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2015年8月24日(月)

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  • 2016年の大統領選挙戦は史上最高額の政治競争へと発展しています。候補者、政党、外部のグループが選挙につぎこむ額は100億ドルに達すると専門家は予想しています。最新のニューヨーク・タイムズ紙の分析によると、現時点で調達された資金のほぼ半分が、400に満たない世帯の寄付によるものです。そのうちの3億8800万ドルの大部分は無制限の寄付を受けることが出来るスーパーPAC(政治活動委員会)に流れました。ニューヨーク・タイムズ紙は、保守派の億万長者コーク兄弟が管理する政治ネットワークが選挙に注ぐ額は9億ドル近くになると報じました。この額は、共和党全国委員会および同党の両院選挙委員会が2012年の大統領選で使った選挙資金を上回ります。一方、ヒラリー・クリントンは25億ドルの資金調達を目標にしています。民主党予備選でクリントン候補への挑戦を検討している法学教授に話を聞きます。彼の綱領はシンプルです。「政治から金を排除せよ」。ハーバード大学教授のローレンス・レッシグは、大統領に当選したら徹底した選挙資金改革を成立させ、その後は辞任すると述べます。

  • 来月の歴史的なイラン核協議を控えて米議会で議論が続くなか、より多くの注目がイランで投獄された3人ないし4人の米国人に集まっています。ワシントンポスト紙記者ジェイソン・レザイアン、サイード・アベディニ、アミル・ヘクマティ、ロバート・レビンソンの4人です。レビンソンの居所は不明となっています。先日の記者会見でオバマ大統領は、イランが人質問題を使って米国から更なる譲与を引き出すことを促していただろうと述べ、人質問題を核協議から切り離す決断をしたことを擁護しました。イランで一年以上も独房監禁させられた 3人の米国人ハイカーのうちの一人、サラ・ショウルドに話を聞きます。ショウルドは2009年7月、友人シェーン・バウアー、ジョシュ・ファタルと共にシリアのダマスカスの自宅から一週間の予定で旅行に出かけ、イランとの国境沿いにあるクルド人自治区をハイキングしている時に拘束されました。

  • 2010年にイランの監獄から釈放されたサラ・ショウルドは、米国の独房監禁の過剰な使用とその残忍性を暴露し、非難する活動を続けています。 米国の独房監禁について「Opening the Box」という劇の脚本を書きました。この劇は8月20日、ニューヨーク市の「フォーチュン・ソサエティ」主催のイベントで上演され、観衆の多くは独房経験者でした。

  • サラ・ショウルドはデイリー・ビースト紙の最新記事「フェイスブックはいまや受刑者の場所でもある」で、受刑者のソーシャルメディア使用について高まりつつある議論を取り上げました。Facebookは米当局の要請に応えて、受刑者のプロフィール・ページを快く消去していると非難されています。電子フロンティア財団と他のグループから苦情の申し立てを受けたFacebookは最近方針を変えました。

  • グアテマラのオットー・ペレス・モリナ大統領は、高まる退陣要求にもかかわらず辞任を拒んでいます。同国では輸入業者との数百万ドル規模の税関汚職スキャンダルが発覚し、大統領に対する数カ月にわたる大規模な抗議デモが続いています。先週末には閣僚の大半が辞職しました。税関汚職事件はロクサナ・バルデッティ副大統領が14日に逮捕されるなど、政府高官の逮捕に発展しています。大統領官邸では8月15日、「直ちに辞職せよ!」と叫ぶ大衆デモが行われ、グアテマラの国旗が振られました。15日にはカトリック教会も大統領辞任の要求に参加しました。モリナ大統領はその後まもなく辞任する意思のないことを発表しました。最新の汚職事件、および米国が支援する将軍ペレス・モリナの歴史について、グアテマラから、ジャーナリストで活動家のアラン・ネアンに話を聞きます。ペレス・モリナは1980年代、グアテマラの汚い戦争においてマヤ先住民の大量虐殺に関与しました。

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