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2015年10月16日(金)

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  • 米国史上最も機密な軍事作戦のこれまで知られなかった詳細が明らかにされました。調査報道サイト「インターセプト」(The Intercept) は漏えいされた政府文書に基づく大規模な暴露記事で、米国のドローン(無人機)暗殺プログラムを徹底検証しています。シリーズ記事「ドローン文書」(The Drone Papers)は、アフガニスタン、イエメン、ソマリアでの米軍の暗殺プログラムの内幕を暴露し、数々の不備や、意図された標的をはるかに超えた数の死傷者を出していることを明らかにしています。文書は「米国民に不正行為への警鐘を鳴らしたかった」と語る米国情報関係者により「インターセプト」に匿名で漏えいされました。暴露記事『ドローン文書』の筆頭執筆者である「インターセプト」のジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

  • 「インターセプト」に掲載された『ドローン文書』シリーズは、標的の特定方法から誰が殺害の決定を下すかまで、ドローン戦争の内幕を明らかにしています。記事は、大部分の爆撃が当局関係者が信頼性がないと認めている「信号情報」(signals intelligence)すなわち電子通信データを基にして実施されていることなど、数々の不備を明らかにしました。『ドローン文書』の記事"The Kill Chain"(「殺人チェーン」)を執筆し、米国が大量のデータと人間による諜報活動から暗殺の標的をどうやって特定し選択するのか、オバマ大統領のデスクにいたるまでの流れを暴いたインターセプトのリポーター、コーラ・カリアーに話を聞きます。

  • オバマ大統領は、任期終了前にアフガニスタンから米軍部隊をほぼすべて撤退させる計画の見直しを発表しました。15日、オバマ大統領は治安情勢の悪化により現在駐留している9800人規模の部隊を2016年も維持することを余儀なくされたと述べました。オバマ大統領の任期が終了する2017年に、米国はアフガニスタン各地の4つの基地で少なくとも5500人規模の部隊を維持することになります。戦争開始から14年、タリバンは現在、アフガニスタン国内で2001年の米国侵攻以来最大の領域を支配下に置き、国土の半分を掌握しているとみる人もいます。表明に先立つ約1年前に、オバマ大統領は米国の戦闘任務完了を正式に宣言しましたが、米軍の軍事作戦は引き続き行なわれてきました。今回の動きにより、オバマ大統領の先の公約にも関わらず、戦争が次期大統領のもとでも続くことが確実になりました。「インターセプト」のリポーターで、漏えいされた政府文書を基にアフガニスタンでのドローン戦争を詳細に検証した新シリーズ『ドローン文書』を執筆したジェレミー・スケイヒル、ライアン・デブロー、コーラ・カリアーに話を聞きます。

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