デイリーニュース

米デンバーで民主党大会が開幕するのにあわせ、ハーパーズ誌の発行人リック・マッカーサーに新著『あなたは大統領になれない』について話を聞きました。マッカーサーは、米国人ならば誰でも大統領になることができるという一般通念は「草の根からわきあがり、広くゆきわたった真の大衆民主主義が、政治的にも経済的にも、米国には実際に存在しているという破滅的な国民的思い込み」を強固にするだけであり、そう考えることは、サンタクロースが実在すると信じることと同じだと述べます。 ★ 字幕動画はこちら

反戦イラク帰還兵の会（IVAW）は25 日、バラク・オバマ上院議員の民主党全国選挙運動本部に同会の３つの要点を承認することを求める手紙を送りました。３つの要点は、イラクからの全ての占領軍の即時撤退、帰還兵と退役軍人への十分な医療ケアと社会保障の確立、米国の戦争行為と占領によって破壊をもたらされたイラク人への補償を求めています。デンバーで先週末、エイミーグッドマンはIVAWのメンバーで５年間軍務を行った米軍軍曹のマティス・シルーと話しました。シルーは数ヶ月前に、訴追される恐れがありながらイラクへの赴任を公的に拒否しました。

25日、２008年民主党年次全国大会がデンバーのペプシ・センターで始まりました。大会会場から演説のハイライトを放送すると同時に、会場外の抗議行動を密着取材しているアイ・ウィットネス・ビデオのエイリーン・クランシーと共にデンバー市の通りの大規模なセキュリティシステムを見ていきます。

民主党は「変化はすぐそこまで来ている」という巨大な横断幕を掲げて結集していますが、いくつかの重要課題については多くの疑問点があり、そのためにデンバーにはたくさんの抗議者が集まっています。ペプシ・センターで取材を続けているデモクラシー・ナウ！特派員のジェレミー・スケイヒルが、カール・レビン上院議員および、チャールズ・ランジェル、マキシーン・ウォーターズ、デニス・クシニッチら各上院議員に、イラク戦争とオバマの外交政策チーム、弾劾、死刑制度などコーポレート・メディアが取り上げない質問について聞きました。