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2015年10月19日(月)

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  • パレスチナ人による殺傷事件、イスラエルの取り締まり強化などによって、イスラエルおよびパレスチナ占領地内では暴力事件の死者が新たに増えています。イスラエルでは18日、21歳のアラブ系市民が兵士をナイフで殺傷した後、ベールシェバのバス・ターミナルで発砲、10人が負傷しました。犯人は射殺されました。これに伴い、人種によるプロファイリングの明らかな例として、第2の襲撃者と誤認されたエラトリア人男性が兵士と見物人の集団に銃撃され、殴打され死亡するということが起こりました。イスラエルは先週、東エルサレム内の地区を封鎖し、アラブ系住民への取り締まりを拡大、ヨルダン川西岸地区全体とガザ地区での軍事行動を継続しています。国連は先週、西岸地区およびイスラエルのパレスチナ人への襲撃としてはここ10年で最悪の事態だと述べ、「武力の過剰使用、個人の安全と生活権の侵害」を警告しました。イスラエルの市民権を持つパレスチナ人の人権弁護士ジャミール・ダクワル、「エルサレムでの紛争の処置を誤る」という新しい記事をニューヨーク・タイムズ紙に書いた「インターナショナル・クライシス・グループ」(ICG)の上級アナリストであるネイサン・スロールに話を聞きます。

  • イスラエル政府は、現在イスラエルと占領地で混乱の火種となっている神殿の丘を国際監視下に置くとするフランスの提案を拒否しました。米国は近日中に予定されている両陣営のトップ会談に先立ち、イスラエルの立場を支持しています。キューバとの国交を正常化させ、イランとの核合意をとりつけたオバマ大統領が、残り15カ月となった任期中にイスラエル・パレスチナでも同様の成果をあげることを期待する声も聞かれます。それは可能でしょうか?パレスチナ人の人権弁護士ジャミール・ダクワルに話を聞きます。

  • オットー・ペレス・モリナ前大統領が民衆蜂起で辞任、勾留されたグアテマラでは、10月25日に大統領選挙の決選投票が行われます。ジャーナリストで歴史学者のデビッド・タルボットにダレス兄弟について聞きます。著書はThe Devil's Chessboard: Allen Dulles, the CIA, and the Rise of America's Secret Government(『悪魔のチェス盤:アラン・ダレス、CIA、そして米国秘密政府の台頭』)です。アレン・ダレスと彼の弟で、当時の国務長官ジョン・フォスター・ダレスが1954年のグアテマラのクーデターで果たした役割、現在も残るその影響について聞きます。「CIAとアレン・ダレスは、グアテマラのクーデターの後、アイゼンハワーに『クリーンなクーデターでした。ほとんど死者は出ませんでした』と言いました。しかし事実は、クーデターの結果、グアテマラの大量殺戮地帯で数万人が死亡、今でも暴力は続いています」とタルボットは言います。

  • デビッド・タルボットは新著The Devil's Chessboard: Allen Dulles, the CIA, and the Rise of America's Secret Government(『悪魔のチェス盤:アラン・ダレス、CIA、そして米国秘密政府の台頭』)で、1963年11月22日テキサス州ダラスで何が起きたか、ジョン・F・ケネディと元CIA長官との関係について再検証しています。「ケネディ暗殺が起きた週末、アレン・ダレスは他のアメリカ人のように家でテレビを見てはいなかった。ケネディ大統領からCIAを解任された2年後、彼はファームと呼ばれるバージニア州北部のCIA施設にいた。そこは彼がCIA長官時代に臨時司令部として使っていたところだ」とタルボットは言います。タルボットはまた、ケネディ暗殺での役割を担った可能性が指摘されているCIA職員の移動記録の公表をCIAが拒否しているとして、その理由を問いかけます。

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