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2014年5月22日(木)

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  • デモクラシー・ナウ! の共同司会者フアン・ゴンザレスがニューヨーク・デイリーニュース紙の独占記事で伝えたところによれば、、ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は、同市の緊急電話(911)システムの大改造計画が大幅に遅れていることと、超過予算が10億ドルにもなっていることを調査するため、同計画を中断しました。この改造計画は、マイケル・ブルームバーグ前市長が押しし進めた代表的な政策のひとつでもあり、ゴンザレスはこの動きを「デブラシオ政権は、緊急電話システムの改造計画には、これまで関係者が認めたよりも多くの問題があるということを潔く認めた」ものだと言います。

  • 2013年夏、米政府がエドワード・スノーデンのメールをはじめ、その他多くの情報を差し押さえ用とした際、暗号化メールサービス会社の「ラヴァビット」(Lavabit)を閉鎖せざるを得なくなった経緯について、同社の創設者ラダー・レヴィソンが詳細に語ります。スノーデンが米国家安全保障局(NSA)による監視活動を暴露した後、FBIは彼を標的としましたが、その捜査のためと称してラヴァビットの40万件にのぼるその他のアカウントへのアクセスを要求しました。当時レヴィソンは、この件の詳細を語ることを禁止され、「アメリカ人に対する犯罪の一端を担うこと」を拒否した、とだけ語っていました。今週はじめ連邦判事が、ラヴァビットへの政府からの要望詳細記録の主要な部分の封印を解いたことで、レヴィソンはこの件について以前よりも自由に話せるようになりました。「米政府は大胆な嘘をついていました」とレヴィソンは言います。」「彼らの望むアクセス権を安心して渡すことは不可能でした。唯一残された道は、会社を閉鎖するか、政府が求めていたこと――つまりわが社のユーザーの大量監視活動――の一端を担うしかなかったのです」

  • 米最高裁は、ミズーリー州で予定されていた、2014年4月のオクラホマ州での死刑失敗事件後初となる死刑を延期としました。ラッセル・バックルーの弁護士は、彼の健康状態が刑の執行において過度の苦しみに結びつく可能性をはらんでおり、「残酷で異常な刑」を禁止する米憲法修正8条を犯すことになるとして死刑の延期を求めていました。バックルーは5月20日、仮の延期を勝ち取り、21日には最高裁が再度死刑延期の判決を下し、連邦控訴裁判所への差し戻しを言い渡しました。この判決は、同様の訴えが棄却されてきたこれまでのパターンからの転換を示しています。死刑に使用される薬物を供給する調合薬局が、ミズーリ州がその情報開示を拒んでいるように、公表されることも規制を受けることもないという事態に対し、司法が懸念を抱いているのだとも考えられます。バックルーの首席弁護士のひとりシェリル・パイレートに話を聞きます。

  • スポーツ記者デイブ・ザイリンは、新著Brazil’s Dance with the Devil: The World Cup, the Olympics, and the Fight for Democracy(『悪魔と踊るブラジル:ワールドカップ、オリンピックと民主主義への闘い』)で、スポーツ界最大のイベントを目前に控えたブラジルで社会不安が広がっていることを取り上げます。ワールドカップを数週間後に控えたサンパウロでは、大規模デモ2日目に、バス運転手たちに加えて数千名の警察官が参加しました。一方、ワールドカップのオープニング・マッチが開催されるアリーナ横の敷地に、1万人以上が集まりました。集まった群衆は彼らの抗議運動を「国民のワールドカップ」(The People’s Cup)と呼び、彼らのコミュニティには十分な医療機関も学校もないのに、スタジアム建設に5億ドル近くが使われたことに抗議しています。ブラジル各地で起きているデモは、同様の問題への注目を呼び掛けています。ブラジルを揺るがす抗議運動について、また米国のスポーツ界で最大の論争となっているNBAの、アフリカ系アメリカ人に対する人種差別発言をしたチームオーナー、ドナルド・スターリング追放について、ザイリンに話を聞きます。ザイリンはネイション誌のスポーツ・コラムニストで、ラジオSiriusXM局「エッジ・オブ・スポーツ・ラジオ」(Edge of Sports Radio)の司会を務めます。

  • タイ軍は、戒厳令を発令した数日後に同国の政府を掌握しました。タイ軍司令官は、このクーデターは、半年にわたる政府と反政府派デモ隊のあいだの政治的混乱に対し秩序を回復するために必要だとしています。バンコクの反対派は選挙を阻み、5月はじめに裁判所に罷免されたインラック首相のあとに任命された暫定内閣の追放を求めていました。タイ軍司令官は、政党、議員他、要人たちとの会見を行った直後にテレビでクーデターを宣言しました。タイのクーデターは、2006年以来で、その際には1年以、軍による支配が行われました。ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア地域支援所長ジョン・シフトンに話を聞きます。

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