米国によるプエルトリコ占領から109年が過ぎた今も、プエルトリコの政治的独立性や、米軍の駐留、米国企業の進出に関しての論議が続いています。1917年以来、プエルトリコ人には米国の市民権が与えられています。しかし一方でプエルトリコ島住民は、大統領選挙にも米国議会議員選挙にも投票できません。今日は、プエルトリコ人の声を代表する2人に話を聞きます。フォトジャーナリストで活動家のフランク・エスパダは、米国各地に移住したプエルトリコ人らを数十年にわたって記録に収め続け、また米国での公民権運動を追ってきました。フランクの息子マーティン・エスパダは著名な詩人で、マサチューセッツ州立大学アマースト校の教授でもあります。