ドナルド・トランプ大統領は2月28日、議会に向けて初の大統領演説を行う予定です。トランプが強制送還の増加を推し進めていることと、イスラム教徒が主流を占める一部の国の市民の米国への入国を妨害していることへ抗議として、民主党議員が移民へ傍聴券を譲渡するという行為が始まっています。しかし、メキシコ系の人々が仕事を奪っていると非難されて悪者扱いされ、米国を去るよう強要されるのは今回が初めてではありません。1930年代の大恐慌時代、米国に住んでいた100万人以上の人々がメキシコに強制送還されました。そのうち、約60%はメキシコ系の米国市民でした。この、見落とされることの多い米国史の一節についての著名な研究者で、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の米国史とメキシコ系米国人研究の教授であるフランシスコ・バルデルマに話を聞きます。彼はDecade of Betrayal: Mexican Repatriation in the 1930s(『裏切りの10年:1930年代のメキシコ人の送還』)の共著者です。