デイリーニュース

  • メアリー・ロビンソン世界人権デーに語る 気候変動は現在最も重要な人権問題

    本日12月10日は世界人権デーです。これは国連総会が1948年に「世界人権宣言」を採択したことを記念して設定されました。パリで開催されている国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)会場からお送りする本日の放送では、人権問題としての気候変動を取り上げます。交渉担当者らは「パリ合意」の中でどのように人権問題に触れるかを議論してきました。米国、ノルウェイ、そしてサウジアラビアは、合意文書から重要な人権問題への言及を削除させようとしていると批判されています。元アイルランド大統領、そして元国連人権高等弁務官のメアリー・ロビンソンに話を聞きます。ロビンソンは2010年、「メアリー・ロビンソン気候正義基金」(Mary Robinson Foundation–Climate Justice)を設立しました。「私にとって(気候変動は)世界最重要の人権問題なのです」とロビンソンは言います。

    dailynews date: 
    2015/12/10(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「これでは不十分」:新たな支援を約束したにも関わらず 気候危機の責任を問われる米国

    ジョン・ケリー米国務長官は12月9日の国連気候会議で演説を行い、米国は途上国が気候変動の影響に備えるための気候支援資金を2020年までに年間8億ドルに倍増すると発表しました。一方、ガーディアン紙はアメリカ、ヨーロッパ諸国および、アフリカ、カリブ海、太平洋諸国の79カ国が団結して新たな交渉圏を結成したことを明らかにしました。米国の気候交渉担当責任者のトッド・スターンが「野心高き連合」と呼ぶこのグループは、6カ月前に秘密裡に初会合を開いたと報じられていますが、中国とインドは含まれていません。ロンドンの「国際環境開発研究所(the International Institute for Environment and Development)」とバングラデシュの「気候変動・開発国際センター(the International Center for Climate Change and Development)」の気象学者でバングラデシュ人のサリーマル・ハクに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/12/9(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ナオミ・クライン 気候政策は非常に危険だと非難: フランス政府のデモ禁止令への抵抗を支持

    130人の死者を出した11月13日のパリ攻撃の後、フランス政府がデモ禁止を発令している中、パリの気候活動家たちは12月12日に大規模な抗議行動を予定しています。「街頭で抗議することで、私たちは、行進、抗議行動、デモ隊に対するオランド政権の厳重でご都合主義な禁止令を断固として拒否します」 とナオミ・クラインは述べました。クラインはThis Changes Everything: Capitalism vs. The Climate(『これがすべてを変える:資本主義と気候の対決』)の著者です。国連気候会議におけるクラインの重要な演説の一部を紹介します。

    dailynews date: 
    2015/12/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 戦争を生き延びた人間が平和に生きるためにはどうしたらいいのか?フランス国内最大の難民キャンプからの声

    フランス北部の港町カレーの郊外に設置された国内最大の難民キャンプの住民たちは、このキャンプを「ジャングル」と呼びます。吹きさらしで、破れたテントと泥道で出来た迷路の中で、住民たちはそれぞれの母国に従って区分けされた場所を非公式な住居にしています。キャンプ内を歩くと、まるで米国の空爆対象国を地図でたどっているかのようです。イラク、シリア、スーダン、言うまでもなく、アフガニスタンもあります。キャンプ内で群を抜いて大きいのは、米軍によって14年間続く戦争から逃れてきたアフガニスタン人のコミュニティです。デモクラシー・ナウ!はキャンプ場のアフガニスタン区域を訪ね、米国史上最長の戦争を生き抜いた人々に話を聞きます。この秋、オバマ大統領はアフガニスタンのアメリカ軍駐留を無期限に延長しました。

    dailynews date: 
    2015/12/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「死にたくない。この戦争は私の戦争ではない」: シリア人が主張 フランス国内最大の難民キャンプで

    フランスのパリから中継放送中のデモクラシー・ナウ!は、パリから北へ1時間半のカレー市にあるフランス国内最大の難民キャンプを訪れています。6000~7000人が一時しのぎのテントでキャンプ生活をしています。彼らの最終目的地はイギリスで、毎晩、キャンプの住人たちは英仏海峡トンネルへ向かうハイウェイに沿って出発し、トラックや貨物自動車に飛び乗ってイギリスへの国境を越えようとします。キャンプに足止めされている21歳のシリア人、マジドに話を聞きます。マジドは最近、スーダン人の男性ジョセフがハイウェイで車にひかれて亡くなったようすを説明します。12月5日にキャンプの住民たちは、ジョセフの死亡事故を起こした車の運転手を警察が止めなかったことに抗議し、「私たちは人間だ、犬ではない」「戦争を生き延びた人間が平和に生きるためにはどうしたらいいのか?」などと書いたプラカードを掲げました。今回の難民の流出規模は第二次世界大戦以降最大です。12月7日、国際連合は現状の資金拠出では「必要最低限の最重要な保護と救命援助すら提供不可能」として、200億ドルの追加支援を呼びかけました。国連関係者は、シリア、アフガニスタン、イラク、イエメン、南スーダンにおける戦争が世界中で6000万人近い人々が避難を余儀なくされている主因のひとつだと述べました。

    dailynews date: 
    2015/12/9(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ますます多くの都市が異常気象に直面する中、インド首相が関連付ける100年で最悪の洪水と気候変動

    インドでは南部の都市チェンナイでの壊滅的な洪水で少なくとも269人が死亡し、陸軍と空軍による救助作業が続く中、300万人以上がライフラインを絶たれています。この洪水は、ここ100年以来最悪と言われています。ナレンドラ・モディ首相は、この洪水は気候変動のせいだとしています。「あの地域で、今回のような規模の降雨量があったことはありません」と、インドのビジネス・スタンダード誌のシニア編集者ニチン・セシは言います。「明らかに降雨系が変化している傾向が見えています。そして都市部はこうした種類の異常気象に適合することができません。それで、インドのような発展途上国は、これ以上状況が悪化することがないよう、より良い新しい都市を築くための資金と技術が自分達には必要だと言っているのだと思います」。

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    7
  • 「損失補償」:米国が国連気候会議の気候変動による損害への補償要求を妨害

    ツバルのエネレ・ソポアガ首相は12月7日、世界の首脳陣はセ氏1.5度あるいは華氏2.7度以上の温暖化を阻止しなければならないと述べました。気候変動の原因にはほとんど寄与していないながら、気候変動によって多大な影響を受けている多くの国が、国連の気候合意に「損失補償」(Loss and Damage)として知られる、気候変動の被害を調整する補償を含むことを求めています。しかし、本日のゲストが入手した文書は、米国がこうした国々に対し、そうした権利を諦めるよう圧力をかけていることを明らかにしています。ニチン・セシはインドのビジネス・スタンダード誌のシニア編集者です。彼の最近の記事のタイトルは、US and EU want Loss and Damage as a toothless tiger in Paris agreement(「米国とEUはパリ合意で損失補償条項を牙のない虎にしたい」)です。

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    6
  • 気候専門の第一人者:危機は我々の想像以上に深刻で、科学者たちは自己検閲し危険を控えめに見ている

    フランス、パリでの国連気候変動会議に先立って、180カ国以上が二酸化炭素ガスの自発的削減を誓約しましたが、多くの気候正義団体は、地球温暖化を食い止めるためには、はるかに多くのことがなされるべきだと言います。気候危機は多くの科学者たちが認めているより、はるかに深刻という衝撃的なメッセージと共にパリ会議に参加した気候科学者の世界的な第一人者の1人に話を聞きます。ケビン・アンダーソンは、「チンダル気候変動リサーチ・センター」(Tyndall Centre for Climate Change Research)の代表で、イギリスのマンチェスター大学のエネルギーと気候変動学の教授です。彼は多くの科学者たちは自分たちの仕事を自己検閲し、気候変動の深刻さを控えめに言っていると言います。

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 戦争と気候変動:ジェレミー・コービンが語る野蛮な石油探索と持続可能な惑星となる必要性

    英国労働党党首のジェレミー・コービンはパリで12月7日、労働、労働組合、気候変動の関係について演説しました。番組では彼にさらに、戦争、石油掘削、気候の関係性について話を聞きました。「未開拓の石油資源を開発しようと急ぐ動きは、ある程度減少しましたが、確実にまた戻ってきます」と、コービンは言います。「その野蛮なことと言ったら。ラテンアメリカ諸国などの多くの国でおこなわれた石油掘削の野蛮なこと。そして、中東や他の場所では石油への渇望が見られます。私たちは持続可能な惑星にならなければいけません。我々には持続可能な未来が必要です。我々には持続可能なエネルギー資源が必要なのです。このままを続けることはないのです。」

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ジェレミー・コービンが関連付ける西欧諸国の空爆作戦と難民危機:因果応報

    3ヶ月前の2015年9月に英国労働党党首に選出されてから初めての米国のテレビインタビューで、ジェレミー・コービンが難民危機について語ります。「我々は、もっと多くのシリア難民に門戸を広げ、受け入れるべきだと思います。そしてまた、絶望的な難民キャンプで暮らしている人々も受け入れるべきだと思います。なぜならそうしたキャンプは人道的ではないからです。」と、コービンは言います。「国境に金網や電子監視システムを置くことで世界の将来を保証することはできませんよ。世界の絶望的な不平等を何とかして、世界中で起きているで環境変化がもたらす不均衡な影響に取り組むことで初めて、世界の将来を保証できるのです。」

    dailynews date: 
    2015/12/8(Tue)
    記事番号: 
    3

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