる国民、普通の人々の生活のレベルで起きていた事実です」。

    dailynews date: 
    2011/1/31(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 抗議行動は激しさを増している:DN!のシャリフ・アブドゥル・クドゥースがエジプトから報告

    エジプトで発生している大規模な抗議デモは7日目に突入しましたが、何万人もの人々がカイロのタハリール広場に詰めかけています。デモ隊はホスニ・ムバラク大統領が辞任するまで抗議を続けるとしています。ゼネストが31日に呼びかけられた一方で、2月1日のmillion man march(「百万人大行進」)の準備も進められています。デモクラシー・ナウ!のシニアプロデューサーで、現在カイロで取材を行っているシャリフ・アブドゥル・クドゥースに話を聞きました。「この民衆蜂起は社会の全階層を巻き込んだものです。上手く説明するのは難しいですが、国民はムバラク大統領にウンザリしています。国民はムバラクを嫌い、退陣を求めています。大統領が立ち去るまで、国民がカイロの街頭、エジプトの街頭から姿を消すことはないでしょう」。

    dailynews date: 
    2011/1/31(Mon)
    記事番号: 
    1
  • インドの人権活動家ビナヤク・セン医師の保釈を求める世界的な声

    インドで最も有名な政治囚を保釈して刑の執行を一時停止するか否かの審問がインドの最高裁判所で始まります。先月、第一審はこの著名な医師で人権活動家のビナヤク・セン医師に埃をかぶった植民地時代の扇動法に基づきたいへん厳しい終身刑を言い渡しました。セン氏と他2人の被告人は、違法の毛沢東主義者グループを援助したとして中央インドにあるチャッティースガルの裁判所で扇動および共同謀議罪で有罪とされたのです。今週末にはセン博士の支持者たちが有罪判決に反対する世界同日行動を計画しています。デモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマトがチャッティースガルに飛び、セン博士への狙い撃ちとこの有罪判決の裏にあるものを報告します。
    ★ DVD 2011年度 第1巻 「巨大市場インド」に収録・DVD 限定版

    dailynews date: 
    2011/1/28(Fri)
    記事番号: 
    3
  • フアン・コール 「エジプトは軍人皇帝時代のローマ」

    ホスニ・ムバラクの30年に及ぶ長期政権に対する前代未聞の抗議行動は、4日目の今日も大変な数の人々がエジプト全土で街頭に繰り出す事態になっています。ミシガン大学の歴史学教授フアン・コールに話を聞きます。「アラブ世界ではここ30年、比較的世俗的なアラブ民族主義政権が続いてきた。それらが次第に硬直化してきた」とコールは言います。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/1/28(Fri)
    記事番号: 
    2
  • エジプトの民衆蜂起 「ムバラク体制は未曽有の民衆抗議に直面」

    エジプト全土で再び民衆の抗議が沸き起こりました。これまでで最大の最も広がりを見せている反政府デモです。数十万の人々がカイロやアレクサンドリア、スエズ、マンスーラ、シャルキアなど各地で集結し、かつてない民衆の抗議を繰り広げています。国家の治安部隊との激しい衝突も起こっています。大規模な鎮圧の中での抗議です。政府はデモの計画を妨害できるかもしれないと期待して、インターネットや携帯電話、SMSサービスを遮断しました。カイロから、エジプトの日刊紙「アルマスリ・アルヨウム」の編集者アフマド・ショクルの話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/1/28(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ツーソンからバージニア工科大学まで: 乱射事件の生存者、銃規制を訴え

    2007年のバージニア工科大学乱射事件では32人が死亡し、ツーソンでのガブリエル・ギフォーズ下院議員襲撃事件では6人が死亡。米国では毎日34人が銃弾で命を落としています。 けれども、オバマ大統領は、25日の年頭教書演説で銃規制について、一言も触れませんでした。 ホワイトハウスの顧問団は、アリゾナの狙撃事件の容疑者ジャレッド・ロフナーのような精神的に不安定な人間が身元調べなしに攻撃用武器を購入出来る現在の法律を、厳格化するための新たな規制案がまもなく明らかにされると言っています。 バージニア工科大学狙撃殺傷事件の生存者の一人、コリン・ゴッダードは、回復して学位取得後、全米最大の銃規制団体、ブレイディ・キャンペーン(Brady Campaign to Prevent Gun Violence)で働くことに決意めました。サンダンス映画祭で初公開された新作ドキュメンタリーLiving for 32(『32人のために生きる』) ではゴダードの物語が語られています。番組ではまた、元ソルトレークシティ市長ロッキー・アンダーソンに、26日にユタ州下院議会で可決した、ブラウニングM1911というピストルを公式な州の銃にするという法案について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/1/27(Thu)
    記事番号: 
    4
  • エジプト系アメリカ人活動家: ヒラリー・クリントンは、エジプト人抗議者に向けて使用された催涙ガス、タンク、手榴弾が米国製であることに触れていない

    26日エジプトのカイロの街頭で、抗議を行う人々は、催涙ガスや放水砲にさらされ、治安部隊に殴打されました。 多数のジャーナリストを含む、1200人もの人々が逮捕されました。 25日以来、6人が死亡したという報道もあります。 そんななか、ヒラリー・クリントン国務長官は、エジプト政府を批判することなく、全関係者に暴力を避けるよう訴えるとともに、エジプトの政情は安定していたこと、エジプト人は抗議を行う権利をもつと述べるにとどまりました。 エジプト系アメリカ人活動家で作家の、モスタファ・オマールに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/1/27(Thu)
    記事番号: 
    3

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