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2014年5月1日(木)

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  • オクラホマ州のメアリー・フォーリン知事は、死刑執行での薬品注射に不手際があり死刑囚が心臓発作により死亡したのを受けて、同州の死刑執行手続きの見直しを命じました。死刑囚クレイトン・ロケットは当初、未試験の死刑用薬品をめぐる不透明さに異議を申立て、死刑延期を勝ち取りました。しかしフォーリン知事は先週、同州最高裁の判決を却下し、死刑実行を指示しました。知事による手続き見直しは、彼女の顧問の一人が行っていることから、その独立性に疑問がもたれています。オクラホマ州の当局者は、ロケットは静脈に障害があったとしていますが、これは未試験の薬品に問題があったのを隠そうとしていることの表れだという批判もあります。オクラホマ州の死刑囚チャールズ・ワーナーの代理を務める連邦公設弁護人マデリン・コーエンに話を聞きます。ワーナーは、ロケットの直後に処刑される予定でしたが、その予定は延期され14日目となりました。

  • ワガトウェ・ワンジュキは2008年、タフツ大学に対し、同大学の学生であった元交際相手に2年間レイプと虐待を受けたと苦情を申し立てましたが、大学側は対策を取らず、後にワンジュキを退学処分にしました。今週、米教育省は、タフツ大学を連邦法第9章(1972年教育改正法)に違反し、性的暴力とハラスメントの申し立ての処理を誤ったとしました。現在は「連邦法第9章を広めよう」(Know Your IX)キャンペーンを行うとともに、ブログ「フェミニスティング」(Feministing)にも寄稿するワンジュキは、4月29日、ジョー・バイデン副大統領とともに、政府による、学校での性的暴力事件対策の新たなガイドライン発表に立ち会いました。ブラウン大学学生で、自己の性的暴力被害と同校の方針について声を上げたリナ・スクロヴにも話を聞きます。

  • 4月第5週、ホワイトハウスの特別委員会が各大学へ対策を呼びかけたことから、大学構内における性的暴力の問題へ注目が集まっています。政府は新たな情報サイトNotAlone.gov及び、オバマ大統領やジョー・バイデン副大統領が複数の有名俳優とともに出演する公共広告を始めました。しかし有名人や上院議員が参加するずっと以前から、大学構内での性的暴力に対する戦いは、自校の責任を問うために立ち上がった学生たちが主体となり行われていました。ブラウン大学の学生で、2013年8月に同校の学生にレイプされ首を絞められたと言うリナ・スクロヴに話を聞きます。そのレイプ容疑者は、「次の行為をひとつ以上含む性的に不適切な行動―挿入、暴力による肉体的強制行為、または傷害―」を含む4つの学則違反を犯したと認められました。しかしその罰は事実上、1学期の停学のみで終わりました。学生たちによればスクロヴの場合ように、全米各地の大学で性的暴力事件の処理を誤り非難が集中することは珍しいことではないと言います。しかし、ブラウン大学構内で記者会見を行い、事件について発言するというスクロヴの決断は並大抵のことではありません。

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