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2016年4月1日(金)

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  • 最低賃金の15ドルへの引き上げを求める「ファイト・フォー・15」(Fight for 15)運動が歴史的勝利を収めました。米国人労働者にとっての史上最大の賃上げとも言われています。500万人にのぼる労働者の賃金がこれで、大幅に引き上げられることになります。カリフォルニア州とニューヨーク市は相次いで、最低賃金を数年以内に時給15ドルに引き上げる計画を明らかにしました。カリフォルニア州議会は木曜日、最低賃金を毎年段階的に引き上げ、2022年までに時給15ドルとすることを決議しました。またニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、ニューヨーク市の最低賃金を2018年末までに15ドルに引き上げる予算案で合意したと宣言しました。「ニューヨーク市のマクドナルドの従業員数人が始めたたった一度のストライキをきっかけに、運動が3年であっという間に全米に広がったのは注目すべきことです」とデモクラシー・ナウ!共同司会者のフアン・ゴンザレスは語ります。「連邦最低賃金では暮らしていけない米国人が大勢いる以上、運動はこれからも広がり続けていくでしょう」。

  • シェレル・ボールドウィンがデモクラシー・ナウ!の独占インタビューに応じました。彼女を虐待していた元交際相手ジェフェリー・ブラウンの死に関してコネチカット州の陪審員から無罪判決を勝ち得た後の初めての会見です。裁判所の証拠記録によると、ブラウンはボールドウィンに脅迫を繰り返し、彼女のクレジットカードや現金を奪い、彼らの息子に会いに行った際に暴力を振るったりしていました。ボールドウィンはとうとう裁判所に訴え、脅迫、嫌がらせ、面会時の暴力を禁じる命令を勝ち取りましたが、ブラウンはボールドウィンに脅迫的な文書メッセージを送り続けました。そして、ボールドウィンの証言に基づいた警察の宣誓供述書によると、ブラウンは彼女の自宅に現れ、窓へよじ登って侵入し、彼女を襲い、彼のベルトで彼女の首をしめました。ボールドウィンは逃げて、かろうじて自分の車の中に入りましたが、ブラウンも追ってきて再び彼女の首を絞めました。次に起きたことは、ボールドウィン自身にも思い出せませんが、警察が到着して発見したのは、骨折し、地面に横たわっていたボールドウィンと、ガレージの壁と車の間に挟まれて死亡していたブラウンでした。最終的にボールドウィンは、殺人の罪で逮捕されました。この事件以来、ボールドウィンは100万ドルの保釈金を設定され、約3年間を刑務所で過ごしました。2015年の初公判は、陪審員の意見が一致せず採決不能を宣言しました。検察当局が再度設定した審判は3月31日、ボールドウィンの母親がデモクラシー・ナウ!に出演してから数時間後に陪審員の評決に至りました。この訴訟は、黒人女性が家庭内暴力から自身を守ろうとした際に、刑務所に入れられるケースが不釣合い多いことを示す好例として、全国の家庭内暴力に対処する組織の注目を集めました。「手紙をいただいた時に私は泣きました。たくさんの女性が、それぞれの経験、どのように私と同じような立場だったのかを話してくれました。こんなに多くの女性がこれを体験していたなんて知りませんでした。特に、若い子の手紙には、とても心を打たれました。こんなに多くの人から支援を受けていたことを、私自身は知りもしなかったのです。このことが、刑務所に入れられていた間、多きな支えになりました」とボールドウィンは話します。本日は、ボールドウィンの母親シンシア・ロングと彼女の弁護人マイルズ・ゲレティにも話を聞きます。

  • イエメンの反体制派組織フーシに対し、米国の支援を受けたサウジアラビア主導の軍事攻撃が始まってから丸一年がたち、イエメンでは今週、 何十万人もの人が抗議の街頭デモを繰り広げました。参加者によると今回のデモは、2011年にアリ・アブドラ・サーレハ首相を辞職に追い込んだ大規模デモ以来の最大のものでした。イエメンでは昨年3月以降、6000人以上の人が殺害され、その半数が一般市民でした。「私たちの学校や大学、病院や診療所、サッカー場、遊び場に米国製の爆弾が落とされているのに、なぜ世界的な非難が起こらないのか、とイエメンの人々は私に訴えます」と、ヒューマンライツウォッチの中東・北アフリカ課代表のサラ・リー・ウィトソンは話します。彼女が最近ロサンゼルス・タイム紙に寄稿した記事は、"The U.S. is quietly helping Saudi Arabia wage a devastating aerial campaign in Yemen"(イエメンでの破壊的な空爆を繰り広げるサウジアラビアを、米国はこっそり支援)という標題です。一方、米国はイエメン南部でアルカイダへの空襲を遂行し、14人を殺害しました。彼らは、地元の人々によれば、戦闘員と疑われていました。ベイルートにあるカーネギー中東センターの客員教授ファレア・アル=ムスリミからも話を聞きます。彼は、サナの戦略研究センターの共同創設者で、会長です。彼は、2013年に米国の無人機秘密プログラムに関して、上院司法委員会の審問で証言しました。

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