テキサス州では、憎悪犯罪の被害者が、9/11後に至近距離から彼の顔面に発砲し有罪判決を受けた殺人犯の命を救おうとしています。レイズ・ブヤンは、7月20日に予定されている死刑囚マーク・ストロマンの死刑執行を止めさせるためにリック・ペリー知事を訴えています。ストロマンは2001年にブヤンに発砲し、ブヤンは右目の視力を一部失いました。ストロマンはアーリアン・ブラザーフッド(刑務所内を拠点とするギャング)のメンバーであり、インド人の移民 でヒンドゥー教徒のバスデフ・パテル、パキスタン出身のイスラム教徒のワカール・ハサンを殺害しました。「マーク・ストロマンがしたことは彼の無知による 憎悪犯罪であって、彼は善悪の判断ができなかっただけだと強く信じています。そうでなければ、そんなことはしなかったでしょう」とブヤンは言います。「両 親が私を育ててくれたやりかた、そして私のイスラム信仰は、彼が容易に許されるべきであることを教えてくれています。そして私の信仰は、誰も別の人間の命を奪 う権利はないということを教えています。イスラム教は、憎悪や殺害を許していないのです」。刑務所で書かれた声明の中でストロマンは言います。