リビア政府は、40年以上にわたるムアマル・カダフィ大佐の支配に反対する拡大する蜂起に対して卑劣な攻撃をしたことで、国際的批判に直面しています。2月21日、リビア軍と親政府派の傭兵は、首都トリポリでの大規模デモを攻撃しました。軍隊が街頭の抗議者たちを追い詰める中、戦闘機とヘリコプターが上空から彼らに向けて発砲しました。攻撃は、カダフィ政権が崩壊しつつある兆候が顕著になる中で行われています。司法書記(法相)と国連大使を含むリビアの何人かの閣僚が21日、カダフィ政権から離反しました。リビア系米国人活動家のアブドゥラ・ダラットからさらに詳しく話を聞きます。「今回のことは、過去40年間リビアの国民のことよりも自分自身と自分の権力のことを大切にする一人の人物の誇大妄想によって支配されてきた国の姿をよく表しています」とダラットは言います。