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2015年5月15日(金)

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  • シカゴ警察が容疑者を外部から隔離して尋問を行ったり、拘禁するのに使っていた秘密施設 「ホーマン・スクエア」は、CIAが国外で運営するブラック・サイトの国内版とも呼ばれています。この施設の内部で行われていた最近の人権侵害の実態について、表に出て証言する被害者がまた増えました。ガーディアン紙が独占的に入手したビデオには、エンジェル・ペレスと名乗るシカゴ在住の男性が「囚人用入り口」の中に連れて行かれるところが映っています。ペレスは、警官によって右手首を手錠で金属棒につながれ、拳銃の銃身と思われる金属製の物によって性的暴行を受けたと話しています。ペレスによれば、警官たちは、癌で闘病中のペレスの父親をはじめ家族の者たちも「狙う」と言って脅したそうです。この秘密の警察施設での拘禁体験についてガーディアン紙に語った人物は、ペレスで13人目です。多くの勾留者と同様、彼は正式に逮捕されてはおらず、業務日誌への記録もなく、弁護士との面会も許されず、起訴もされていませんでした。現在、ペレスは他の4人の被害者と共にシカゴ市警察に対して訴訟を起こしました。本日は、ガーディアン紙の国家安全保障担当の論説委員で「ホーマン・スクエア」についてすっぱ抜いたスペンサー・アッカーマン記者に話を聞きます。

  • シカゴ市議会は今月、警察による拷問の被害者への賠償のため550万ドルの予算を可決しました。1972年から1991年にかけて、シカゴ市警察はジョン・バージ元署長の指揮下に200人以上を拷問しました。そのほとんどはアフリカ系アメリカ人です。尋問の方法には、電気ショックや窒息などがありました。被害者への賠償の中には、本人とその親族に対する市立大学の授業料免除、カウンセリングサービス、被害者のメモリアル、〔解雇され有罪判決を受けた〕バージの行為を学校の授業で教えること、正式の謝罪なども含まれます。本日は、2人のゲストをお迎えします。フリント・テイラー弁護士はシカゴの「民衆の法律事務所」の創設メンバーのひとりで、25年以上にわたり警察による拷問の被害者の弁護人を務めてきました。元囚人のダレル・キャノンは、犯していない罪を拷問によって自白させられ、20年以上も刑務所で過ごしました。2004年に検察が起訴を棄却し、キャノンは3年後に釈放されました。それ以来、彼はバージ時代に拷問され未だ獄中の約20人の男性について、関心を集中させています。

  • フラッキング産業による被害を暴露したドキュメンタリー映画『ガスランド』の監督ジョシュ・フォックスが 13日、ニューヨーク州北部の天然ガス貯蔵施設に「人間バリケード」を築き、他の20人の仲間とともに逮捕されました。この行動は、10万人の住人の飲料水源となっているセネカ湖にある放置された岩塩空洞の内部にガス貯蔵場所を拡大するというクレストウッド・ミッドストリーム社の計画に反対する長期運動の一環として行われていました。フォックス監督に話を聞き、彼の新作の短編ドキュメンタリー映画We Are Seneca Lake(『我々はセネカ湖』)を放送します。

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