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2014年2月13日(木)

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  • 大規模な氷雪嵐のため、ルイジアナ州からニュージャージー州に至る各州の知事が非常事態宣言を出しました。米国立測候所(National Weather Service)の覚書は今回の嵐を「歴史的規模の事態」と呼び、「壊滅的、きわめて有害、社会機能を麻痺させる、思いつくすべての形容詞が当てはまる」としています。今回の嵐は既に死者13人を出し、55万人が停電の被害にあっています。「ウェザー・アンダーグラウンド」(Weather Underground)の気象部長ジェフ・マスターズに話を聞きます。

  • 大規模な氷雪嵐のため、ルイジアナ州からニュージャージー州に至る各州の知事が非常事態宣言を出した一方で、世界各地で別の異常気象の例が観測されています。カリフォルニア州は、過去500年で最悪といわれる干ばつにみまわれています。ロシアで行われている冬季オリンピックの会場ソチでは気温が華氏60度(摂氏15度)にまで上がりました。一方、イギリスでは時速100マイル(60キロ)以上の突風がイングランド西部とウェールズで夜通し吹き荒れ、ロンドンでもテムズ川が数十年来最高の水位を記録しています。「科学者たちは、気候変動の初期段階において、こうした異常な気象が変動の兆候として見られるだろうとすでに言っています」と環境保護団体、350.orgの共同創設者ビル・マッキベンは言います。「そしてこれは、われわれが実際の行動を起こす必要があるという警告であるはずなのに、われわれのリーダーは今のところこの問題に取り組んでいません」

  • 数百名の大学生が逮捕されることを覚悟で、3月2日にホワイトハウス前で予定されている集会に出ると見られています。この集会は、キーストーンXLタールサンド原油パイプライン建設を拒否するようオバマ大統領へ圧力をかけることを目的としています。「XL反対」(XL Dissent)集会の組織者は、パイプライン建設反対運動の中でも最大規模の市民的不服従活動になることを希望していると語ります。キーストーンXLパイプラインは実現すれば、日に83万バレルの原油をカナダからメキシコ湾岸まで運ぶことになります。その発表が長く待たれていた、1月の米国務省による環境影響評価は、「キーストーンXL」パイプラインは、カナダの膨大なタールサンド拡張減速への影響は少なく、温暖化ガス排出問題を深刻に悪化させることもないとの見解を示しました。後にワシントン・ポスト紙は、同評価は、同パイプラインの裏にあるトランス・カナダ社(TransCanada)とも緊密な関係にある、米国石油協会(American Petroleum Institute)の有料会員により行われたものだったことを明らかにしました。最終決断の段階にあるキーストーンXLパイプライン建設について、環境保護団体、350.orgの共同創設者で代表のビル・マッキベンに話を聞きます。
    地球温暖化に対抗する動きは世界中で進展している、とマッキベンは言います。「ひとつわれわれが攻める側に回ることができるとれば、それは投資引き上げ運動です。これは今では世界中に広がりました。オックスフォード大学が10月に発表した研究では、これは歴史的にも最も急激に成長した市場運動だとしています。総合大学、大学、教会、市や州政府、各種年金基金などが、快調な速さで化石燃料業界との関係を絶ち始めています。これは本格的希望の持てる部分です」

  • 2700万ガロンの汚染水と82000トンの石炭灰が、廃物湖地下の管破裂でノースカロライナ州のダン川に流失した事件は、米史上最悪の石炭灰流出のひとつです。流出した有毒汚泥は、オリンピック用水泳プール70個分にも及びます。ダン川は何マイルにも渡り灰色に変色し、連邦規制上限の35倍の砒素が見つかっている、と環境保護活動家は言います。ノースカロライナ州規制当局は、共和党のパット・マクローリー知事が28年間勤務したデューク・エナジー社(Duke Energy)を守るために、デューク社に対する訴訟を意図的に妨害したのでしょうか?最近、 ノースカロライナ州環境及び自然資源局を辞職したエイミー・アダムスに話を聞きます。アダムスは2013年に同局で行われた変革に抗議して辞職しました。彼女は現在、環境保護団体「アパラチアの声」(Appalachian Voices)で仕事をしています。

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