ニカラグアでは4月半ばから反政府運動が全国に広まっており、先週末少なくとも5人の死者がでました。ニカラグア政府が4月半ばに社会保障の見直しと縮小を発表して以来、ダニエル・オルテガ大統領の辞任を求める抗議活動が広範囲で行われ、110人以上が殺害されています。抗議運動と犠牲も厭わない政府による弾圧は、オルテガ政権11年間の中でも最大の危機となっています。本日は3人のゲストを迎えます。ナイジェリアのアブージャより元ニカラグア国連大使で、サンディニスタ政権時代の1979~90年にはニカラグアの外務省事務総長も務めたアレハンドロ・ベンダーニャに、ニカラグアのマナグアで抗議運動の先頭に立つ人権保護活動家のモニカ・ロペス=バルトダーノ、そして「代替政策を目指す開発グループ」(Development Group for Alternative Policies)のスティーブン・ヘリンジャー理事長にも話を聞きます。