デイリーニュース

  • ナイジェリアの環境運動家ニモ・バッセイ:先進国は気候問題でアフリカに借りがある

    ナイジェリアで最も有名な環境運動指導者の一人、ニモ・バッセイから話を聞きます。バッセイはナイジェリアの環境保護団体エンバイロンメンタル・ライツ・アクション(環境権行動)の創設者で、国際環境団体FoE(フレンズ・オブ・ジ・アース)の国際議長を務めています。彼はニジェール川デルタ地帯におけるシェル石油の存在に反対する運動を約20年間続けてきました。バッセイは12月7日夜、クリマフォーラム09の初日に演説しました。近刊予定の彼の著書は、To Cook a Continent: Destructive Extraction and the Climate Crisis in Africa(『大陸を調理するために:破壊的な抽出とアフリカの気候危機』)です。

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    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 米環境保護局が温室効果ガスの公衆衛生への脅威を認定:オバマの気候変動政策についての討論を放送

    オバマ政権は温室効果ガス規制に向けて、また一歩前進しました。米環境保護局(EPA)は12月7日、二酸化炭素とメタンを含む6種類のガスが環境と公衆衛生に脅威を及ぼすと発表しました。今回の前進は、EPAに議会での承認を得ることなく温室効果ガス対策を取ることを可能にするものです。環境保護団体グリーンピースの地球温暖化対策長デイモン・モグレンとデンバー市長ジョン・ヒッケンルーパーによる、米国の気候変動政策についての討論をお届けします。
    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 報告:2008年に異常気象の打撃を最も受けたのはビルマ、イエメン、ベトナム

    世界気象機関は12月8日、2009年は観測史上5番目に暖かい年で、今世紀最初の10年は最も気温が高い10年になる見込みであることを発表しました。一方、コペンハーゲンでは、ドイツの環境保護団体ジャーマンウォッチが社会経済データを元に、異常気象によって最も大きな打撃を受けた国を順位付けした新たな報告を発表しました。2008年はビルマがトップで、イエメンとベトナムが続きました。米国は第5位で、先進国のトップでした。
    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「あなたは殺人を犯しますか?」:15歳のモルディブ気候大使が世界の首脳に気候変動の責任を負うことを要請

    モルディブは、気候変動の最前線にある国の一つです。国土の80%が海抜3フィート(約90cm)、またはそれ以下にあります。地球温暖化による影響で予測されている海面上昇で、この国は地図上から消えてしまうかもしれません。15歳のモルディブ気候大使モハメド・アクサム・マムーンから話を聞きます。世界に向けてのメッセージの中でマムーンはこう言いました。「あなたがしていることが悪いことだと知っていて、犠牲者が慈悲を請うのを目にしても、それでもあなたは殺人を犯しますか?」。
    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「我々は生き延びるのが困難な状況にある」:気候変動がアラスカ北極圏での生活をいかに様変わりさせているかをグウィチン族の長老サラ・ジェームスが語る

    各国首脳、活動家、ジャーナリストら1万5000人がコペンハーゲンのベラセンターで行われている公式気候会議に参加する中、市内の別の場所では、12月7日夜クリマフォーラム09と呼ばれる市民サミットが開幕しました。クリマフォーラムの演説者の一人は長年、アラスカの先住民族グウィチン族のために発言活動をしてきたサラ・ジェームスです。彼女は、北極圏での生活を長年記録してきたインド人写真家サバンカー・バナジーと共にコペンハーゲンに来ました。
    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 予断を許さず 世界の熱帯雨林をめぐる交渉

    世界の熱帯雨林をめぐる交渉でカギを握る1人、パラグアイの交渉代表ミゲル・ロベラに話を聞きます。熱帯雨林に関しては、このコペンハーゲンの気候サミットで決着がつく数少ない交渉の1つだと多くの人々が期待しています。REDD(Reducing Emissions from Deforestation and Degradation=森林伐採と森林縮小による二酸化炭素放散の増加を防ぐ)交渉の最終案は今週末にも出来上がるとされています。

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    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 「我々は援助を乞うているのではない」先進国は「気候債務」の返済義務があるとボリビア代表

    COP15(国連気候変動枠組条約第15回締約国会議)で、先進国に正当な気候問題補償を求める国々の急先鋒の1つがボリビアです。ボリビアの気候問題交渉代表アンへリカ・ナバロに話を聞きます。「世界人口の20%が世界の全排出量の2/3以上を排出している。それが気温上昇の原因の90%以上を占めている」とナバロは言います。「我々は援助を乞うているのではない。先進国が自らの義務を果たし、これまでの債務を返済するよう求めているのです」

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    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 気候問題での正義を訴えハンガーストライキ34日目の活動家たち

    国際的な気候正義活動家たちのグループがハンガーストライキに入って34日目となりました。このストライキはバルセロナ気候会議の最終日だった11月6日から始められました。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、マイク・バークがここコペンハーゲンの気候サミットでストライキを続ける1人アンナ・キーナンと話をします。
    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 京都議定書 気候債務 排出量削減目標 コペンハーゲンで深まる南北間の溝 ナオミ・クラインとマーティン・コーが語る

    英紙ガーディアンが昨日スッパ抜いた秘密の気候合意文書草稿によれば、2050年の一人当たりの二酸化炭素排出量の上限目標が先進国と途上国間で不平等に設定されています。つまり富裕国の国民は、貧困国の国民よりも2倍近くも多い二酸化炭素を排出できるというものです。文書はまた、途上国が排出量を減らし気候変動の影響に対処するための援助として年間100億ドルの基金設立を提案しています。しかしこの額は、多くの代表たちが気候変動に最も影響を受けやすい国々がその影響と効果的に立ち向かうに必要な額、と認識している額よりもはるかに少ないものなのです。
    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米-デンマーク間の秘密気候合意 「発展途上国にとってきわめて危険な文書」と G77議長が非難

    コペンハーゲンの国連気候変動会議が荒れています。発展途上国の代表者たちがある漏えい文書に激怒して拒絶反応を起こしたからです。その文書は世界の指導者たちが来週、将来のすべての気候変動交渉において富裕国の発言力を増し、国連の役割を二の次にするような合意書に署名するよう要求されるというものだったのです。この放送の直前、G77と呼ばれる途上国132カ国のグループの議長であるスーダン人のルムンバ・スタニスラウス・ディアピングがこの漏えい文書を非難しました。
    dailynews date: 
    2009/12/9(Wed)
    記事番号: 
    1

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