コロラド州オーロラ市で発生した銃乱射事件の容疑者は、警察によると、6,000発以上の実弾に加え、実弾100発を一度に装てんし1分間に50〜60発を発砲できる「ドラム弾倉」をインターネットで購入していました。連邦議会で1年以上も立ち往生している法案が可決されていれば、このような購入は規制されていたでしょう。本日は、議会で銃規制を呼びかける中心人物の1人、キャロライン・マッカーシー下院議員に話を聞きます。マッカーシーは、1993年にロングアイランドの列車内で起きた6人の犠牲者を出した銃乱射事件で夫を亡くし、息子が重症を負った後、議会選挙に立候補しました。「大型の弾倉やアサルトウェポンは一般市民のために出回る必要はありません。これらは軍事用に作られているのです。アメリカ国民はこれを理解していると思います。問題は、国中の政治家たち、議員たちが、『われわれに背けば選挙で落選させる』といわんばかりに多額の資金をつぎ込んでいる全米ライフル協会(NRA)と銃製造業者におびえているのです」とマッカーシーは語ります。オバマ政権が新たな銃規制法制定の呼びかけを却下したことについて、マッカーシーは「(オバマ大統領は)何かをしなければならない、われわれの国で起きているこのような暴力を止めるために何かしなければならない、とは言っています。彼を説得できるかどうかは私と多くの議員にかかっています。