« 前  

2014年6月17日(火)

  次 »
  • イラク危機をめぐり、米国とイランが短期の協議を行う中、オバマ大統領はバグダッドの米国職員と施設を守るために275人の米兵を派遣すると発表し ました。オバマ政権は、無人機攻撃やイラク軍を訓練するための特殊部隊の配備など、イラクでの他の選択肢も検討中だと報じられています。この報道は、 スンニ派武装勢力がバグダッドから40マイル弱(約64キロ)の都市バクーバへの新たな攻勢を受けて行われました。ミシガン大学教授で、近刊予定の>The New Arabs: How the Millennial Generation is Changing the Middle East(『新しいアラブ:新世紀世代は中東をどう変えるのか』)はじめ数冊の著者であるフアン・コールから話を聞きます。

  • 2014 年6月で「フリーダム・サマー」(Freedom Summer)は50周年を迎えます。1964年6月、1000人以上の州外のボランティアたちがミシシッピ州に向かい、アフリカ系米国人の有権者登録 を支援し、フリーダム・スクールを設立しました。アクティビストたちは命を懸けて、米国の民主主義の誓約である、すべての人が投票する権利実現を支援しました。「フリー ダム・サマー」から生まれ育った「ミシシッピ州自由民主党」(Mississippi Freedom Democratic Party)は、1964年の民主党全国大会で、白人のみをメンバーとする同州の民主党組織の正当性に異議を申し立てました。「フリーダム・サマー」から半世紀経ちましたが、新たな報告書から、なすべき課題が数多く残されていることがわかります。この報告書によると、非白人種は米国全州の政治から相変わらず締め出されており、非白人種の候補者が州レベルの議会に選出されることは稀です。報告書の州ごとのグラフは、非白人種にターゲットをあてた有権者登録活動を繰り広げることで、南部主要州での力の均衡がどのように変わる可能性があるかを示しています。この報告書>True South: Voters of Color in the Black Belt 50 Years After Freedom Summer(『真実の南部:フリーダム・サマーから50年後の黒人地帯の非白人有権者』)は、「南部投票選挙財団」(Southern Elections Foundation)と「米国進歩センター」(Center for American Progress)によって最近公表されたばかりです。同報告書の著者で、ケイパー・キャピタルのパートナー兼米国進歩センターの上席研究員のベン ジャミン・ジェラスから話を聞きます。

  • 2014 年6月17日で、調査ジャーナリストのマイケル・ヘイスティングスの死後1年がたちました。ヘイスティングは、全米で最も勇敢な若きレポーターの一人とみ なされていましたが、33歳の若さで自動車事故で死亡しました。イラクとアフガニスタンからの彼の記事は、戦争の隠された真実を明らかにしました。駐アフ ガニスタン米軍司令官だったスタンリー・マクリスタル大将に関するローリング・ストーン誌に掲載された2010年の記事は、マクリスタルと彼の側近が政府高官 について軽蔑的な発言をしたことを伝え、政治論争を巻き起こしました。記事は、アフガ二スタンでの戦争の方向性をめぐる長きにわたる政府の不協和音を明らかにし、マク リスタルは更迭されました。ヘイスティングスの死から1年経って、彼のレポートは再び脚光を浴びています。ヘイスティングスは2012年、米国人戦争捕虜 のボウ・バーグダール陸軍軍曹についてローリング・ストーン誌に大規模な調査記事を執筆しました。ヘイスティングスは当時、この記事は彼のキャリアの中で 最も重要な記事になると思っていました。しかし、この記事は、5人のタリバンメンバーと引き換えにバーグダールが解放されたことが政治論争を巻き起こした 最近になるまで、広く注目されることはありませんでした。ヘイスティングスはこの記事の中で、バーグダールがアフガ二スタンでの戦争に深く幻滅した結果、基 地から立ち去った可能性があることを明らかにしていました。タリバンによる5年間の拘束から回復中のバーグダールが依然として黙して語らないいま、ヘイ スティングスの記事はこの若き兵士の物語に明快な洞察を残しています。2014年6月17日、マイケル・ヘイスティングスのもう一つの大きな仕事が発売に なります。死後出版となった小説で、ニューズウィーク誌で仕事していた時期をふまえて企業ニュースメディアを痛烈に風刺した>The Last Magazine(『ザ・ラスト・マガジン』)です。夫の死後に原稿を見つけ、この本を出版に導いた、ヘイスティングスの未亡人エリス・ジョーダンから話 を聞きます。

Syndicate content