デイリーニュース

  • 「手を打つのは国民の権限」 繰り返される大量虐殺に 世論は銃規制へ動くか?

    サウスカロライナの黒人教会で起きた「愚かな」銃乱射事件を受け、オバマ大統領は 銃規制への行動を呼びかけました。「い つかは、この国も、このような大量虐殺は他の先進国では起こらないという事実に向き合わなければなりません。何らかの手を打つのは国民の権限です」と、オバマ大統領は話しました。2007年に発生し、 32人の犠牲者を出したバージニア工科大学銃乱射事件の生存者で、現在、「あらゆる街に銃規制を」( Everytown for Gun Safety)の支持者のコリン・ゴッダードとマーティン・ルーサー・キング・ジュニア師の精神的ふるさとでもあったジョージア州アトランタのエベニー ザ・バプティスト教会(Ebenezer Baptist Church)上級牧師ラ ファエル・ワーノック師をお迎えします。

    dailynews date: 
    2015/6/19(Fri)
    記事番号: 
    4
  • サウスカロライナの大量虐殺:なぜ黒人教会での9名の殺害はテロと呼ばれないのか

    なぜ多くの政治家やメディアは、サウスカロライナの銃乱射をテロと呼ぶのを恐 れているのでしょうか。白人襲撃者による銃乱射事件の報道におけるダブルスタンダードについてペンシルバニア大学宗教学・アフリカ学助教授のアン シア・バトラーとマーティン・ルーサー・キング・ジュニア師の精神的ふるさとでも あったジョージア州アトランタのエベニーザ・バプティスト教会(Ebenezer Baptist Church)上級牧師のドクター・ラファエル・ワーノック師に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/6/19(Fri)
    記事番号: 
    1
  • サウスカロライナ州の教会大量殺人はアフリカ系アメリカ人解放の史跡への攻撃

    サウスカロライナ州チャールストンの襲撃事件で、9名の犠牲者を出した教会はボルティモア以南で最古の黒人教会です。エマニュエル・アフリカン・ メソジスト監督教会は「母なるエマニュエル」として知られ、1820年代の奴隷蜂起 の際に焼け落ち、1872年に現在の場所に再建されました。エマニュエル・アフリカン・メソジスト監督教会と黒人教会の歴史について、米国内で最も有名 な2つの黒人教会の指導者たちと話し合います。ラファエル・ワーノック師は、マー ティン・ルーサー・キング・ジュニア師の精神的ふるさとでもあったジョージア州アトランタのエベニーザ・バプティスト教会(Ebenezer Baptist Church)上級牧師です。マーク・ケリー・テイラー師は、1787 年に創設され、米国内初の黒人宗派の母教会となったフィラデルフィアのマザー・べセ ルアフリカン・メソジスト監督教会の牧師です。テイラー師は、サウスカロライナ州の アフリカン・メソジスト監督教会運動についてのドキュメンタリー映画のために、 チャールストンの銃乱射事件で殺害されたクレメンタ・ピンクニー師に最近インタ ビューを行っていました。

    dailynews date: 
    2015/6/19(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 教会銃乱射事件の黒人犠牲者9名を国中が悼む中 白人至上主義者が容疑者に浮上 

    白人至上主義に共感を抱いていたとみられるサウスカロライナ出身の21歳の男性が、17日に起きたサウスカロライナ州チャールストンのエマニュエル・アフリカン・メソジスト 監督教会の大量殺人事件の容疑者として逮捕されました。報道によれば、ディラン・ルーフ容疑者は、発 砲の前に一時間ほど他の礼拝参加者と共に座っていたようです。ルーフが逮捕されたのは、ちょうど犠牲となった9人のアフリカ系 アメリカ人の名前が発表されたときでした。司法省はこの銃乱射事件を、人種差別など の偏見が動機となったヘイトクライムだとして捜査を進めています。

    dailynews date: 
    2015/6/19(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 教皇フランシスコ:地球を気候変動と消費主義から守るには「大胆な文化的革命」が必要

    環境保護と気候変動に触れた待望の回勅で教皇フランシスコは、地球を環境破壊から守るために即座に行動を起こすことを求め、世界の指導者に「地球の泣き声に、貧しき者の泣き声に」耳を傾けるよう要請しました。教皇は「使い捨て」消費文化に染まった富裕国にライフスタイルを変え、時に公益よりも利益を優先する「妨害の姿勢」を止めるよう求めています。教皇フランシスコは、地球を守ることは、キリスト教信者であるなしに関係なく課された道徳的、そして倫理的「義務」であり、政治および経済的利益よりも優先されるべきだと記しています。今回の回勅の大きなテーマは、富裕層と貧困層のあいだの格差についてでした。「われわれは、絶望的な貧困で自尊心を失い、抜け道のないぬかるみにはまっている人々がいるのを忘れる一方、財産を持て余し、優越感を得たいがためにいたずらに見栄を張り、世界中で行われたら地球を破壊へ導くような大量の無駄を行っている人々がいます」と教皇は語ります。This Changes Everything: Capitalism vs. the Climate(『これがすべてを変える――資本主義と気候の対決』)の著者ナオミ・クラインに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/6/18(Thu)
    記事番号: 
    2
  • チャールストン銃乱射事件:歴史的黒人教会で9人が死亡

    サウスカロライナ州チャールストンの歴史的黒人教会内で銃を乱射し9人を殺害、複数を負傷させた白人男の銃撃犯の行方を警察は追っています。17日午後9時過ぎに事件が起きたとき、被害者たちはエマニュエル・アフリカン・メソジスト監督教会で聖書勉強会に出席していました。これまでに判明している被害者には、同教会の牧師で同州上院議員を務めるクレメンタ・ピンクニー師、およびその姉妹も含まれます。警察は今回の乱射事件を「ヘイト・クライム」だと発表しています。「母なるエマニュエル」として知られる同教会は、ボルティモア以南の黒人教会としては最も歴史があります。同教会は1820年の奴隷蜂起の際に焼き落とされ、1872年に現在の場所に再建されました。同教会は19世紀はじめにその基礎が築かれ、その設立にはデンマーク・ヴィーシーという名の、後に奴隷蜂起を組織したとして処刑された解放奴隷も関わりました。全米黒人地位向上協会(NAACP)サウスカロライナ州支部長のロニー・ランドルフ・ジュニアに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/6/18(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ドミニカ共和国による「民族追放」: エドウィージ・ダンティカ ハイチ系住民の大量国外追放を語る

    ドミニカ共和国は、ハイチ系のドミニカ人数十万人を法的な宙ぶらりん状態に追い込む、「民族追放」とも呼ばれる政策を実行しようとしています。合法的な国籍をもたない50万人近くの人々が今週、ハイチに向けて送り出される可能性がありますが、その中にはこれまでハイチに行ったこともなくハイチのことばも話せない人たちが含まれています。2013年、ドミニカ共和国憲法裁判所が、ドミニカ共和国内でハイチ移民から生まれた人たちは、1929年にさかのぼって市民権を剥奪されるという判決を出し、これにより大勢の人たちが市民権を失うはめになりました。17日は、在留許可をもたない人たちにとって、ドミニカ共和国内での在住を登録するかどうかを決める最終受付日にあたり、登録しなければ大量国外追放のリスクを負うことになります。とはいうものの、許可証を申請した25万人のドミニカ系ハイチ人のうち、許可証を与えられた人はわずか300人だといわれています。多くが自分は生まれながらにしてドミニカ国民であり、国民としてのすべての権利を受ける権利があるとし、外国人登録に抵抗しています。ドミニカ政府当局は、バスを大量に準備し、ハイチ国境近くに処理センターをいくつも設置しており、大量手入れへの恐れが広まっています。数十万人から国籍を奪おうとするドミニカ共和国の決定に対し、国際的に激しい抗議が起こっています。

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    2015/6/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • レイチェル・ドレザルが沈黙を破る中 人種、人種への文化的適合性、そしてアイデンティティについての座談会

    ワシントン州の公民権運動家で教師のレイチェル・ドレザルが自身の人種を偽っていた事件が、全米での人種的アイデンティティをめぐる論議に火をつけました。ドレザルは、15日、白人である自身の人種を黒人だと偽っていたという報道のさなか、黒人地位向上委員会(NAACP)のスポケーン支部長を辞任しました。この騒ぎは、ドレザルの両親が、自分たちの娘は白人だと報道関係者に話し、彼女の子供の頃の写真を公開したことから始まりました。16日、ドレザルは沈黙を破り、自分は子供の頃から自身を黒人だと感じていたと述べました。本日は、4人のゲストにこの件を論じてもらいます。ステイシー・パットンは、『高等教育クロニクル』(The Chronicle of Higher Education)のシニア・エンタープライズ記者です。レイシー・シュワルツは、ドキュメンタリー映画Little White Lie (『小さな白い嘘』)のプロデューサー兼監督、リンダ・マーティン・アルコフは、ニューヨーク市立大学哲学教授で数冊の著書があります。ジェラニ・コブは、コネティカット大学の歴史学準教授でアフリカーナ研究所(Africana Studies Institute)所長です。

    dailynews date: 
    2015/6/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「イエスメンは造反する」:新映画 伝説的いたずら者、気候変動の背後にいる汚染者たちと対決

    「カヤックの活動家たち」(kayaktivists)がシェル社による北極圏での石油掘削計画に抗議するためシアトルの海に漕ぎ出している一方、文化的な騒乱で問題提起する団体「ザ・イエスメン」(The Yes Men)は6月第2週、別の形の反シェル社抗議行動を行いました。彼らはシェル社の代表のふりをしてニューヨークの街頭に繰り出し、「北極の最後の氷河の残り」と言って、無料のかき氷を配りました。この抗議行動は、反企業的のいたずらを続ける彼らの3本目の映画、「イエスメンは造反する」(The Yes Men Are Revolting)公開にあわせておこなわれました。同映画は、気候変動にまつわる彼らの数多くの活動を紹介しています。「ザ・イエスメン」のアンディ・ビクルバウムとマイク・ボナンノに、同映画についてと、彼らの今のトレードマークである、お得意の反企業的ないたずらについて話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/6/16(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「デススターと戦う」:続く闘争 シアトルの「カヤックの活動家たち」が北極圏に向かうシェル社の海上掘削基地移動を遅らせる

    石油大手シェル社は北極圏に向かっていますが、その前にカヤックに乗った環境活動家たちとの最終対決が待っています。16日、シェル社の海上掘削基地に向かって漕ぎ着け、そのシアトル港からの出港を妨げた数十人の「カヤック活動家たち」(kayaktivists)が逮捕されました。彼らの背後には数十人の支援者も並んでいました。シェル社がその日の朝遅くに出港を計画していることを知った活動家たちは朝4時に海に繰り出しました。短いこう着状態の後、沿岸警備隊が活動家たちを水上から引き上げ拘束するなどした後、シェル社の「ポーラー・パイオニア」(Polar Pioneer)号は出発しました。6月15日のこの行動は、シェル社がシアトルに到着した5月以来の一連の抗議行動の最新のものです。シェル社は、アラスカ沖チャクチ海の僻遠でまだ人の入っていない海域で石油を掘削する間、ピジェット湾に同社の複数の船を停泊させています。環境活動家たちは、北極圏での掘削は野生生物を脅かし、気候変動を悪化させると警告しています。オバマ政権は、シェル社が今夏アラスカ沖で石油抽出を始める計画を一時的に承認しました。グリーンピースの海洋運動ディレクターであるジョン・ホセバーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/6/16(Tue)
    記事番号: 
    3

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