デイリーニュース

  • スリーマイル島 米史上最悪の原発事故から30年

    30年前の3月28日、ペンシルベニア州ハリスバーグのスリーマイル島原子炉が故障し、炉心溶解を起こして放射性物質が放出されるに至りました。これは米国史上最悪の原発事故です。この事故は米国の原発議論に油を注ぎ、その熱い議論は現在も続いています。反原発運動家のハービー・ワッサーマンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/3/27(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ロバート・マクチェズニーが語る「偉大なるアメリカ新聞の死と生」

    ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストも人員削減計画を公表しました。アメリカ全土で新聞が廃刊や縮小に追い込まれています。メリーランド選出の民主党上院議員ベンジャミン・カーデンが議会で新聞再生法を提案しました。一方で、ネイション誌の「偉大なるアメリカ新聞の死と生」という記事の中で、メディア運動家のロバート・マクチェズニーとジョン・ニコルズが多岐にわたるジャーナリズム経済刺激策を提唱しています。

    dailynews date: 
    2009/3/27(Fri)
    記事番号: 
    3
  • グアドループ島労働組合6週間のストで勝利 フランス領カリブ諸島やフランス本土にも影響

    金融危機の影響は米国や欧州の外にも波及しています。世界中の街頭に人びとが繰り出して、広がる富の不平等に抗議し、経済と労働の主権を求めています。おそらくその最も重要な行動が、カリブ海のフランス領グアドループ島で起きました。生活費の高騰の中、グアドループの労働指導者たちは道路や学校やガソリンスタンド、公共交通の封鎖を伴う44日に及ぶゼネストを実施しました。今月にはいり、賃金と生活水準を改善する計画が発表されたため、スト側は勝利宣言を行いました。

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    dailynews date: 
    2009/3/27(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米財務長官 包括的な金融規制改革案を発表

    米国のガイトナー財務長官が26日、「ニューディール以来最大の包括的金融規制改変」とウォールストリート・ジャーナル紙の形容する米金融規則の改革案の概要を公表しました。この案には、破綻すれば金融システム全体に重大な影響をおよぼす金融機関を監視する単一の監督機関を設置することを含んでいます。経済学者ジェイムズ・ガルブレイスに話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2009/3/27(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 不平等が不健康を生む:スティーブン・ベズルーチカ博士、経済的不平等が健康への脅威になると語る

    米議会ではヘルスケア関連案の審議が続いていますが、経済危機が国民の健康にどのように影響を与えるかについて、目を向けてみましょう。ワシントン大学で公衆衛生学を教えているスティーブン・ベズルーチカ博士に話を聞きました。同博士は、社会的・経済的不平等が人々の健康に与える影響に関する著書を多数発表し、不平等と闘うことが健康の向上につながる最善の方法になりうると語っています。
    dailynews date: 
    2009/3/30(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 「大きな過ちを犯してしまった」前シアトル警察署長、1999年のWTO抗議行動への強引な対応を認める

    1999年のWTO抗議行動の際にシアトル市警の署長を務めていたノーム・スタンパーに話を聞きました。当時、抗議行動に参加していた人の大半は平和的でしたが、警察官たちは催涙ガスやゴム弾で抗議行動に対応しました。抗議行動では600人が逮捕され、WTO閣僚会議も失敗に終わりました。その直後、スタンパーは署長職を辞任しました。「私は大きな過ちを犯してしまった」。スタンパーはWTO抗議者への対応方法について、そう語っています。

    dailynews date: 
    2009/3/30(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 前シアトル警察署長ノーム・スタンパー、麻薬撲滅運動の失敗を引き合いにマリファナを含むすべての薬物の合法化を呼びかけ

    ノーム・スタンパーは34年間にわたって警察官をつとめ、2000年にシアトルの警察署長を退任しました。現在はマリファナの合法化を支援する活動を展開し、「NORML (マリファナ法改正を求める米国の全国組織)」の顧問機関のメンバーも務めています。また、1万人が所属する「LEAP (禁止法に反対する警察官)」のスピーカーを務めています。
    dailynews date: 
    2009/3/30(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「持続可能なシアトル」:シアトル市が「ごみゼロ戦略」の一環で新たなコンポスト回収プログラムを開始

    「持続可能な都市」の構築とごみを削減する運動の中心的人物の一人であるリチャード・コンリンに話を聞きました。シアトル市議会の議長を務めているコンリンは、「持続可能なシアトル(Sustainable Seattle)」という組織の共同設立者でもあります。

    dailynews date: 
    2009/3/30(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 21世紀のフーバービル:ホームレス人口増加でシアトルにテント村、市長の名をとり「ニケルスビル」

    米国の経済および住宅問題が深刻化するなか、家を失った人々も増加しており、一般に「テント村」として知られる貧困地区の野営地の設置が増加しています。シアトルの新しいテント村は、「ニケルスビル(Nickelsville)」と呼ばれています。100を超えるピンク色のテントが設置されているそのテント村の名前には、グレッグ・ニケルス市長のホームレス対策に抗議するメッセージが込められています。
    dailynews date: 
    2009/3/30(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 『ニューディール政策を支えた女性:フランクリン・ルーズベルト政権の労働長官で彼の良心の支えとなったフランシス・パーキンスの人生』

    現在の金融危機は、世界大恐慌以来、米国で最悪と言われています。現在の状況を1930年代と比較する上で、フランクリン・デラノ・ルーズベルト(FDR)大統領の、政府主導による社会保障プログラムと公共事業による雇用創出を実施した、ニューディール政策が再び注目されています。ニューディール政策を考案する際に、ルーズベルト政権の中で最大の影響を及ぼしたのは、米国史上初の女性閣僚で労働長官のフランシス・パーキンスだったと論じる本が最近出版されました。その本のタイトルは、 The Woman Behind the New Deal: The Life of Frances Perkins, FDR’s Secretary of Labor and His Moral Conscience(『ニューディール政策を支えた女性:フランクリン・ルーズベルト政権の労働長官で彼の良心の支えとなったフランシス・パーキンスの人生』 』)です。著者のカーステイン・ダウニーから話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/3/31(Tue)
    記事番号: 
    3

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