デイリーニュース

  • 「カダフィはリビア国民のことより自分自身と権力が大切」:リビア系米国人活動家が語る抗議者らへの流血の弾圧

    リビア政府は、40年以上にわたるムアマル・カダフィ大佐の支配に反対する拡大する蜂起に対して卑劣な攻撃をしたことで、国際的批判に直面しています。2月21日、リビア軍と親政府派の傭兵は、首都トリポリでの大規模デモを攻撃しました。軍隊が街頭の抗議者たちを追い詰める中、戦闘機とヘリコプターが上空から彼らに向けて発砲しました。攻撃は、カダフィ政権が崩壊しつつある兆候が顕著になる中で行われています。司法書記(法相)と国連大使を含むリビアの何人かの閣僚が21日、カダフィ政権から離反しました。リビア系米国人活動家のアブドゥラ・ダラットからさらに詳しく話を聞きます。「今回のことは、過去40年間リビアの国民のことよりも自分自身と自分の権力のことを大切にする一人の人物の誇大妄想によって支配されてきた国の姿をよく表しています」とダラットは言います。

    dailynews date: 
    2011/2/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ウィスコンシン州の反組合法案、消防士・警察官も加わり8万人が抗議デモ

    ウィスコンシン州マディソンで19日、公務員の団体交渉権を奪う「予算修正」法案に反対する、過去最大規模の推定8万人の抗議デモが行われました。同法案の採決を阻止するために州を離れた民主党の州上院議員らは18日、スコット・ウォーカー州知事に対し書簡を送付し、団体交渉権について交渉に応じるのであれば、労組は年金カットや、健康保険や退職金の積立金増額などを受け入れるだろうと述べました。ウォーカー知事が法案で提案している削減計画では、州警備隊、警察官や消防士などの治安当局職員らは除外されていますが、だからといって、治安当局職員らが法案を支持しているというわけではありません。詳しく議論するにあたり、ウィスコンシン州消防士連合(Wisconsin Professional Firefighters Association)代表のマーロン・ミッチェルに話を聞きました。「消防士や警察官として、私たちは何もせずに座っているわけではありません。状況を変えるために行動を起こしていくつもりです」。

    dailynews date: 
    2011/2/21(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「リビアは変わった、永久に」リビアの詩人・研究者ハレド・マタワが民主化運動を語る

    リビアでは民主化を求める抗議デモが1週間にわたって続き、死者は300人以上に上っていますが、抗議デモ参加者たちは42年間に及んだムアマル・カダフィ体制の終わりを要求し続けています。カダフィ大佐の息子の一人、セイフ・イスラム・カダフィは20日、国営テレビで国民に向けて演説し、抗議デモが終わらなければ内戦になるだろうと警告を発しました。さらに詳しい話を、リビア出身の名高い詩人であり研究者でもあるハレド・マタワに聞きました。「仮にカダフィが生き残ったとしても、体制は終わりを迎えるでしょう。リビア国民は『新しい憲法を持とう。新たな国旗も持つかもしれない。しかし君(=セイフ・イスラム)や君の父親、それに君の計画全部がもう必要がないんだ。出て行ってくれ』と語り合っています」と、ハレド・マタワは話しました。

    dailynews date: 
    2011/2/21(Mon)
    記事番号: 
    3
  • リビアの虐殺:政府による暴力をはねのけてデモ隊がベンガジを制圧 目撃者が語る

    北アフリカ、リビアの東部ベンガジで20日、数万人の人びとが、1週間に及ぶ騒乱の末に市内を再び制圧したことを祝福しました。住民によると、一部兵士も抗議運動に参加し、ムアマル・カダフィ大佐の警護隊を打ち負かしました。また別の住民は、軍は市を去ったと話しました。凶悪な暴力行為が何日にもわたって行われました。ヒューマンライツ・ウォッチによると、リビアでは1週間で300人以上が死亡しました。またこの衝突はトリポリ市にまで及んでいると報道されています。番組では昨晩、ベンガジ市の現状について、ハイサムという抗議運動参加者に電話で話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/2/21(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「イラン、緑の革命、米国」ハミド・ダバシ教授が語るイラン民主化運動の今後

    イランで20日、前週の抗議デモ中に2人が死亡したことを受けて、再び抗議デモが行われました。警察官は警棒や催涙ガスでデモ隊を解散させました。拘束された人びとの中には、アクバル・ハシェミ・ラフサンジャニ元大統領の娘、ファエゼ・ハシェミが含まれていました。「イラン当局はチュニジアとエジプト、そして地域全体に広がる民主化運動への連帯を表明していますが、自国民に対してはその原則を認めないのです」とコロンビア大学教授のハミド・ダバシは語りました。

    dailynews date: 
    2011/2/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 元CIA分析官 クリントン演説に無言の抗議を行って殴打逮捕される

    今週、ヒラリー・クリントン国務長官は世界中でインターネットの自由を求める重要な演説を行いました。クリントンが、エジプトやイランの政府による抗議する民衆の逮捕や暴力行使を非難している最中に、かつて米陸軍やCIAで勤務したレイ・マクガバンは暴力的に演説会場から排除され逮捕されてしまいました。米国の外交政策に抗議して、無言で立ち上がり、国務長官に背を向けたからです。ワシントンDCからレイ・マクガバンと話します。

    dailynews date: 
    2011/2/18(Fri)
    記事番号: 
    5
  • エジプト全土の労働者ストが民衆蜂起を拡大

    ムバラク大統領を倒した民衆蜂起以来、エジプト全土の労働者たちがストライキに打って出ています。その要求は、賃上げからムバラクの与党国民民主党につながる汚職役人の追放まで幅広いものです。デモクラシー・ナウ!通信員のアンジャリ・カマトがエジプト経済社会権利センター(Egyptian Center for Economic and Social Rights)の労働問題弁護士ハレド・アリに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/2/18(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「自由の境界を押し広げよう」 エジプトの学生たちが政府の許可なく新聞を発行

    17歳のエジプトの高校生サナー・エッシェイフは、新聞発行に政府の許可が必要という規則を敢然と無視して発行されている新聞を手伝っています。これまでのところ、この新聞はもっぱらタハリール広場の人々の声を伝えています。

    dailynews date: 
    2011/2/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「抗議ではなくお祝いだ」 カイロ・タハリール広場に再び大群衆 ムバラク退陣から1週間

    エジプト・カイロのタハリール広場に18日、数万人が結集して長期独裁を敷いたムバラク大統領の退陣を祝う勝利集会を開きました。デモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースがカイロからリポートします。

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    2011/2/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米ウィスコンシン州の反乱:反組合法案に数万人がデモ 州議員たちは投票遅延策

    学生や公共部門労働者たち約3万人が17日、ウィスコンシン州マジソンの州議会前で共和党のスコット・ウォーカー知事に抗議のデモを行いました。知事は現在保障されている公務員の団体交渉権のほとんどすべてを否定し、給与や手当を削減しようとしています。教職員が抗議を続けていることでマジソンの公立学校は3日連続で休校となっています。この措置の可否をめぐる州議会の採決は民主党の州上院議員たちが登院拒否をして州を離れたため延期となっています。議会は共和党が多数を占めていますが、民主党議員なしでは定足数に達しないためです。ネイション誌のジョン・ニコルズ、マジソンで教師をしているスーザン・スターン、ウィスコンシンの民主党州上院議員クリス・ラーソンと話します。

    dailynews date: 
    2011/2/18(Fri)
    記事番号: 
    1

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