デイリーニュース

  • ニューヨーク・タイムズの暴露記事:「叩き上げの億万長者」ドナルド・トランプの帝国は 父の遺産と脱税や詐欺で築き上げたもの

    ドナルド・トランプ大統領は、自社ブランドを宣伝する際にも、また大統領選出馬の際も、自分は自力で成功した億万長者であり、唯一有利だったのは、立ち上げ時に父から「たった100万ドルを借りた」だけだと主張していました。しかし、ニューヨーク・タイムズ紙の暴露記事によれば、トランプは父が築いた不動産帝国から今日の価値で少なくとも4億1300万ドルを相続しており、その多くが脱税や詐欺を行うことで可能となった金でした。3度のピュリッツァー賞受賞歴を誇るニューヨーク・タイムズ紙の調査報道記者で、この暴露記事 ”Trump Engaged in Suspect Tax Schemes as He Reaped Riches from His Father”(「父から遺産相続をする際、怪しい脱税スキームに手を染めたトランプ」)の主筆であるデイビット・バーストウに話を聞きます。この記事はスーザン・クレイグおよびラス・ビュートナーと共同執筆したものです。

    dailynews date: 
    2018/10/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 私たちを高めてほしい:米国の教育正義の闘いの最前線で活動する人々

    最高裁判事に指名されたブレット・カバノーは、高校時代の自身の行為に対して責任を負うことを拒否していますが、番組では「学校・刑務所パイプライン」(the school-to-prison pipeline)[訳注:社会的に恵まれない層の青少年が、学校と行政の厳罰化政策により不当に高い比率で投獄される傾向を根拠に、学校から刑務所への直結ルートが作られているとする主張]につながる、黒人やラティノの生徒たちの犯罪者化に焦点をあてます。罰則と民営化に代わる選択肢を求め、学校を救うための闘いに携わっているコミュニティ活動家たちに、座談会で話を聞きます。彼らの主張はLift Us Up, Don’t Push Us Out! Voices from the Front Lines of the Educational Justice Movement(『私たちを高めてほしい、私たちを排除しないで!教育正義運動の最前線からの声』)という新著で取り上げられています。

    dailynews date: 
    2018/10/3(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ドナルド・トランプは精神的に大統領に適しているか?バンディ・リーが彼の統治能力を疑問視

    ブレット・カバノーの最高裁判事入りの適格性をめぐり数々の疑惑が渦巻くなか、そもそもドナルド・トランプ大統領に、カバノーを指名する権限を持たせるべきかどうかを疑問視する人々もいます。エール大学医学部の司法精神医バンディ・リーに、トランプの精神状態と、合衆国憲法修正第25条を用いて彼を退陣させる可能性について話を聞きます。リーは、国際的に名高い暴力に関する専門家で、ベストセラーとなったThe Dangerous Case of Donald Trump: 27 Psychiatrists and Mental Health Experts Assess a President(『ドナルド・トランプの危険な症例:27人の精神科医と精神保健専門家が大統領を評価』)の編者です。

    dailynews date: 
    2018/10/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • メンタルヘルスの専門家が、飲酒および情緒不安定に関してカバノーの精神診断を要求

    ドナルド・トランプは数日前には、クリスティン・ブラジー・フォードをとても信用できる証人だと語っていましたが、2日、ある集会で、高校時にカバノーにレイプされそうになったとするブラジー・フォードの申し立てを公然とからかいました。FBIは、ブラジー・フォードの訴えについて調査を続けていますが、精神衛生の専門家グループは、上院議員たちがカバノーの最高裁判事就任の承認投票をする前に、カバノーが徹底した心理評価と薬物乱用評価を受けることを求めています。「カバノーが証言で見せた危険な兆候に基づき、診断評価を求める精神衛生の専門家たち」と題した書簡の主著者であるエール大学医学部のバンディ・リー博士に話を聞きます。書簡には「カバノーが見せた言動は、もしも最高裁判事となった場合に、情緒不安定と権力との危険な組み合わせを生み出すことになるだろう」と記されています。

    dailynews date: 
    2018/10/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • トランプの「新たなNAFTA」は労働者と企業と環境にとってどんな意味があるのか?

    米国とカナダは、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)という新たな3国間協定の形で、北米自由貿易協定(NAFTA)を存続させる暫定合意に達しました。トランプ政権は、カナダが乳成品市場の一部を米国の輸入品に開放した今回の合意は米国の酪農家にとっての勝利だと豪語しています。しかし、トランプが2017年に離脱を決めた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)も、同じ市場開放を提供するはずでした。今回の新たな協定は、米国がカナダが輸出する鋼鉄とアルミニウムに課した関税をめぐる争議を解決するものではありません。今回提案された協定は今後、3カ国の議会によって批准される必要があります。パブリック・シチズンのグローバル・トレード・ウォッチ代表で、The Rise and Fall of Fast Track Trade Authority (『ファストトラック貿易権限の盛衰』)の著者ロリ・ウォラックに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/2(Tue)
    記事番号: 
    4
  • こう留児童数過去最大 トランプ政権は1600人の子供たちをテキサスのテント村へ移送

    トランプ政権は、こう留中の移民児童を全米中の施設からウエスト・テキサスの荒涼としたテント村へ移送しています。ニューヨークタイムズ紙は、毎週数百人の子供が施設からテント村に送られ、テント村は現在1600人を収容していると報じています。この施設内には学校がなく、子供たちが法的サービスを受ける機会も限られています。米政府は現在、記録的な1万3000人の移民児童をこう留。アメリカ自由人権協会(ACLU)の副法務部長であるルイス・メリングに話を聞きます。彼女は「私たちは現在、史上最大数の子供をこう留しています」と、言います。

    dailynews date: 
    2018/10/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 性的暴行告発の信頼性と党派閥志向の懸念から アメリカ自由人権協会、カバノー承認に公式に反対

    アメリカ人権自由協会(ACLU)は、ブレット・カバノー判事の最高裁への指名承認に反対することを表明しました。ACLUの全米理事会が最高裁候補への反対を投票で決定したのは、ACLUの98年の歴史の中でこれがたったの4回目です。ACLUの代表であるスーザン・ハーマンは「無党派団体であるACLUは、カバノー判事がどのように判決に票を投じるかの予測に基づいて彼に反対はしない。私たちは彼に対する性的暴行の告発が信頼できると判断したうえで彼に反対する」という声明を出しました。ACLUは4つの州で100万ドルの広告キャンペーンを展開し、決定の鍵を握る、浮動票によって当選が左右される上院議員にカバノーの承認に反対票を投じることを呼びかけています。ACLUの副法務部長で、ACLUの自由センター部長であるルイス・メリングに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • カバノーの同窓生がジョージタウン・プレップの卒業生たちに性的暴行とパーティー文化について沈黙を破ることを要請

    最高裁判事候補のブレット・カバノーに対する告発について連邦捜査局(FBI)が限定的な捜査を進めていますが、カバノーの母校である男子校高校、ジョージタウン・プレップスクールの同窓生から成るグループが卒業生に対し、この元同級生がおこなった性的暴行について情報を持っているなら名乗り出ようと呼びかけています。カバノーは2015年、カトリック大学コロンバス・ロースクールの聴衆に向けて、「ジョージタウン・プレップで起こったことはジョージタウン・プレップだけの話に」と話しました。しかし嘆願書はこのエリート校の卒業生たちに、「発言することで何らかの個人的犠牲が出るとしても黙っていないでください」と呼びかけています。ブレット・カバノーがジョージタウン・プレップスクールの3年生のときに1年生だったビル・バルボットに話を聞きます。バルボットは嘆願書を共同執筆、同窓生たちに、もし最高裁判事候補が犯した可能性のある性的暴行について情報を持っているなら、名乗り出るよう呼びかけています。

    dailynews date: 
    2018/10/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • クレンショー法学教授 男性の否認は進んで受け入れる社会とは クラレンス・トーマスからブレット・カバノーまで

    トランプ大統領の指名した最高裁判事候補ブレット・カバノーは先週、上院司法委員会で証言し、自身に対するクリスティン・ブラジー・フォード博士の告発とそれに続く一連の展開は民主党が仕組んだ「サーカス」(茶番)だと主張しました。カバノーの言葉は、30年前のアニタ・ヒル証言でのクラレンス・トーマス判事の言葉に重なります。トーマス判事は「これはサーカスだ。国家的な恥だ。(中略)何とかして自分のためを考える機会を賜ろうとする生意気な黒人へのハイテク・リンチだ」と主張しました。アニタ・ヒルの弁護チームを支援したカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校およびコロンビア大学の法学教授、キンバリー・クレンショーに話を聞きます。クレンショーは「アフリカ系アメリカ人政策フォーラム」(African American Policy Forum)の創設者です。クレンショーは先週、“We Still Haven’t Learned from Anita Hill’s Testimony.”(「アニタ・ヒル証言から私たちはまだ学んでいない」)と題した記事をニューヨーク・タイムズ紙に寄稿しています。

    dailynews date: 
    2018/10/1(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 上院元補佐官:ブレット・カバノー判事は宣誓下での証言のたびにうそをついた

    上院公聴会で先週おこなわれたクリスティン・ブラジー・フォード博士の証言を受け、FBIは最高裁判事候補ブレット・カバノーの1982年レイプ未遂疑惑に関する捜査に乗り出します。しかし民主党員はFBIの調査範囲は限定的すぎると主張しています。カバノーはこのほかにも飲酒の習慣や卒業アルバムの内容など多くの点について、うその証言をおこない、偽証罪を繰り返したとも批判されています。民主主義に対する企業の影響を調査する団体「ドキュメンテッド(Documented)」の共同代表リサ・グレーブスに話を聞きます。グレーブスは、上院司法委員会の高官指名担当主任顧問、司法省の司法副次官補を務めました。グレーブスは、“I Wrote Some of the Stolen Memos That Brett Kavanaugh Lied to the Senate About”(「上院でブレット・カバノーが嘘をついた『盗まれたメモ』の一部を書いたのは私です」)と題した記事を発表しています。

    dailynews date: 
    2018/10/1(Mon)
    記事番号: 
    2

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