デイリーニュース

  • マケイン候補は「米国社会の生々しい憎悪を意図的にあおっている」と元支援者が批判

    フランク・シェーファーは、ベストセラーCrazy for God: How I Grew Up as One of the Elect, Helped Found the Religious Right, and Lived to Take All (or Almost All) of It Back(『神様に夢中:特権階級に生まれ宗教右派の創設を手助けし、その(ほとんど)すべてを取り消した私』)の著者です。彼は、福音伝道者・故フランシス・シェーファーの息子で終生共和党員だと考えてきました。2000年にはマケイン候補に投票し、兵役に関するシェーファーの初期の著作にはマケインが推薦者になりました。ところが、10日、シェーファーはマケイン候補が選挙戦で国民の憎悪をあおっているとして激しく非難する公開状を発表しました。
    dailynews date: 
    2008/10/13(Mon)
    記事番号: 
    2
  • サラ・ペイリンは極右シンパ?米国からの分離を唱えるアラスカ独立党とのつながりをマックス・ブルーメンソールがレポート

    マケイン共和党大統領候補はオバマ民主党候補と70年代の過激派組織「ウェザーアンダーグラウンド」の元メンバー、ウィリアム・エアーズとのつながりを強調するキャンペーンを続けていますが、Salon.comの最新の調査はペイリン共和党副大統領候補が極右グループとこれまで考えられていた以上に強いつながりを持つことを明らかにしました。ジャーナリストのマックス・ブルーメンソールとデイビッド・ネイワートはペイリン候補が10年以上前、アラスカ独立党とジョン・バーチ協会の活動家の支援を得てワシラ市長に選出されたいきさつを詳細に取材しました。支援の見返りにペイリン候補が空席となっていた市議会の議員職にうち一人を任命しようとした疑いがあります。
    dailynews date: 
    2008/10/13(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ジェームズ・バンフォードが語る「影の工場:同時多発テロから米国内盗聴まで米国家安全保障局の極秘事実」

    ブッシュ政権の令状なし盗聴プログラムが今週、新たな調査の対象になっています。米情報機関のイラク駐留の米軍関係者やジャーナリスト、救助隊員らの電話傍聴疑惑について、議会で影響力のある2つの委員会が調査を開始しました。30 年に渡って米国家安全保障局(NSA)の取材を続けている調査報道記者のジェームズ・バンフォードから、NSAによる米国民を対象としたスパイ活動、9・ 11同時多発テロ前の不手際、NSAと米通信会社との関係について話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/10/14(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 私たちはいかにして勝った戦争に負けたのか:タリバン統治のアフガニスタンを旅して

    調査報道ジャーナリスト、ニル・ローゼンがアフガニスタンから戻ってきました。ローゼンはタリバンに随行し、アフガニスタン版のグリーンゾーンである首都カブールから遠く離れた地区まで旅してきました。アフガニスタンに関して巷間で伝えられている米軍主導のNATO軍の勝利は、彼の目には勝利とは見えなかったと言います。ローリング・ストーン誌への彼の最新の寄稿How We Lost the War We Won: A Journey into Taliban-Controlled Afghanistan(「私たちはいかにして勝った戦争に負けたのか:タリバン統治のアフガニスタンを旅して」)について話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/10/15(Wed)
    記事番号: 
    2
  • マケイン陣営 低中所得者層コミュニティ組織ACORNを大規模 投票登録不正で非難する

    選挙の日が近づいていますが、低中所得者層のコミュニティ形成や政治的結集のための団体ACORN(Association of Community Organizations for Reform Now=速急な改革のためのコミュニティ形成協会)が思わぬ標的にされています。これまで1年半以上にわたって ACORNは特に若者層、貧困層の投票者登録を推し進め、計130万人の新規登録に力を貸してきました。そして10月初旬の先 週、ACORNはとつぜん全米の注目の的となりました。マケイン陣営が、ここを大々的な不正投票者登録を行っているとして告発したのです。今日は ACORNの主催者バーサ・ルイスと共和党の選挙法専門弁護士クレタ・ミチェルの2人に討論してもらいましょう。
    dailynews date: 
    2008/10/15(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 大統領候補討論会 反戦イラク帰還兵の会先導の抗議行動で15人逮捕

    オバマ-マッケイン討論会場外で反戦イラク帰還兵の会(IVAW)が率いた抗議運動で、少なくとも15人が逮捕されました。このIVAWの会員であるニック・モーガンは、騎馬警官の馬に踏みつけられ、出血しほとんど意識を失った状態で放置されました。
    dailynews date: 
    2008/10/16(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 討論の壁を打破:「第3の政党」大統領候補ネーダーとマッキニー、マッケイン-オバマ最終公開討論へ物申す

    10月16日夜、バラク・オバマ、ジョン・マッケイン両上院議員は11月4日の大統領選前最後の討論を行い、経済や税金政策、中傷キャンペーン、貿易協定、 中絶、教育制度をめぐり応酬を繰り広げました。共和・民主党以外のいわゆる「第3の政党」候補は この討論会には招かれませんでした。この討論の「防音壁」を破るべく、緑の党大統領候補のシンシア・マッキニーと、独立系大統領候補ラルフ・ネーダーから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/10/16(Thu)
    記事番号: 
    1
  • スミヤキャスティング イスラム嫌いたちがいかに恐怖と偏見とデマをまき散らしているか

    米大統領選の主要な接戦州で、Obsession: Radical Islam’s War Against the West(『脅迫観念 西側社会に対する急進的イスラムの戦争』)と題したDVDがここ数週間で2800万枚も配られています。このDVDは残酷で野蛮な映像を紹介してイスラムとナチズムを同等に論じようとしているものです。米国政治に民族的及び宗教的偏向が高まっている、イスラム嫌悪が煽られている、と心配される中でのこのDVD配布。米イスラム関係評議会のイブラヒム・クーパーと、FAIR(報道における公正と正確さ)のイザベル・マクドナルドに話を聞きます。マクドナルドは“Smearcasting: How Islamophobes Spread Fear, Bigotry and Misinformation”(『スミアキャスティング イスラム嫌いたちがいかに恐怖と偏見とデマをまき散らしているか』)という最新リポートの共同執筆者です。
    dailynews date: 
    2008/10/17(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 世界食糧デー 選挙選と金融救済で脇にやられる世界食糧危機

    金融危機が報道機関や大統領選挙運動の関心を独占しています。その中で世界的な食糧危機はいまも数百万の人々に打撃を与え続けています。16日夜、ニューヨークに農家のグループや食糧政策の専門家たちが集まって世界食糧デーのイベントを行いました。Stuffed and Starved: The Hidden Battle for the World Food System(『飽食と飢餓:世界食糧システムの隠れた戦い』)の著者ラジ・パテルと、ナショナル・ファミリー・ファーム・コアリション(全米家族農業連合)代表のベン・バーケットに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/10/17(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 元財務長官補佐のポール・クレイグ・ロバーツが語るウォール街救済 「規制廃止がファシズムを産んだのか?」

    ブッシュ政権が2500億ドルをつぎ込んで米国の銀行システムを部分的に国有化する計画を発表します。ポール・クレイグ・ロバーツに話を聞きます。彼はレーガン政権の財務長官補佐で、ウォールストリート・ジャーナルの編集委員でした。ロバーツは、今回の銀行対策は金融救済が「無能の表れか不正かどっちかだということだ」と言います。

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    dailynews date: 
    2008/10/17(Fri)
    記事番号: 
    2

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