6月第4週にイースト・ピッツバーグ警察によって丸腰の17歳のアフリカ系米国人アントワン・ローズが射殺されましたが、彼のような黒人少年や黒人男性に対する警察の発砲に抗議して、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の数十人の選手たちが2シーズン以上にわたり、競技場で国歌が演奏されている間地面にひざをつくという抗議行動をとってきました。NFLの競技場での抗議行動は、クォーターバックのコリン・キャパニックが2016年8月、人種差別と警察の蛮行に抗議して国歌演奏中に起立することを拒否したことから始まりました。NFLは2018年5月、試合前の国家演奏中に選手たちが起立を拒否した場合はチームに罰金を科すと発表しました。NFLの32人のオーナーによって採択されたこの新規則では、選手たちは国歌が演奏されているあいだロッカールームに留まることが許されています。NFLで3回プロボウラーとなり、長年の活動家でもあるマイケル・ベネットに話を聞きます。彼は、武器を持たない黒人男性に対する警察の発砲に抗議する、元フォーティナイナーズのクォーターバックであるコリン・キャパニックが率いる運動に参加しています。ベネットは最近、スーパーボウルで優勝したフィラデルフィア・イーグルスにトレードされました。このチームは、トランプ大統領によって最近ホワイトハウスへの招待を取り消されたチームです。