デイリーニュース

  • 南アフリカの大虐殺:プラチナ鉱山での34人のストライキ労働者殺害を警察が正当化

    南アフリカ警察が8月第3週、プラチナ鉱山でストライキを行っていた34人の労働者を射殺したことを受け、大きな抗議の波が起きています。「アパルトヘイト撤廃後の初の南アの大虐殺」と報じられているこの事件では、世界第3位のプラチナ生産を誇るマリカナ鉱山で、賃金向上を求めてストを行った鉱山労働者が、射殺されました。射殺を行った警察官らを擁護した南アのリア・フィエガ国家警察長官は、一般市民の激しい怒りを買っています。長官は「命が失われたことは遺憾」としながらも「正しいことをした」と発言しました。南アのケープタウン大学の「南アの農地改革と民主主義」(Land Reform and Democracy in South Africa)という団体のメンバーであるガビン・カップスから詳細を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/21(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 戦争の見えない傷:自殺兵の数が過去最高を更新

    2012年7月、米軍内の自殺者数が過去最高を更新しました。陸軍の報告によると、7月だけで26人の現役兵と12人の陸軍州兵または予備兵を含む合計38人が自殺しており、戦場で死亡した兵士の数を上回りました。自殺増加の理由については、はっきりとわかっていませんが、諸調査は、戦闘体験、外傷後ストレス、処方薬の誤用、個人的な経済問題などを挙げています。また、陸軍のデータは、何度も戦闘に送られる兵士らは自殺を図る危険性が高いことを示しています。レオン・パネッタ国防長官は6月、米軍の自殺防止年次大会でこの問題を取り上げ「努力と注意を強めているにもかかわらず、状況は困難かつ悲劇的な方向に向かって進んでいる」と述べました。新著The Invisible Wounds of War: Coming Home from Iraq and Afghanistan(『戦争の見えない傷:イラクとアフガニスタンからの帰還』)を発表したマルゲリテ・グスマン・ブーバードから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/21(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トッド・エイキンの「本当のレイプ」発言が浮き彫りにするポール・ライアンの中絶に対する極端な姿勢

    「本当のレイプ」なら女性の体は妊娠を防ぐことができるという発言を受け、共和党員らはミズーリ州選出のトッド・エイキン共和党下院議員に対し、現職の民主党選出クレア・マカスキル上院議員と上院選で争うことをあきらめるよう圧力を強めています。エイキンは後にこの発言を謝罪しました。エイキンはミット・ロムニーの副大統領候補ポール・ライアンと親密な関係にあるため、この論争は大統領選にまで広がっています。ライアンとエイキンは2011年、「公的助成による妊娠中絶反対法」(No Taxpayer Funding for Abortion Act)を共同提案し、そのなかで「強制的なレイプ」という言葉の導入によってレイプを再定義しようとしました。ニューズウィーク/デイリービースト誌のシニアライター、ミシェル・ゴールドバーグに話を聞きます。彼女の最新記事のタイトルは"Todd Akin’s Rape Comment Was Bad, but His Abortion Views Are Much Worse"(「トッド・エイキンのレイプ発言はひどかったが、彼の中絶に対する意見はもっとひどい」)です。

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    2012/8/21(Tue)
    記事番号: 
    1
  • カール・ローブやコーク兄弟関連の「非営利団体」 公共の福祉と称して選挙に数千万ドル出資

    大統領選挙まで3カ月を切り、共和・民主両党ともテレビやラジオ放送を選挙広告で埋め尽くしています。こうした広告の背後にスーパーPACがいることはすでに多く記事にもなっていますが、そのスーパーPACよりはるかに多く、大統領選テレビ広告に社会福祉の非営利団体がお金を費やしていることはほとんど知られていません。8月8日時点でこうした非営利団体が大統領候補に関する広告に費やした金額は計7100万ドル以上。対してスーパーPACは推計5600万ドルなのです。しかもスーパーPACと違ってこうした団体は税金控除の扱いを受け、さらには彼らへの資金提供者の身元を明かさなくともよいのです。プロプブリカの新しい調査報道がこれら非営利団体がどうやって特別な税制上の優遇を利用し秘密裏に集めたお金で長期にわたる選挙運動を続けているのかを明らかにしています。調査報道記者のキム・バーカーに話を聞きます。

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    2012/8/20(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 世界に広がる抗議の輪 ロシア法廷がプッシー・ライオットのメンバーに禁固2年の刑で

    17日にロシアのフェミニスト・パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人が禁固2年の判決を受けました。ロシア正教の教会内でプーチン大統領に平和的に抗議するステージを行ったためです。判事は、彼女たちの行為は政治的抗議活動の一形態であるとの主張を退け、それを宗教的憎悪に動機づけられた行動だと判断しました。評決は17日に下され、抗議の輪は世界60都市以上に広がり地球規模の行動の日となりました。プッシー・ライオットのこの一件はプーチンが大統領3期目の現在、どこまで反対者たちの取り締まりを強化するかの重大なテストケースとみられています。モスクワからアリサ・オブラツソワに話を聞きます。彼女はプッシー・ライオットの弁護団の一員です。また、収監されているメンバー、ナジェージダ・トロコンニコワの夫ピヨトル・フェルジロフにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/8/20(Mon)
    記事番号: 
    3
  • タリク・アリやクレイグ・マレー元英国大使 アサンジに亡命を認めたエクアドルを賞賛

    19日のアサンジの演説の前にエクアドル大使館前では多くの彼の支持者たちも意見表明を行いました。演説者の中には作家で活動家のタリク・アリや駐ウズベキスタン英国大使を務めたクレイグ・マレーもいました。マレーは自身も内部告発を行った人物で、2004年、ウズベキスタン政権による拷問を英米両国が支援していると暴露して大使の職を追われています。「(英外相の)ウィリアム・ヘイグは現在エクアドルの主権の及ぶ敷地内に侵攻すると公然と脅していますが、この事実は、かつては西側の民主主義国家だったものを現在支配している新保守主義(ネオコン)の軍事政権たちが行っている、国際法という概念の完全な放棄のもうひとつの事例です」とマレーは言います。

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    2012/8/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ウィキリークスをめぐる魔女狩りをやめよ:ジュリアン・アサンジ エクアドル大使館演説全容

    亡命を求めて2カ月前からロンドンのエクアドル大使館に退避しているジュリアン・アサンジが初めて公的に姿を現し、オバマ大統領に対して内部告発者たちへの彼の戦争を終わらせるよう呼びかけました。「米国はウィキリークスに対する魔女狩りを断念せねばならない。米国はFBIの捜査を取り消さねばならない。米国は我らのスタッフや支持者たちの訴追を求めないと誓約せねばならない」とアサンジは言います。「米国は権力の秘密裡の犯罪に光を当てるジャーナリストたちを追及しないと、世界を前に誓わねばならない」。数十人の警官が監視する中、アサンジはエクアドル大使館2階の小さなバルコニーそばの窓際で演説しました。バルコニーには脚を踏み出さないように注意していましたが、それはバルコニーが大使館の治外法権の及ばない法的境界線の外側にあるとされているからです。今週はアサンジの政治亡命を認めたエクアドルと英国の外交的なにらみ合いが続きます。英国当局はアサンジを逮捕してスウェーデンに送還すると述べています。

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    2012/8/20(Mon)
    記事番号: 
    1
  • プーチン大統領批判の「プッシー・ライオット」メンバーに2年間の実刑判決

    ロシアの教会内で反プーチンの抗議行動を行ったとしてフェミニスト・パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人に禁固2年の判決が言い渡されました。2月21日に「プッシー・ライオット」のメンバーは、モスクワ市内の救世主ハリストス大聖堂の祭壇前に突如として表れ、踊り、ひざまずき、「パンクの祈り」と称して聖母マリアに対しプーチンを追い払ってくださいと祈りました。彼女たちの平和的抗議に対する禁固刑の判決に世界中で抗議の声が上がっており、今日にも30以上の都市でデモが行われる予定です。この裁判は「政治的な狂言」だと、「プッシー・ライオット」の弁護士団代表はデモクラシー・ナウ!のインタビューに答えます。「民主主義の中で生きている人たちには、法律を一切無視するシステムの中で生きる方法なんて到底理解できないことです。政府ではなく社会を信じるのが唯一の手段なのです。このような公判では常識なんてありません。社会の反応だけがロシアの現状を物語ってくれるからです」と「プッシー・ライオット」弁護士団の助手アリサ・オブラスツォワは語ります。まずロシアで、その後欧州人権法裁判所で不服申し立てをするつもりだとオブラスツォワは話します。モスクワ市内の裁判所のまわりで抗議者が逮捕される中、NYでプッシー・ライオット支援行動を組織しているパンクロック・ミュージシャンのJDサムソンに話を聞きます。

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    2012/8/17(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ペンシルバニア州の投票者ID法は「ミット・ロムニーを勝たせるため」と共和党が認める

    ペンシルバニア州の裁判所は8月15日、何十万もの有権者から投票資格を奪う恐れがあると批判されて問題になっている投票時に身元確認を義務付ける「投票者ID法」を承認しました。共和党の議員たちは公然と、この法律は11月の選挙結果に影響を与える意図で作られたと認めています。6月に、ペンシルバニア州下院多数党院内総務のマイク・ターザイは一連の法制化案件を達成しました。「ロムニー知事がペンシルバニア州で勝利するための投票者ID法:完了」です。一方、フロリダ州やニューメキシコ州などは有権者を排除したと非難されています。「州政府が有権者登録名簿を整理し、不適格者を一掃しにかかるといつも時間がかかります。これは効果的に効率的に行わなければいけません。いつも選挙の日が近くなってから手をつけるので、州政府はどうして選挙ぎりぎりにこんなことを始めるんだという懸念が広がります。私たちはいつも手違いを憂慮しています。実際に何の落ち度もない登録済みの有権者が誤って名簿からはじかれてしまうのではないかと心配しています」とブレナン・センターの二コール・オースティン=ヒラリーは語ります。

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    2012/8/17(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ダニエル・エルズバーグ:大英帝国に勇敢に立向かいジュリアン・アサンジを保護したエクアドル政府を賞賛

    米国で最も有名な内部告発者ダニエル・エルズバーグは、6件の罪状で告発されたジュリアン・アサンジが尋問のためスウェーデンに送還されるのを回避するため政治亡命を認めたエクアドル政府を賞賛します。「エクアドルを褒めたいですね。ここ大英帝国に勇敢に立ち向かい、自分たちはイギリスの植民地ではないと主張し、主権国家としてしかるべき行動を取ったのですから」とエルズバーグは語ります。彼は米国政府のベトナム介入に関する闇の歴史が記載された極秘報告書「ペンタゴン・ペーパーズ」を1971年に流出させた人物です。ウィリアム・ヘイグ英外相は16日、「英政府はスウェーデンへの引き渡しの義務があるため、アサンジが大使館を出たら逮捕する」と発言しました。「その真意は米国への引渡しだと(アサンジが)警戒するのは当然のことです。米国で何が彼を待ち受けているのか明らかにされていません」とエルズバーグは語ります。

    dailynews date: 
    2012/8/17(Fri)
    記事番号: 
    2

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