ここ数日間で、 最大千人にのぼる難民が地中海を渡ろうとして溺れたと懸念されています。国連の発表によると、この1週間は2014 年に難民危機が始まって以来、 最大数の死者を出した週のひとつになりました。ユニセフによると、犠牲者の多くは自国での戦争や暴力から逃れてきた若者で、大半はエリトリア、ナイジェリア、ソマリア、南スーダンから来た人たちです。4 月に制定された欧州連合の計画により、ギリシャに到着する難民は全員、トルコに強制送還されるようになったため、人々はリビアとイタリア間のさらに危険な航路を取ることを余儀なくされています。5 月 30 日、人道支援組織 「シー・ウォッチ(Sea-Watch)」のドイツ人ボランティアが溺死した子供の遺体を抱いている写真が難民危機の最新のシンボルとなりました。海上に取り残された難民達を支援するドイツの人道支援組織「シー・ウォッチ」の乗員で広報担当のルーベン・ノイゲバウアーから話を聞きます。