« 前  

2014年6月25日(水)

  次 »
  • 禁錮7年から10年の判決を受けた3人のアルジャジーラ記者の釈放を求め、エジプト政府への抗議が世界中で続いてます。ピーター・グレステ、モハメド・ファハミ、バハール・モハメドは23日、ムスリム同胞団を支持する「虚偽の報道を広めた」として、政府から「テロリストグループ」として見なされ有罪判決を受けました。この判決は米国務長官ジョン・ケリーがカイロを訪れエジプト新大統領アブドルファッターフ・アッ=シーシーに面会した翌日言い渡されました。この面会で、ケリーは延期されていた米国の軍事援助の再開を告げていました。「ジャーナリスト保護委員会」によるとエジプトは少なくとも11名のジャーナリストを監禁しており、全世界でも最悪の報道の自由に対する抑制国であると見なされています。アルジャジーラ特派員であり同裁判で出廷しないまま10年の懲役判決を受けたスー・タータンに話を聞きます。またPBSニュースアワーの海外特派員主任であるマーガレット・ワーナーがファハミに命を助けられた話も放送します。

  • ニューヨークを始め多くの州では、メディケイド(低所得者用医療扶助)を受けているトランスジェンダー市民にはホルモン治療に保険が適応されません。このホルモンンはトランスジェンダーではない女性達が避妊用ピルという形で簡単に手に入れることのできるものです。「シルビア・リベラ法律プロジェクト」およびその他のグループは、ニューヨーク市のメディケイド受理者が性別適合手術、ホルモンや他の様々な治療にアクセスできないように制定された1998年の規制の撤回を求める訴訟を起こしました。この訴訟は近年トランスジェンダーの健康医療面で多くの勝利を導きました。米保健社会福祉省は5月、メディケア(高齢者向け医療保険)対象者の性別適合手術への全面禁止規制を破棄しました。これはメディケアを受けている人々が、手術費用を自動的に拒否されることがなくなるという事です。先週マサチューセッツ州は、メディケアでトランスジェンダーの医療保険をカバーする全米で第三の州になりました。今年はLGBT運動の立ち上げに役立った歴史的なイベント、1969年6月28日のニューヨーク市でのストーンウォール暴動から45周年目に当たり、活動家達がその準備をしていました。この一連の動きは彼らにとって良いニュースとなりました。ニューヨークのメディケイドの適用範囲について集団訴訟を提起した「シルヴィア・リベラ法律プロジェクト」の専従弁護士プージャ・ゲヒィと、この裁判の原告のアンジー・ミラノ=クルスに話を聞きます。

  • 50年前の今月、米国はラオスに爆弾落下を開始、それは史上最大の爆撃キャンペーンと化しました。1964年6月から1973年3月の間、米国は少なくとも200万トンもの爆弾を、この南アジアの内陸部にある小さな国に落としました。これは24時間中8分毎に飛行機1機分の量を投下するに値し、それが9年間続いたことになります。第二次世界大戦中のドイツと日本に落とされた爆弾以上の量になります。ベトナム戦争の破壊的な遺産は、現在でも未爆発のクラスター爆弾という形で残存します。ラオス一帯に米軍機から投下された爆弾は3割が不発のままです。専門家達は8千万ほどにもなる野球ボール大の「小型爆弾」またはクラスター爆弾がラオスに投げ捨てられたと述べます。爆弾投下は40年前に終わったものの、結果として何十万人もの人々が負傷し殺されています。Eternal Harvest: The Legacy of American Bombs in Laos(『永遠の収穫:ラオスのアメリカ爆撃の遺産』)の共同著者であるカレン・コーツとジェリー・レドファーンに話をうかがいます。

Syndicate content