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2014年12月25日(木)

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  • 米国はキューバとの国交正常化へと動いていますが、本日は、2012年に行った故ソール・ランドー監督とのインタビューを再放送します。ランドーは45本以上の映画を制作、14冊の書籍を執筆しており、その多くはキューバに関するものです。このインタビューでは、ランドーの監督作品Will the Real Terrorist Please Stand Up(『本物のテロリストは名乗り出てもらえませんか』)について話を聞きました。ランドーは、「キューバの5人」(Cuban Five)、航空機爆破やホテル爆破、暗殺などの事件の背後にいる反カストロ勢力に対する米国の支援の歴史について語ります。現在は彼らはアメリカで自由に生活することが許されています。「キューバは我々に何をしたのでしょうか。答えは、私が思うに、彼らが我々の領域で反抗的だったということです。そして、彼らは私有財産を取り上げる許可を取らなかった。彼らは私有財産を取り上げ、国有化した。そしてアメリカは……彼らを決して許していないのです」とランドーは語ります。

  • 米国は12月半ば、「キューバの5人」(Cuban Five)の残りの3人、へラルド・エルナンデス、アントニオ・ゲレロ、そしてラモン・ラバニーノを、キューバとの国交正常化に向けた取引の一部として釈放しました。2013年に行った、「キューバの5人」ではじめて釈放されたレネ・ゴンザレスのインタビューを再放送します。1998年キューバの諜報員5名が米国で逮捕され、スパイ行為で有罪となりました。彼らは米国に対する諜報活動を行っていたのではなく、キューバ国内でいくつもの攻撃行為を行った、暴力的な亡命キューバ人の右派グループの監視を目的としていたと主張しています。

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