米国では動物実験が急増しています。農務省の報告によれば、2016年の一年だけで、6万1千頭の犬が米国内の実験で使用され、その他の動物も含めると82万頭が実験のために使用されました。調査報道サイトの『インターセプト』は、米国内で動物実験を唯一の目的として犬を飼育する、規制が少なく利益が大きい業界について大掛かりな調査を行いました。調査は、実験施設にビーグル犬を販売する三大企業の一つであるリドグラン・ファームズ社のおぞましい実態を明らかにしました。リオデジャネイロにいる『インターセプト』のグレン・グリンウォルドから詳しくききます。彼の徹底調査のタイトルは、"Bred to Suffer: Inside the Barbaric U.S. Industry of Dog Experimentation”(「苦しむために育てられる:米国の野蛮な犬実験産業の内幕」です。