デイリーニュース

  • LGBTと医療活動家たちが警告:カバノーの任命は医療費負担適正化法の廃止につながる可能性

    抗議者たちは7月9日夜、ブレット・カバノーの連邦最高裁判所事候補指名に抗議して、最高裁の外に集まりました。活動家たちは、カバノー判事が承認されれば医療費負担適正化法(オバマケア)が廃止される可能性があると言います。「全米女性法律センター」(National Women’s Law Center)の代表権最高経営責任者であるファティマ・ゴス・グレーブスに、ワシントンDCから話を聞きます。ニューヨークからは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者のための全米最古で最大の法律組織「ラムダ・リーガル」(Lambda Legal)の最高経営責任者であるレイチェル・ティブンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/10(Tue)
    記事番号: 
    4
  • アメリカ自由人権協会のデビッド・コール:議員たちがブレット・カバノー判事に聞くべき重大な質問

    トランプ大統領が連邦最高裁判所の判事候補として指名したブレット・カバノーが承認されれば、公民権、環境規制、銃規制対策、投票権、そしてロー対ウエイド判決(中絶は合憲とする判決)を覆す可能性も含むリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する女性の自己決定権)にとっての大きな後退につながるかもしれません。ブレット・カバノーはさらに、現職大統領は犯罪または民事事件の捜査から守られるべきとも主張しています。アメリカ自由人権協会(ACLU)の全米法務部長で、ジョージタウン大学法律センターの法律と公共政策の教授であるデビット・コールに話を聞きます。彼の最新刊は、Engines of Liberty: The Power of Citizen Activists to Make Constitutional Law(『自由のエンジン:憲法を作る市民活動家の力』)です。

    dailynews date: 
    2018/7/10(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「女性にとって非常に恐ろしい時代」セシル・リチャーズが語るブレット・カバノーと「ロー対ウエイド判決」の今後

    トランプ大統領は、連邦最高裁判所のアンソニー・ケネディ判事の後任として、連邦控訴裁判所のブレット・カバノー判事を指名しました。トランプは大統領選期間中、ロー対ウエイド判決(中絶は合憲とする判決)を覆す判事のみを指名すると公約していました。ブレット・カバノー判事は2017年、連邦収容所に拘束されていた在留資格を持たない十代の女性の中絶の求めを却下しました。彼は、中絶を許可することは、道徳的に好ましくない何かに対して政府が「加担する」ことになると述べました。「米国家族計画連盟」(Planned Parenthood Federation of America)と「家族計画行動基金」(Planned Parenthood Action Fund)の元代表であるセシル・リチャーズに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/10(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ブレット・カバノーは何者か? トランプが指名した最高裁判事候補 右派の経歴検証

    トランプ大統領は、連邦最高裁判所のアンソニー・ケネディ判事の後任として、連邦控訴裁判所のブレット・カバノー判事を指名しました。カバノーは共和党と深いつながりがあり、彼が承認されれば最高裁は今よりもさらに右派に傾くことになるでしょう。カバノーは、ジョージ・W・ブッシュ元大統領の下でホワイトハウス法律顧問室の上級顧問を務めました。彼は、最高裁のニール・ゴーサッチ判事と似た経歴を持っています。カバノーとゴーサッチは2人とも、アンソニー・ケネディの法務書記を務め、「フェデラリスト協会」(Federalist Society)と「ヘリテージ財団」が後楯となっています。この2団体は2016年、トランプのために2016年、最高裁判事候補に適した右派判事のリストを作成しました。アメリカ進歩センター・. アクション・ファンド」(Center for American Progress Action Fund)の上級研究員で、「シンクプログレス・ジャスティス」誌の編集者であるイアン・ミルハイザーに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、Who is Brett Kavanaugh, Trump’s pick to replace Anthony Kennedy(『ブレット・カバノーとは何者か? アンソニー・ケネディの後任としてトランプが指名』)です。

    dailynews date: 
    2018/7/10(Tue)
    記事番号: 
    1
  • CIAが支援した戦争から麻薬カルテルの暴力まで 中米難民危機のルーツを考える

    トランプ政権によって国境で親から強制的に引き離された数千人の移民の子どもたちが全米で施設に拘束されています。米国における移民に対する人権侵害のニュースにもかかわらず、危険を冒して米国にやって来る難民申請者は後を絶ちません。テキサスを拠点として活動する人権弁護士のジェニファー・ハーバリーは40年以上にわたってテキサス州のリオグランデバレーに住み、グアテマラやエルサルバドル、ホンジュラスの暴力から逃げてきた人々を長期にわたって支援してきました。ハーバリーは、この紛争の根源に米国がかかわっていることを自身の体験から知っています。ハーバリーの夫のエフレン・バマカ・ベラスケスはマヤ系先住民族の司令官でゲリラでしたが、1980年代に米国が後ろ盾についたグアテマラ軍によって拘束され、行方不明になりました。真相究明の長い道のりの後、ハーバリーは、夫の殺害と拷問の隠蔽に米国がかかわっていたことを突き止めました。この物語と、中央アメリカでの現在の紛争への米国の関与について、テキサス州ブラウンズビルで、ハーバリーに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2018/7/9(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 人権弁護士ジェニファー・ハーバリー:トランプ政権は麻薬カルテルのメンバーではなく犠牲者を罰している

    米連邦地裁判事は本日9日、トランプ政権が国境で親たちから引き離した5歳未満のすべての子供を家族と再会させなければならないとした10日の期限を延長するかについて、公聴会を開きます。トランプ政権は、子供たちの親を探すのには時間がかかり、少なくとも19人の親は送還されているとし、延期を求めています。アメリカ自由人権協会は、親から引き離された5歳未満の子供のうち、10日の期限までに親と再会できるのは半数に満たないだろうと指摘します。トランプの「ゼロ・トレランス方式」の厳罰政策が続く中、人権弁護士のジェニファー・ハーバリーに、米国の外交政策によってもたらされた暴力が中米諸国の人々をいかに逃亡に追い込んでいるか、また人々が米国政府の指示に従って合法的な入国地点で政治亡命を申請すると何が起こるのかについて聞きます。ハーバリーは40年以上にわたって、テキサス州のリオグランデバレーに住んでいます。ハーバリーは、グアテマラやエルサルバドル、ホンジュラスの暴力から逃げてきた人々を支援し、トランプ政権の「ゼロ・トレランス政策」に対して積極的に声を上げてきました。

    dailynews date: 
    2018/7/9(Mon)
    記事番号: 
    2
  • CIA関連の軍事請負業者がアリゾナ州の「ブラックサイト」で数十人の移民の子どもを監禁

    「調査報道センター」(Center for Investigative Reporting)のニュースプラットフォーム「リビール」(Reveal)の調査によると、米軍およびCIAの大手請負業者がアリゾナ州フェニックスにある空オフィスビルで移民の子供たち数十人を拘束していることがわかりました。そのビルにキッチンはなく、窓も暗く、トイレも数カ所しかありません。この建物は移民の子どもたちのための「ブラック・サイト」と呼ばれており、「リビール」がこの建物の存在を知ったのは、ジャージ姿の子供たちが建物内に連れていかれる様子を地元住民が撮影したからでした。この建物は軍事請負業者MVMが今年3月に借りたもので、「リビール」によると、同社は2014年から移民の子供の移送契約で2億5000万ドル近くを受け取っています。この調査を中心となって率いた記者のオーラ・ボガードに、カリフォルニア州オークランドから話を聞きます。ボガードは、「リビール」の移民担当記者を務めています。

    dailynews date: 
    2018/7/9(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 新ガイドラインとアンソニー・ケネディ判事退任で アファーマティブ・アクションの未来が危険に

    トランプ政権は、学校および大学入学選考時に人種も考慮するよう求めたオバマ政権時代の政策を終了するとし、アファーマティブ・アクション(差別撤廃措置)プログラムにとり新たな打撃となりました。今回の動きで法的改正はないものの、オバマ政権時代の、小学校および中学校から大学のキャンパスに至るまで多様性を育むためのガイドラインが破棄されます。折りしも、トランプ政権はハーバード大学の入学選考基準に異議を申し立てる予定であり、長年、アファーマティブ・アクションに関して最高裁の決定票を握ってきたと見られたアンソニー・ケネディ判事が退任し、後任の判事をトランプ大統領が近日指名する予定だと報じられています。テキサス大学オースティン校の人種を考慮した入学選考プログラムを合憲とした2016年の判決ではケネディ判事が多数意見を執筆しました。米国自由人権協会(ACLU)「人種正義プログラム(Racial Justice Program)」のデニス・パーカー部長に話を聞きます。

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    2018/7/6(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 元石炭業界ロビイストで 環境保護庁の内部からの解体を狙うアンドリュー・ウィーラーが新長官代理に

    スコット・プルイット長官の辞任で、米環境保護庁(EPA)のアンドリュー・ウィーラー副長官が長官代理を務めることになりました。ウィーラー長官代理は埋蔵石炭採掘の米国最大手マリー・エナジー社の元ロビイストです。ウィーラー長官代理はまた、オクラホマ州選出の共和党派上院議員ジム・インホーフの首席補佐官も務めた経験があります。インホーフ議員はワシントンで最も悪名高い気候変動否定派で、2015年、地球温暖説は嘘だと証明するために議場に雪玉を持ち込んだパフォーマンスが有名です。

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    2018/7/6(Fri)
    記事番号: 
    3
  • プルイット長官に詰め寄り辞任を求めた女性にインタビュー 長官は3日後に辞任

    7月2日、スコット・プルイット長官はワシントンで昼食中に、クリスティン・ミンクという教師に詰め寄られ、レストランから退散しました。プルイット長官のテーブルに向かった時ミンクは、2歳の息子を抱いていました。二人の会話を撮影した動画は急速に拡散されました。ミンクにその時とった行動についてと、数日後プルイット長官が辞任したことについて話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/6(Fri)
    記事番号: 
    2

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