ジル・スタイン医師の緑の党副大統領候補シェリ・ホンクラはシングルマザーで実際のホームレス体験もあります。2011年、彼女は住宅差し押さえと追い立てをやめさせるという公約のもと、緑の党からフィラデルフィアの保安官に立候補しました。「住民のかなりの部分はただ外で座っているだけなんです。……この国で何が起きているのか関心がないというのではない。ただ、自分たちの投票が実際にどう関係するのかが見えないだけなんです」とホンカラは言います。「けれど私たちの選挙戦はみなさんに自分たちが何であるかを見せる機会を作ります。なぜなら私たちは99%の代表だからです」。彼女が率いる「貧困者たちの経済的人権キャンペーン(Poor People’s Economic Human Rights Campaign)」は貧困者とホームレスの人々が行っている米国最大の運動です。ホンカラとスタイン医師に大統領選挙について、また、二大政党制における第三の党が直面する難題について話を聞きます。当選したら、連邦最高裁のシチズンズ・ユナイテッド判決を撤回するための仕事をしたいとスタインは言います。「大統領は、この問題だけでなくそれをどう私たちが憲法修正で解決できるか、つまり企業は人間ではないしおカネは言論ではないということですが、そこに人々の関心を集めるために使える戦略を数多く持っているのです」