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2015年8月14日(金)

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  • ジョン・ケリー米国務長官が14日、ハバナの米国大使館を再開する式典に出席するため同市に到着し、アメリカ合衆国とキューバは、国交正常化に向けた次の段階に踏み出しました。キューバ大統領フィデル・カストロは新聞のコラムに、米国は何十年にも及ぶ経済制裁の賠償金として数百万ドルをキューバに支払う義務がある、と書きました。元キューバ外交官カルロス・アルスガライ・トレトは、「問題は、これがどんな変化を意味しているのかです。異なる手法を用いてキューバ政府を転覆させようとする、単なる戦術の変更なのかもしれません。ロバータ・フラックの歌にある、『君の歌で優しく殺して』という戦略です。その一方で、戦略の重要な転換を目撃している可能性もあります」と話します。また、ジョージ・ワシントン大学国家安全保障アーカイブの「キューバ記録収集事業」責任者であり、Back Channel to Cuba: The Hidden History of Negotiations Between Washington and Havana(『キューバとの裏ルート ~ワシントン=ハバナ交渉秘史』)を共同執筆したピーター・コーンブルーに話を聞きます。

  • ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジに政治亡命を認めロンドンの大使館に庇護しているエクアドルに対し、英国政府は抗議する意向を明らかにしました。アサンジの滞在中にエクアドル大使館を警備する経費は1800万ドルに達しており、これは英国内の納税者にとって「容認できない負担」であると説明しています。これに対し、エクアドル外務省は、アサンジの軟禁状態がこれほど長期化していることは非常に残念だと述べ、スウェーデンで「オープンな司法手続」が行われるようにエクアドル政府は「31回」も支援を申し出たことを指摘しました。この動きは、前日にスウェーデンの検察当局がアサンジに対する性的暴行容疑の捜査の一部を取り下げたことを受けています。しかし捜査の最も重大な容疑は、いまだ正式な起訴が行われていないにもかかわらず残っています。アサンジは、政治亡命が認められたエクアドルのロンドン大使館に、3年間も閉じ込められています。大使館の外に出たら、米国に引き渡され、ウィキリークスで果たした役割のために起訴されるだろうと彼は恐れています。米国憲法修正第1条と人権問題を専門とする弁護士のケアリー・シェンクマンに話を聞きます。彼はマイケル・ラトナーや憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)と共に、ジュリアン・アサンジの弁護人を務めています。

  • 米軍内部告発者チェルシー・マニングは、無期限の独房監禁に処される可能性があります。フォート・レベンワースの軍事刑務所の監房内で、使用期限切れの歯磨き粉や、有名人ケイトリン・ジェンナーが性転換後の女性としての新人生について語る記事の載ったたバニティー・フェア誌、拷問に関するアメリカ上院議会の報告書、その他の「禁止された持ち物」を所有していたためです。マニングは、米政府機密情報をウィキリークスに漏えいした罪で、35年の刑に服しています。陸軍の広報官は13日、懲戒委員会にかけられる予定のマニングの審議が、「公正な手続き」で行われることを約束すると発表しています。

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