記録破りとなる大量のラティーノ有権者の票が、オバマ大統領の再選を後押ししました。デモクラシー・ナウ! の共同司会者フアン・ゴンザレスに、ラティーノ有権者と、変化しつつある米国の人口構成について話を聞きます。オバマ大統領は、ラティーノ有権者の投票率が彼の再選に重要であることを見越し、投票日2週間前にデモイン・レジスター紙にこう語りました。「率直に言いましょう。仮に私が再選を果たすとしたら、その大きな理由の一つは、ミット・ロムニー候補と共和党が、米国で急速に拡大しているラティーノ・コミュニティを蔑ろにしているためです」オバマは正しかったようです。、ラティーノ有権者の投票率は記録的で、投票者全体の10%を占めました。出口調査では71%のラティーノがオバマ大統領に投票したという結果が出ています。ミット・ロムニーに投票したのは内僅か27%で、これは過去16年の大統領候補中、最も低い数字です。ゴンザレスは受賞歴のあるニューヨーク・デイリー・ニュース紙のコラムニストで、最近ドキュメンタリー映画の原作にもなったHarvest of Empire: A History of Latinos in America(『帝国の収穫:米国のラティーノの歴史』)をはじめとする、多数の著書があります。