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2014年6月11日(水)

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  • 下院の多数派院内総務のエリック·カンターがバージニア州の共和党予備選に敗退し、議会歴史上最大の番狂わせとなりました。ティーパーティ候補者である挑戦者ディビット·ブラットは、中途半端な右派の政治家としてカンタ―を描き批判しました。カンターの敗北は共和党内の政治権力を覆すと共に、移民改革も脅かすと見られています。ブラットは断固とした反移民法政策を掲げて出馬し、カンターがDREAM法へ穏やかな支援をしたことを非難しました。カンタ―は共和党の下院ナンバー2としてジョン・ベイナー議長の後任とされていた人物です。選挙戦でもカンタ―は540万ドルを費やしましたが、ブラットはたったの20万ドルでした。下院の院内総務が予備選で敗北したのは1899年にこの職が作られてから初めてのことです。挑戦者はカンターを「穏健派」だと主張しましたが、カンタ―は医療保険制度改革から去年の行政シャットダウンまで、オバマ大統領の議題を阻止しようと、共和党内で重要な役割を果たしました。ネイション誌派員ジョン·ニコルズに話を聞きます。

  • 世界最大で最も影響力のある人権団体の一つであるヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が、稀に見る数の批判に直面しています。二人のノーベル平和賞受賞者アドルフォ・ペレス・エスキベルとマイレッド・マグワイア、そして100人以上の学者たちで組織されたグループが公開書簡を公表し、HRW とアメリカ政府の間では回転扉のように人材が入れ替わり、ベネズエラを含む幾つかの国々でのHRWの仕事に影響がでていると批判しました。この書簡は、米国の外交政策の作成や実行に関わった人物をスタッフ、アドバイザー、理事会役員として雇うことを、HRW は禁止するべきだと主張しています。これに対しHRW の常務取締役のケネス·ロスは「我々はスタッフの前職や提携がHRW の仕事の公平性に影響を与えないように注意を払っています・・・・ また米国政府による拷問、無期限勾留、容疑者の違法な移送、チェック無しの大規模な監視、無人機の乱用、残酷な判決と刑事司法における人種格差、そして不公正かつ効果のない移民体制などの権利侵害を、日常的に摘発し立証し告発しています」と回答し同団体の独立性を弁護しています。HRWの弁護士リード·ブロディと公開書簡をまとめた活動家のキーン·バットに話を聞きます。

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