デイリーニュース

  • ナオミ・クライン:ハリケーン被災地で「ショック・ドクトリン」が稼動し始めている

    ヒューストン市長のシルベスター・ターナーは、ハリケーン「ハービー」に襲われたヒューストンの復興事業のリーダーに、元シェル石油米国事業責任者マービン・オダムを指名しました。マービン・オダムは8年にわたって石油大手シェルの代表を務め、2016年に引退しました。ハリケーン「ハービー」では、少なくとも82人が死亡し、数千軒の家屋が浸水、数十億ドルにのぼる損害が出ました。50万ガロンのガソリンが流出、最大約2200トン(500万ポンド)の汚染物質が大気中に放出するなど広範囲な環境汚染を引き起こしました。ベストセラー作家でジャーナリストのナオミ・クラインに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2017/9/18(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ナオミ・クライン:トランプの同意を得るために欧州はパリ協定を骨抜きにするかもしれない

    ドナルド・トランプ大統領は19日、国連総会で演説する予定です。今年の総会では気候変動が最重要議題の一つと考えられています。世界のリーダーたちが一堂に会する中、新たな大型ハリケーン「マリア」がカリブ海地域で勢力を拡大し、「イルマ」と似た進路をとりつつあります。現在の予測によると、マリアは早ければ20日にも、5段階で上から2番目に強い「カテゴリー4」の勢力でプエルトリコを襲うとみられています。イルマによって壊滅的な被害を受けた米領バージン諸島もマリアの進路に位置しています。一方、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は先週末、トランプ政権がパリ協定への残留を検討していると報じました。トランプ大統領は数カ月前にはパリ協定からの離脱を誓約していました。ホワイトハウスはこの記事の内容を否定しています。レックス・ティラーソン国務長官は17日、トランプのパリ協定残留を示唆しましたが、H・R・マクマスター国家安全保障担当補佐官は同日FOXニュースに出演し、これとは違うメッセージを送っています。ベストセラー作家で調査報道サイト「インターセプト」の上級記者のナオミ・クラインに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/9/18(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 南アジアでは気候変動に関連した洪水で1300人が死亡 4000万人に影響

    本日は南アジアの破壊的洪水について見ていきます。南アジアでは4100万人以上が洪水に見舞われ避難を余儀なくされています。最近数カ月だけでも、バングラデシュ、インド、ネパールでは少なくとも過去40年で最悪の洪水にみまわれ1,300人以上が死亡しました。4000万人以上が家や稼業、農作物が破壊されるのを目の当りにしました。気候変動研究者によると、今後10年間で天候パターンが変わりこの地域のリスクが高まるため、同地域での破壊的な洪水は増加すると予想されています。国連国際防災戦略事務局の報告書によると、1995年から2015年の間で洪水は天候に関する地球規模の災害の47%を占めています。影響を受けた23億人のうち95%がアジアの住民でした。ネパールのカトマンズにある国際総合山岳開発センター(International Centre for Integrated Mountain Development) の所長であるデイビッド・モルデンに話を聞きます。この団体は、アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、中国、インド、ミャンマー、ネパール、パキスタンの南アジア8か国で調査を行っています。

    dailynews date: 
    2017/9/15(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 忘れられた米国人:米メディアはなぜ「イルマ」による米領バージン諸島の被害を報じないのか

    ハリケーン「イルマ」は、1週間前に米領バージン諸島に上陸した時点では、カテゴリー5の猛烈なハリケーンであり、停電や洪水、情報伝達手段の切断など大きな被害を引き起こしました。ケニス・マップ知事の発表によれば、セント・ジョン島とセント・トーマス島のほぼ全島がいまだに停電している状態だということです。セント・トーマス島の学校や主要病院も破壊されました。。「イルマ」の破壊力はすさまじく、宇宙からもそのすごさが見てとれるほどです。今週始め、米軍輸送艦艇がセント・トーマス島に到着し備品や援助物資が運び込まれました。近隣の島であるプエルトリコではボランティアが団結して集めた援助物資を何十隻もの船で輸送し島の住民はその緊急物資を受け取りました。しかし、ハリケーン「イルマ」は、フロリダ州キーズ諸島に上陸する数日前に米国領ヴァージン諸島を直撃したため、連日報道されている米国メディアのハリケーン報道では、ヴァージン諸島はほぼ忘れ去られてしまっています。米国領ヴァージン諸島は米国領となってから100周年を祝っている最中だということを考慮するとこの見落としは衝撃的といえます。本日はセント・トーマス島の土着民で賞受歴ある詩人、ティファニー・アニークに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/9/15(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 規制撤廃&責任免除:フロリダ州の営利老人ホーム 「イルマ」の影響で死者を出し捜査が入る

    ハリケーン「イルマ」の影響でフロリダ州ハリウッドにある老人ホームで入居者8人が死亡したことについて、フロリダ州当局は捜査令状を取りました。被害者は71歳から99歳の入居者でした。彼らが死亡したのはハリウッドヒルズにあるリハビリセンターで、ハリケーンの後に変圧器が機能しなくなり老人ホームの空調設備が停止していました。当局によると、老人ホームの経営者たちは空調設備が停止したことを知っており、扇風機やポータブル冷風機を施設内に設置していました。しかしこの改善措置は、うだるような暑さから入居者を守るためにはあまり役立ちませんでした。13日の早朝午前3時、老人ホームの入居者1名が、この施設がある通りの向かい側にある最高レベル外傷センター、メモリアル・リージョナル病院の緊急救命室に運び込まれました。この病院は午前5時に3度目の緊急救助要請を受けたため、職員数名が老人ホームの様子を調べるため通りの向かいの施設を訪れました。事態がかなり深刻だと判断した職員の連絡で、病院側は「大量死傷者規則」に従って50人以上の医療スタッフを送り込みました。少なくとも150人が避難しましたが、その多くが重度の脱水症状もしくは熱中症の症状を示していました。1199SEIU 統一医療労組東部(United Healthcare Workers East Union) の副代表デール・イワートに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/9/15(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ロジャー・ウォーターズ 上院のBDS運動犯罪化法案とレディオヘッドのテルアビブ公演を批判

    先週、元ピンクフロイドのロジャー・ウォーターズはニューヨークタイムズ紙に"Congress Shouldn't Silence Human Rights Advocates"(「議会は人権活動家の口を塞ぐべきではない」)と題された記事を寄稿し、イスラエルに対する「ボイコット・投資撤収・経済制裁」(Boycott, Divestment and Sanctions/BDS)運動の支持者を黙らせるための法案を上院が審議していることを批判しました。この法案は、個人がBDS運動に関わることを犯罪化しようとしています。ウォーターズと、「メディア教育財団」(Media Education Foundation)のサット・ジャリーに話を聞きます。加えてBDS運動に対する批判と、運動への賛同を拒否したレディオヘッドのトム・ヨークと公の場で喧嘩となった件についてもウォーターズに聞きました。

    dailynews date: 
    2017/9/14(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「米国人の思考の占領」 イスラエルの米国における広報戦争を追うドキュメンタリー

    伝説的な英国のロックバンド、ピンクフロイドのオリジナルメンバーであるロジャー・ウォーターズに話を聞きます。ウォーターズは先日、The Occupation of the American Mind: Israel’s Public Relations War in the United States(『米国人の心の占領――イスラエルの米国における広報戦争』)と題されたドキュメンタリーのナレーターを務めました。このドキュメンタリーの抜粋を放送しつつ、ロジャー・ウォーターズとサット・ジャリーに話を聞きます。 ジャリーはマサチューセッツ大学コミュニケーション学教授で、この映画を製作した「メディア教育財団」(Media Education Foundation)創設者であり理事長です。

    dailynews date: 
    2017/9/14(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 元ピンクフロイドのロジャー・ウォーターズ 「BDSは世界で最も称賛に値する抵抗運動」

    本日の放送は、世界的に有名な英国のミュージシャンであり、伝説的なロックバンド「ピンク・フロイド」のオリジナルメンバー、ロジャー・ウォーターズに話を聞きます。近年ウォーターズは、イスラエルのパレスチナ人に対する扱いに抗議するBDS(ボイコット・投資撤収・経済制裁)運動を支持する最も著名なミュージシャンのひとりとなっています。ウォーターズは9月15~16日にニューヨーク州ロングアイランドでコンサートに出演予定ですが、ナッソー郡当局者は地元の反BDS法に基づきこの企画を中止させようと試みています。それでもウォーターズはこの運動についての発言をやめようとしません。先週、ウォーターズはニューヨークタイムズ紙に、
    "Congress Shouldn’t Silence Human Rights Advocates"(「議会は人権保護活動家の口を塞ぐべきではない」)と題された論説を寄稿し、上院がBDS運動の支持者を沈黙させる法案を検討していることを批判しました。本日のインタビューは13日に収録されたものです。

    dailynews date: 
    2017/9/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「同時多発テロ事件がついに法廷に?」:アンドリュー・コウバーンが語る サウジアラビアの関与を示す新証拠

    米国は今年9.11同時多発テロ事件から16回目の記念日を迎えましたが、あのテロ攻撃におけるサウジアラビアの役割をめぐっては、いまだに疑念が渦巻いています。9.11の攻撃を行ったのは19人のハイジャック犯たちでしたが、そのうち15人はサウジアラビア人でした。16年後の今も、9.11被害者の家族と生存者たちは、サウジアラビアを法廷にとの取組みを続けています。ニューヨーク・ポスト紙の報道によれば、ワシントンDCにあるサウジアラビア大使館が、テロ攻撃の2年前に9.11の予行演習に資金を提供していたとの新証拠が、今週法廷に提出されました。被害者家族の弁護士たちは、新証拠は「サウジアラビア政府による財政的および実行上の支援のパターン」を提供していると主張しています。最新記事 "Crime and Punishment: Will the 9/11 case finally go to trial?"「罪と罰:9.11同時多発テロ事件、ついに裁判となるか?」を書いたアンドリュー・コウバーンに話を聞きます。

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    2017/9/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「投票するための身元チェック?」議論を巻き起こすトランプ大統領の「選挙委員会」の2回目の会合

    ドナルド・トランプ大統領が立ち上げた「選挙不正調査委員会」 (Election Integrity Commission) と呼ばれる委員会の第2回の会合が、12日ニューハンプシャー州マンチェスターで開かれました。この会議は同委員会自体が一連の訴訟に直面し、副委員長であるカンザス州務長官クリス・コバックの辞任を求める声が高まるなかで行われました。トランプ大統領は2016年の大統領選で不正投票が行われたいう自身の主張を調査するためにこの委員会を招集しました。しかし投票権擁護の活動家の多くは、この委員会が全国的な投票権抑圧の下地作りを目指しているのではないかと懸念しています。問題の12日の会合での証人リストは100%白人男性から成り、その中には投票者がまず身元調査に合格するという提案をしている、極右で銃所持支持活動家、ジョン・ロット・ジュニアも含まれます。マザー・ジョーンズ誌の上級記者、アリ・バーマンに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、"Lawsuits, Falsehoods, and a Lot of White Men: Trump’s Election Commission Meets Amid Growing Controversy"(「訴訟、ねつ造と多くの白人男性たち:議論が高まるなかで開かれたトランプの選挙委員会」)です。

    dailynews date: 
    2017/9/13(Wed)
    記事番号: 
    2

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