米上院情報委員会は、2016年大統領選挙へのロシア介入疑惑の調査の一環として、同選挙で緑の党の大統領候補だったジル・ステインに対し、文書の提出を求めました。ノース・カロライナ州選出の共和党議員であるリチャード・バー委員長は18日、「ロシアとの癒着」の可能性を調査中だと述べました。報道によりますと、委員会が注目したのは、スタインが2015年にモスクワでロシアの国営TV放送ネットワークRT主催のディナーに出席したことです。スタインはウラジミール・プーチン大統領と同じテーブルに座っていました。テーブルには、後にトランプ大統領の国家安全保障問題担当補佐官になったマイケル・フリンも同席していました。フリンは、その後、ロシアの選挙干渉疑惑を捜査する特別検察官ロバート・ムラーとの司法取引に応じ捜査協力の姿勢に転じています。フリンはロシアの駐米大使と複数回接触したことについてFBIに虚偽の供述をした罪を認めています。緑の党の2016年大統領選挙候補であったジル・ステインと話します。