デイリーニュース

  • 朝鮮半島の新たな日 クリスティーン・アンが非核化の約束と新和平交渉を称賛

    ドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は6月12日、シンガポールで開かれた歴史的な首脳会談で、お互いの通訳だけが同席した非公開の2時間の会談を行いました。トランプと金は、会談後の共同声明の中で、朝鮮戦争で戦争捕虜となったまたは戦闘中に行方不明になった米軍兵士の遺体の捜索を約束しました。この約束は、両首脳が朝鮮半島の完全非核化を目指すことを約束した歴史的な会談後に、両首脳によってまとめられた4つの計画の中の1つでした。朝鮮戦争終結のために女性たちを動員する国際的な運動「非武装地帯の両側の女たち」(Women Cross DMZ)の創設者で国際コーディネーターのクリスティーン・アンに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 金正恩との歴史的な首脳会談でトランプが朝鮮半島の「挑発的な」戦争ゲームの終結を約束

    ドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、朝鮮半島の完全非核化を目指すことを約束して歴史的な首脳会談を終えました。トランプ大統領は、米国と韓国の戦争ゲームの終結も発表しました。今回の首脳会談は、米国の現職大統領と北朝鮮の指導者との史上初の会談でした。シンガポールから調査報道ジャーナリストのティム・シャーロックに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • マイケル・エリック・ダイソンに聞く NFLの抗議 マルコム・ジェンキンス 人種問題について米国の黒人に耳を傾けるということ

    トランプ大統領は先週、スーパーボウルを制したフィラデルフィア・イーグルスのホワイトハウス訪問を突然キャンセルし、「国歌演奏中にロッカールームから出てこないのは、膝をつくのと同じくらい、私たちの国への敬意を欠いている。悪いけど!」とツイートしました。2017年のシーズン中、イーグルスの選手で国歌斉唱中に膝をついた選手は一人もいませんでしたが、セイフティ(守備ポジション)のマルコム・ジェンキンスが国歌斉唱中にこぶしを振り上げたことが抗議行動を最も印象づけるイメージの一つとして定着していました。ジェンキンスは先週、ロッカールームで、チームのホワイトハウス訪問がキャンセルされたことについて報道陣に質問され、一連のメッセージ・ボードを無言で掲げました。政治アナリスト、作家でもあるマイケル・エリック・ダイソン教授に話を聞きます。新著はWhat Truth Sounds Like: Robert F. Kennedy, James Baldwin, and Our Unfinished Conversation About Race in America(『真実の響き:ロバート・F・ケネディ、ジェームズ・ボールドウィン、米国の人種をめぐる未完の会話』)です。

    dailynews date: 
    2018/6/11(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「真実の響き」 新著出版のマイケル・エリック・ダイソンに聞く ロバート・F・ケネディ ジェームズ・ボールドウィン 米国の人種問題

    ロバート・F・ケネディ暗殺から今月で50年になります。1968年の大統領選に立候補したロバート・F・ケネディは、カリフォルニア州民主党予備選に勝利して支持を大きく伸ばした直後の6月5日、銃撃により死亡しました。ちょうどその2カ月前にマーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺されています。その5年前には兄のジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されています。ジョージタウン大学のマイケル・エリック・ダイソン教授に話を聞きます。新著What Truth Sounds Like: Robert F. Kennedy, James Baldwin, and Our Unfinished Conversation About Race in America(『真実の響き:ロバート・F・ケネディ、ジェームズ・ボールドウィン、米国の人種をめぐる未完の会話』)で、公民権の問題をめぐる故ロバート・ケネディの個人的な成長に注目しました。

    dailynews date: 
    2018/6/11(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 1日に123人が死亡 米国で上昇する自殺率 公衆衛生の危機に迫る

    米国の自殺率がここ20年で25パーセント上昇したことが疫病予防管理センターの新たな報告で明らかになりました。上昇率が最も高かったのは、1999年と比べて57パーセントの上昇を示したノースダコタ州です。自殺は米国で10番目に多い死因となっています。本日はJ・ジョン・マン医師を招き、公衆衛生の危機について話をします。マン医師はコロンビア大学の精神医学の教授で、ニューヨーク州立精神医学研究所の部門別総監を務めています。国際自殺研究アカデミーと全米自殺防止財団の会長を努めたこともあります。

    dailynews date: 
    2018/6/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • キャシー・ケリー:アフガニスタンの和平の実現には貧困 失業 飢餓への対処が先決

    アフガニスタンのアシュラフ・ガ二―大統領はタリバンとの間で6月20日まで無条件で休戦すると発表しました。この発表の前には、アフガニスタンのイスラム聖職者たちが自爆攻撃に反対する「ファトワ」(宗教令)を発表しています。これは4日にカブールで開催された聖職者和平会議で集まった人々が襲撃され、14人が死亡し、ISISが犯行声明を出した事件を受けたものです。BBCの報道によれば、トランプ大統領が昨年8月にアフガニスタン戦略を発表し、駐留米軍を増加して以来、アメリカ空軍による爆撃の数が激増しています。交戦規定の変更によって米軍はタリバンへの爆撃を行うことが簡単になりました。米国の軍事と経済の両面の戦争を終わらせる運動「ボイセズ・フォー・クリエイティブ・ノンバイオレンス」の共同コーディネーター、ケイティ・ケリーに話を聞きます。彼女は何度もアフガニスタンを訪れており、今週も帰国したところです。

    dailynews date: 
    2018/6/8(Fri)
    記事番号: 
    4
  • アンソニー・ボーデインはガザ訪問後 「パレスチナ人から人間の尊厳を剥奪した」と世界を非難

    有名シェフでテレビ司会者のアンソニー・ボーデインが自殺しました。61歳の彼は、CNNの番組「アンソニー世界を駆ける」の撮影で訪れていたフランスのストラスブールのホテルの部屋で死亡しているのが発見されました。この番組の一話で、ボーデインはガザ地区を訪れています。2014年には、ムスリム公共問題審議会(Muslim Public Affairs Council)から賞を授与されました。彼は受賞スピーチの中で、こう述べています。「世界はパレスチナ人に対し数多くの非道を働いてきましたが、その中で最も恥ずべきものは、パレスチナ人から人間としての扱いを奪ったことです」と語りました。

    dailynews date: 
    2018/6/8(Fri)
    記事番号: 
    3
  • イスラエル軍 加工動画を発表して殺されたパレスチナ人医療師ラザン・アル=ナジャールの中傷を図る

    ガザ地区では、何千人ものパレスチナ人がイスラエルによる封鎖に対し抗議を再開しました。3月30日にパレスチナ人の非暴力デモ「帰還のための大行進」(The Great March of Return)が始まって以来、イスラエル兵に殺害されたパレスチナ人は最低でも119人、負傷者は1万3000人を超えています。ちょうど1週間前、イスラエル軍が、ガサのパレスチナ人医療師ラザン・アル=ナジャールを射殺しました。彼女はイスラエルとの分離壁の近くで行われた抗議行動で負傷したパレスチナ人を助けて退避させているところでした。殺害された時、彼女は医療師であることを示す白衣をまとい医療スタッフの身分証明書を身につけていました。翌日ガザで行われた彼女の葬儀では、何千人もの人々が人が葬列に加わりました。彼女の殺害は世界中で怒りに火をつけました。今週に入り、イスラエル軍は狙撃兵は意図的にラザンを撃ったわけではないと発表しました。しかしイスラエル軍は7日に大幅に編集を施した動画を公表し、殺された医療師はイスラエルの狙撃兵に撃たれたときハマスのために「人間の盾」として行動していたと主張したため、多方面から批判を浴びています。ガザ出身のライターで活動家のムハンマド・シェハダに話を聞きます。彼はスウェーデンのルンド大学で開発学を学んでいます。

    dailynews date: 
    2018/6/8(Fri)
    記事番号: 
    2
  • スキャンダルが積み重なる中 プルーイット長官は環境保護庁を大改造して汚染産業と巨大企業を助ける

    環境保護庁(EPA)長官スコット・プルーイットは、辞任を求める声が高まる中で、またもや新たな倫理問題や公金使い込み疑惑の嵐に見舞われています。ワシントン・ポスト紙の7日の報道によると、プルーイット長官は、政府が350万ドルも使っている彼の身辺警備要員に、ドライクリーニングの受け取りを頼んだり、お気に入りの保湿化粧水を探させたりしていました。しかし連邦法は、公人が部下から贈り物を受け取ることを禁じており、無料奉仕も贈り物に含まれます。、一方で、プルーイットは引き続き、EPAの根本的な改造に邁進しています。ニューヨークタイムズ紙は本日(8日)、EPAが、市場に出回っている特に危険な化学物質について連邦政府が健康リスクと安全リスクを判定する方法を緩め、化学業界に大きな勝利を与えたと報じました。プルーイット長官は、EPAの規則制定プロセスの徹底改造と、オバマ政権時代の燃料効率基準強化の取り組みを緩めたことを非難されています。本日は、パブリック・シチズン代表ロバート・ウェイスマンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/8(Fri)
    記事番号: 
    1
  • メキシコの裁判所 行方不明の学生43人の新たな捜査を監督する「真実委員会」の設置を指示

    メキシコ連邦最高裁は、2014年のアヨツィナパ師範学校の学生43人が行方不明になった事件に対する政府の捜査を事実上、打ち切りとし新たな捜査の開始を指示しました。判事3人からなる審判団は6月4日、同事件の容疑者とされる数名の再審査の求めに対する判決をだしました。容疑者たちは、拷問により自白を強要されたと主張しています。これに対し審判団は満場一致で今回の事件に関する広範囲に渡る起訴は「迅速でも効果的でもなく、独立性を保つ公平なものではなかった」という判決を出しました。判事らはまた、メキシコ検事当局は重要な証拠を調べなかったとし、「メキシコ軍や連邦警察の一員による関与が疑われるのに、この方面への捜査を行った形跡はない」と記しています。アムネスティ・インターナショナルは今回の判決を、真実と正義への重要な進歩だと歓迎しています。メキシコの調査報道ジャーナリスト、アナベル・エルナンデスに更に詳しい話を聞きます。エルナンデス記者は新著The True Night of Iguala(『イグアラの夜の真実』)で、43人の学生らが行方不明になり大量虐殺されたとみられる事件へメキシコ軍兵士がいかに関与したかを明かしています。

    dailynews date: 
    2018/6/7(Thu)
    記事番号: 
    4

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