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2014年6月4日(水)

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  • タリバンは、グアンタナモ基地に拘束されていた5人のタリバン幹部との交換を見込んだ取引で陸軍軍曹ボウ・バーグダールを米国特殊作戦部隊に引き渡す様子を写したビデオを公表しました。知られている限り最後の米国人戦争捕虜の自由を勝ち取ったわけですが、バーグダールがアフガニスタンでの戦争に対する反感を強く持つようになり、ついに自主的に基地を離れたと報道されているの受けて、共和党員らはこの取引を非難しています。陸軍当局がバーグダールが違法行為に従事したかを調査するとしている一方で、彼と同じ部隊に従軍していた兵士達はメディアに対し、彼は脱走兵だと言っています。「バーグダールはアメリカの帝国主義の構造を直接目撃し、それに対してとても深いところから、本能的に反応した人間として発言しているのです。」と、米軍の脱走兵と良心的兵役拒否者を専門にする弁護士ジェームス・ブラナムは述べます。「彼はそうせざるを得なかったのです。」ブラナムは彼の依頼人を含め、殆どの脱走容疑で有罪を受けた兵士達は6ヶ月から24ヶ月の判決を受けると付け加えます。「バーグダールは実質上捕虜として現代での脱走兵として誰よりも長い懲役を既に努めました。したがって彼を処罰する理由はありません。」

  • 戦争捕虜としての拘束から解放されたボウ・バーグダール軍曹は、現在、任務放棄の可能性について陸軍による捜査の対象となるおそれがありますが、歴史家および元ABCニュース主任中東特派員チャールズ・グラスに彼について話を聞きます。グラスの著書The Deserters: A Hidden History of the Second World War(『脱走兵:第二次世界大戦の隠れた歴史。』)は、3人の兵士の物語を通じて、戦争の緊張が兵士たちをいかに限界まで追い詰めるかを浮き彫りにしています。彼ら3人を含め、第二次世界大戦中に約50,000人のアメリカの兵士がヨーロッパ戦線で脱走しました。「我々は、バーグダールがどのような状況を通り抜けてきたか理解しなければいけません。」とグラスは言います。「最前線で戦う若者が、アフガニスタンにおける彼の祖国の使命を信じ、果たしてそれが伝えられたこととは全く違っていたことを発見し、また自分自信がその圧制のメカニズムの一部となり、人々を殺し、村々に入っては、敵の戦闘員を除くことが、家族を殺すことだと分かりました。我々が彼がどんな経験をしたか理解し、彼と彼の家族に同情を示すことを私は望みます。」

  • オクラホマ州で、一箇所を除き州内全ての妊娠中絶医院を閉鎖する法律が制定し、ルイジアナがこの先例に従う姿勢を見せるなか、5月最終週にその殺害から5年を迎えたジョージ・ティラー医師が遺したものを振り返りましょう。ティラーは、妊娠第3期の中絶を提供する一握りの医者の1人でした。彼は絶え間ない脅迫、クリニックへの火炎瓶による攻撃、そして両腕に銃創を残した暗殺の試みをものともしませんでした。2009年5月31日、過激中絶反対派のスコット・ロジャーは、カンザス州ウィチタにあるティラーの教会に入り彼を射殺しました。本日は2013年に再開されたティラーのクリニックで毎週中絶手術を行いにシカゴからウィチタまで通うシェリル・チェスティーン医師と話しティラーを偲びます。チェスティーンは、カンザス州で中絶を受けることに対する障壁について議論し、彼女や同僚が直面する脅威およびいやがらせなどについて話します。「私は朝起きると、私を必要とする患者がいることを感じます。」とチェスティーンは言います。「私がこの仕事から遠ざけられることを自分で受け入れてしまったら、私はテロリズムの勝利を受け入れることになるのです。」

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