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2015年6月16日(火)

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  • 「イエメンのアルカイダ」(Al-Qaeda in Yemen)は、同組織の指導者ナセル・アル=ウハイシが米中央情報局(CIA)の無人機攻撃と見られる米国の空爆で殺害されたと発表しました。アル=ウハイシはウサマ・ビンラディンの元側近で、2009年に「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)のトップになりました。一方、国連の支援を受けた和平協議の2日目、武装組織フーシの代表が協議に参加するためジュネーブに到着しました。サウジアラビアがイエメンのフーシを攻撃し始めてから約3ヶ月が経ちます。国連の潘基文事務総長は6月15日、イスラム教の聖月ラマダンの開始に合わせて2週間の人道的な停戦を求めました。国連は最近、イエメンの人口の78%に当たる2000万人の人々が緊急人道支援を必要としていると発表しました。イエメンの首都サヌアにいるデモクラシー・ナウ!の特派員シャリフ・アブドゥル・クゥドースと、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の国連担当記者ジョー・ローリアから話を聞きます。

  • 米海軍は、環境破壊を懸念する地元住民が抗議行動をする中、アラスカ湾で大規模な軍事演習を開始しようとしています。海軍はこの軍事演習のために、数隻の駆逐艦、数百の航空機、無数の兵器、1隻の潜水艦と共に、数千人の水兵、兵士、空軍兵、海兵隊員、沿岸警備隊員を配備したと報じられています。アラスカ湾は地球上に残された有数の原生地域で、野生のアラスカ鮭5種のすべてと377種類の他の海洋生物の重要な生息地があります。今回計画されている海軍の爆撃航程は何万ポンドもの有毒な弾薬の爆発を伴うと同時に、漁業用のアクティブソナーを使用します。海軍は過去30年にわたって断続的にアラスカ湾で軍事演習を行ってきましたが、今回の新たな軍事演習はこれまでで最大のものです。そして、科学者たちが北極圏の氷の融解に伴う気候変動について懸念している中で行われます。一方、前例のない融解は米軍に、以前はアクセス不可能だった領域にまで軍事作戦を拡大する機会を作っています。「トゥルースアウト」(Truthout)の記者で、最新記事Destroying What Remains: How the US Navy Plans to War Game the Arctic(『残されたものを破壊:米海軍が北極圏で軍事演習を計画する過程』)を執筆したダール・ジャメイルから話を聞きます。

  • 石油大手シェル社は北極圏に向かっていますが、その前にカヤックに乗った環境活動家たちとの最終対決が待っています。16日、シェル社の海上掘削基地に向かって漕ぎ着け、そのシアトル港からの出港を妨げた数十人の「カヤック活動家たち」(kayaktivists)が逮捕されました。彼らの背後には数十人の支援者も並んでいました。シェル社がその日の朝遅くに出港を計画していることを知った活動家たちは朝4時に海に繰り出しました。短いこう着状態の後、沿岸警備隊が活動家たちを水上から引き上げ拘束するなどした後、シェル社の「ポーラー・パイオニア」(Polar Pioneer)号は出発しました。6月15日のこの行動は、シェル社がシアトルに到着した5月以来の一連の抗議行動の最新のものです。シェル社は、アラスカ沖チャクチ海の僻遠でまだ人の入っていない海域で石油を掘削する間、ピジェット湾に同社の複数の船を停泊させています。環境活動家たちは、北極圏での掘削は野生生物を脅かし、気候変動を悪化させると警告しています。オバマ政権は、シェル社が今夏アラスカ沖で石油抽出を始める計画を一時的に承認しました。グリーンピースの海洋運動ディレクターであるジョン・ホセバーに話を聞きます。彼は、北極圏でのシェル社の石油掘削に反対する6月15日の抗議行動中に沿岸警備隊によって拘束された活動家、すなわち「カヤックの活動家たち」の1人でした。

  • 「カヤックの活動家たち」(kayaktivists)がシェル社による北極圏での石油掘削計画に抗議するためシアトルの海に漕ぎ出している一方、文化的な騒乱で問題提起する団体「ザ・イエスメン」(The Yes Men)は6月第2週、別の形の反シェル社抗議行動を行いました。彼らはシェル社の代表のふりをしてニューヨークの街頭に繰り出し、「北極の最後の氷河の残り」と言って、無料のかき氷を配りました。この抗議行動は、反企業的のいたずらを続ける彼らの3本目の映画、「イエスメンは造反する」(The Yes Men Are Revolting)公開にあわせておこなわれました。同映画は、気候変動にまつわる彼らの数多くの活動を紹介しています。「ザ・イエスメン」のアンディ・ビクルバウムとマイク・ボナンノに、同映画についてと、彼らの今のトレードマークである、お得意の反企業的ないたずらについて話を聞きます。

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