デイリーニュース

  • マーシー・ウィーラー ニューネス委員長の覚書き ロシア疑惑 大規模監視プログラムの再承認を語る 

    ワシントンでは、FBI、米司法省および民主党議員らの反対をよそに、トランプ政権が共和党議員が作成した物議を醸す覚書きを公開しようとしていることで、せめぎ合いが続いています。カフォルニア州選出で共和党のデビン・ニューネス下院情報特別委員会委員長が作成した4ページの覚書きには、FBIが2016年に当時トランプ陣営の顧問であったカーター・ペイジとロシアとの接点に関連して監視を始めたことは職権乱用だったと記されているとされています。トランプ大統領支持者は、FBIの捜査が政治的意図から始まったことをこの覚書が証明していると主張、その理由のひとつとして、捜査に必要な盗聴の承認を得るために、FBIがヒラリー・クリントン支援者が資金を提供した報告書を使用したとしています。トランプが指名したFBI長官であるクリストファー・レイは、1月31日異例の声明を発表し「(われわれは)覚書きの正確さに根本的な影響を与える重要な事実が脱落していることを非常に危惧している」と近日公表される覚書きを批判しました。EmptyWheel.netを運営する独立系ジャーナリスト、マーシー・ウィーラーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/1(Thu)
    記事番号: 
    1
  • トランプの「後向きな」教書演説は気候変動を無視 「美しくクリーンな石炭」を賛美

    30日夜トランプ大統領は初の一般教書演説を行いましたが、長い演説には明らかにある言葉が欠落していました。「気候変動」です。一方でトランプは「美しくクリーンな石炭」を絶賛し、環境保護にとって重要な規制を後退させたことを自賛しました。一般教書演説について、気候変動問題に取り組む国際環境非営利組織NGO350.orgの共同設立者ビル・マッキベンと、ネイション誌の発行者カトリーナ・バンデン・フーベルの二人に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/31(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 実は米国産:トランプが一般教書演説でとりあげたMS-13ギャングの真の歴史

    トランプ大統領は、初の一般教書演説で、米議会に移民政策の徹底的見直し法案を成立させるよう呼びかけ、ドリーマーズ(DREAMers)と呼ばれるDACA登録者(幼少期に米国に到着した非正規移民の若者を国外強制退去から保護し、一時的に滞在許可を認める制度)などの移民を、テロリストやギャングと結び付けようとする発言を繰り返しました。トランプは、一般教書演説へのゲストとして、2年前にニューヨーク州ロングアイランドでMS-13ギャングのメンバーによって殺害された2人の少女の両親も招待しました。MS-13は、1980年代にロサンゼルスで発祥した組織で、以来、米国による大量の国外退去政策の結果、中米に拡散しました。MS-13の歴史、および米国とエルサルバドルとの関係について、ハーバード・ロースクール公正処罰プロジェクトのライター・イン・レジデンス(大学居住作家)であるダニエル・デンビルに話を聞きます。彼が2017年にワシントン・ポスト紙記事、「(米国からの)国外退去が、中米のギャングを生んだ。強制退去の続行は解決にならない」というタイトルの記事を書きました。

    dailynews date: 
    2018/1/31(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 私たちは脅迫にひるまない:逮捕の脅しに屈せず一般教書演説に出席 した非正規移民活動家

    30日、アリゾナ州選出の共和党下院議員ポール・ゴサールは、トランプ大統領の一般教書演説に出席する非正規移民たちを逮捕するよう、米国議会議事堂警察に要請しました。多くの非正規移民活動家たちが、ゴサールの脅しに屈せず、民主党の議員たちからの招待を受けて演説を聴きにいきました。「北西部拘留センターへの抵抗(Northwest Detention Center Resistance)」と「ミヘンテ(Mijente)」両団体のアクティビストで、自らも非正規移民であるマル・モラ・ビヤルパンドに話を聞きます。彼女はワシントン州選出上院議員マリア・カントウェルのゲストとして、一般教書演説に出席しました。

    dailynews date: 
    2018/1/31(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 米国初のソマリア人州議会議員イルハン・オマール:トランプの一般教書演説は「きわめて不快」で「ファシスト的」

    トランプ大統領は、30日夜の初の一般教書演説の中で、ドリーマーズ(DREAMers)と呼ばれるDACA登録者(幼少期に米国に到着した非正規移民の若者を国外強制退去から保護し、一時的に滞在許可を認める制度)などの移民を、テロリストやギャングと結び付けようとする発言を繰り返しました。トランプは、就任後これまでずっと人種差別的で外国人嫌悪の発言を続けており、30日夜には連邦議会黒人議員団に属する多くの議員が、トランプの人種差別、およびアフリカ諸国を「肥溜め諸国」と呼んだ最近の発言に対する抗議の意を表して伝統的なアフリカのケンテ布を身に纏って出席しました。トランプの一般教書演説について、ソマリア系アメリカ人として選挙で選出された米国で最も高位の公務員であるミネソタ州議会議員イルハン・オマールに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/31(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トランプ大統領の初の一般教書演説は好戦的 グアンタナモ収容所を固持 核戦争の脅威を拡大 

    トランプ大統領は30日夜、初の一般教書演説を行いました。長い演説の中で彼は、グアンタナモ収容所の使用続行を指示する大統領令に署名したと発表しました。また、北朝鮮に対する好戦的な言辞を強め、北朝鮮政府を「下劣」と非難し、米国を核の危険で脅かしていると警告しました。米国で最も長い歴史をもつ週刊誌「ネイション」の編集者兼発行者のカトリーナ・バンデン・フーベルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/31(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ニュージャージー州で移民2人が子供を学校へ送る途中で拘束される 3人目は教会に避難

    ニュージャージー州では、子供を学校へ送る途中の親、数人を移民税関捜査局(ICE)が拘束したことに対し、移民権利擁護運動家と宗教指導者たちが抗議の声をあげています。ロビー・サンガーは、彼の2人の娘たちを車で学校へ送った後でICEに拘束されました。一方、グナワン・リームは彼の娘をスクールバスの停留所まで車で送った後で拘束されました。この2人の男性はインドネシア人でした。3人目の男性ハリー・パンゲマナンもインドネシア出身ですが、ニュージャージー州のハイランド・パーク改革派教会の聖域に避難しました。彼は娘を車で学校に送る準備をしていたときに自宅の外でICEの覆面捜査官が待っているのを見た行っています。3人の男性とも、米国で生まれた子供たちの親です。ハリー・パンゲマナンが避難したハイランド・パーク改革派教会の牧師セス・カパー・デールと、ニュージャージー州サウス・プレインフィールドの第一インドネシア・セブンスデー・アドベンチスト教会の牧師スティーブン・ランタングに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/30(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 新サンクチュアリ連合のラビ・ラグビア:私たちの移民擁護運動が理由で私は拘束された

    ラビ・ラグビアは2017年12月、移民税関捜査局(ICE)によって拘束された、全米でも有名な何人かの活動家の1人です。彼は1月11日に定期出頭をした際手錠をかけられて逮捕、それがきっかけで起こった大規模な抗議行動ではニューヨーク市議会の2人の議員を含む18人が逮捕される結果となりました。ラビはその後すぐに、手錠をはめられたまま、ICEによってフロリダのクロム拘置所に移送されました。彼が母国のトリニダード・トバゴに緊急強制送還されそうになると、一般市民からの激しい抗議が高まりました。その後ICEは、ラグビアの弁護団に対し彼はニューヨーク市周辺の拘置状に戻されるだろうと告げました。米国連邦地裁判事のキャサリン・フォレストは1月29日、ラグビアの拘束は「不必要に残酷」だったと述べ、ICEに彼を釈放するよう命じました。しかし彼は以前として強制送還に直面しています。「新サンクチュアリ連合」(New Sanctuary Coalition)の代表であるラビ・ラグビア本人に、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/30(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 独占放送:ラビ・ラグビアが「不必要に残酷な」移民税関捜査局の拘束から釈放後に発言

    ニューヨーク市の連邦判事は1月29日、移民権利運動の指導者ラビ・ラグビアの拘束は「不必要に残酷」として、彼を移民刑務所から直ちに釈放することを命じました。キャサリン・フォレスト地裁判事は、ラグビアには「さよならを言う自由」があるという判決文を判事席から大きな声で読み上げました。その上でラグビアが受けた扱いについて、「私たちが不当と避難している政府、その国に長く暮らした人を予告なしで通りや自宅、職場で捕まえて追い出すことが許されるようなことが許されるような政府」のやり方になぞらえ、「ここはそんな国ではありません。法がそのようなことを許すようなそんな作り話のような国に我々がなる日が来るとすればなんと惨めなことでしょう」ととのべました。ラグビアは、「新サンクチュアリ連合」(New Sanctuary Coalition)の代表です。彼は、トランプ政権によって標的にされてきた、何人かの有名な移民の権利活動家の1人です。彼の釈放と今後について、ラビ・ラグビア、彼の妻、移民の人権活動家のエイミー・ゴットリーブ、そしてラビの弁護士でニューヨーク大学法科大学院の移民の権利クリニックの共同代表アリーナ・ダスから、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/30(Tue)
    記事番号: 
    1
  • アリ・バーマン「我々は不正操作されたシステムの中で生きている」 ゲリマンダーを利用して権力の座に居座る共和党

    マザー・ジョーンズ誌の上級記者でネイション・インスティチュートのフェロー・レポーターでもあるアリ・バーマンをゲストに招き、ローリング・ストーン誌掲載のバーマンの最新記事“How the GOP Rigs Elections”(「共和党はいかに選挙を不正操作しているか」)について聞きます。「この国で我々は、最多数の票を得た人が当選すると考えがちです。しかし実際には、ゲリマンダリング(不正な選挙区分け)のおかげで、そうなっていないのが現状です」

    dailynews date: 
    2018/1/29(Mon)
    記事番号: 
    4

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