ハワイ島ではキラウエア火山の噴火が続き火山灰と溶岩が噴出しています。溶岩は日々プナ地熱発電所(PGV)に接近しています。PGVはハワイ島のエネルギー発電の25パーセントの電力を供給する発電所ですが、職員たちは発電所から制御のきかない有毒ガスが発生するのを防ぐために施設の閉鎖を急いでいます。同発電所が開設された1989年当時は、一部の住人が聖なる土地と呼ぶ地を使用したことで論争がおきました。ハワイ先住民の多くは、キラウエア山を火の女神ペレの宿る地と信じています。地熱発電所は持続可能エネルギーではあるものの、PGVは住民の健康を脅かし環境にも悪影響だと主張する人もいます。ホノルルから調査報道サイト『ホノルル・シヴィル・ビート』(Honolulu Civil Beat)のブリッタニー・ライト記者に話を聞きます。ライトの最新記事は"Workers Scramble to Seal Wells at Geothermal Plant Threatened by Lava"(「溶岩接近で脅かされる地熱発電所で 職員が地熱貯留槽封鎖を急ぐ」)というタイトルです。