デイリーニュース

  • 死後25年経っても地球に優しい環境を目指す取り組みに影響 発明家バックミンスター・フラーの展覧会を開催

    ニューヨークのホイットニー美術館は6月26日から、建築家で発明家のバックミンスター・フラーの作品を集めた展覧会を開催します。死後 20年以上が経った今でも、フラーは地球に優しい環境を目指す21世紀の取り組みに影響を与え続けています。有名なジオデシック・ドームから、当時は敬遠された電気自動車まで、フラーはデザインを通じてホームレスや環境悪化などのさまざまな問題に取り組みました。
    dailynews date: 
    2008/6/24(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ジョージ・カーリン(1937年~ 2008年): 50年にわたって現状打破に挑み続けた伝説的なコメディアン

    伝説的なコメディアン、ジョージ・カーリンが6月22 日、心不全のため死去しました。71歳でした。カーリンは過去 50年で最もよく知られたコメディアンの一人であり、よく最高のスタンドアップコメディアンの一人として挙げられます。Comedy on the Edge: How Stand-Up in the 1970s Changed America (『ギリギリのコメディ:1970 年代のスタンダップコメディがアメリカに与えた影響』)の著者であるリチャード・ゾグリンと共に、カーリンが彼の代表的なネタを披露している映像を見ながら、その功績を振り返ります。

    dailynews date: 
    2008/6/24(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 米上院議員が外国情報監視法の改正法案を激しく非難「米国憲法修正第4条で守られている国民の権利を著しく侵害」

    民主党が多数派を占める 米下院で6月20日、外国情報監視法の改正法案が賛成多数で可決されました。これは過去30 年で最も重大な監視法の改正と言われています。上院も、ブッシュ大統領の国内諜報計画に関与する電話会社に免責を与える同改正法案の投票準備を進めています。ブッシュ政権による令状なし盗聴計画が明らかになった3年前から、先頭に立ってこの法案に反対してきた上院議員ラス・ファインゴールド(民主党、ウィスコンシン州選出)から話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/6/24(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 政治犯から大臣へ ブラジルの伝説的音楽家ジルベルト・ジルが自身の人生と音楽とディジタル世界での分裂を語る

    40年前、ブラジルの伝説的ミュジシャンであるジルベルト・ジルは政治犯として収監されていました。今日、彼はブラジル政府の大臣です。1968年に世界中で権力に対する抵抗が盛り上がったとき、ジルはブラジルでトロピカリアとして知られる文化的・政治的革命の中心人物でした。この運動は当時のブラジルの軍事独裁政権に大変な脅威として受け止められジルは投獄されます。その後はイギリスへ強制的に亡命させられました。そうして彼は世界で最も祝福された音楽家の1人であると同時にブラジルで生まれつつあった黒人の自覚(Black consciousness)運動の代弁者になっていきました。現在、ジルはブラジルで最も著名なアーティストの1人であり続けているとともに、同国の文化大臣でもあります。そしていま、彼は別の種類の反体制革命の旗手でもあるのです。それは知的所有権の配分の民主化のことです。私たちはこのジルベルト・ジルに幅広いインタビューを行い、彼の人生、音楽、黒人自覚運動、そしてインターネッットに未来について話してもらいました。

    dailynews date: 
    2008/6/25(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ジンバブエと帝国主義を語る

    ジンバブエでは、27日金曜日に予定されている大統領決選投票の取りやめを拒否したとして、ロバート・ムガベ大統領が非難されています。野党党首のモーガン・ツァンギライは、3月に行われた初回投票で勝利しましたが、先週、決選投票からの辞退を表明しました。ツァンギライ党首は、生命に危険があるとして、ジンバブエの首都ハラレにあるオランダ大使館に避難しました。ヒューストン大学教授で、From the Barrel of a Gun: The United States and the War Against Zimbabwe, 1965-1980(『銃身から:米国とジンバブエの戦争、1965−1980』)の著者ジェラルド・ホーンとシラキュース大学教授で、Pan-Africanists: Our collective duty to Zimbabwe(『汎アフリカニスト:ジンバブエに対する義務』)の著者ホレス・キャンベルに討論してもらいます。
    dailynews date: 
    2008/6/26(Thu)
    記事番号: 
    3
  • イラク ハディサで起きた虐殺事件 関与の米海兵隊員の無罪放免に遺族が憤慨

    米軍法会議裁判官は先週、イラクのハディサで起きた丸腰の民間人24人が虐殺された事件で、関与した海兵隊員に対する訴訟をまた棄却しました。当初8人の海兵隊員が告発されましたが、これで現在訴訟の対象となっているのはたった1人となりました。6人の海兵隊員に対する刑事告発は却下され、もう1人の海兵隊員には無罪判決が言い渡されました。最近虐殺を生き延びたハディサの人々にインタビューをおこなった、米マックラッチー紙のバグダッド支局局長レイラ・ファデルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/6/26(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 米最高裁判所 エクソン社バルディーズ号原油流出事故に対する賠償金を10分の1に減額

    米最高裁判所は今週、アメリカ企業社会にとっての大勝利となる判決を下しました。1989年、エクソン・モービル社が保有する原油タンカーのバルディーズ号がアラスカ沖で原油を流出させた事故で、同社が支払うべき損害賠償を大幅に減額したのです。アラスカ州地裁は当初、エクソン社に対して50億ドルの懲罰的損害賠償金を支払うよう求めましたが、第9巡回区控訴裁判所は2006年、その額を半分にする判決を下しました。今月25日水曜日、最高裁判所はさらに賞罰的損害賠償金を減額し、エクソンモービル社に5億ドルを支払うように命じました。賠償金額は、当初の10分の1になってしまったのです。
    dailynews date: 
    2008/6/26(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 原油価格がまた最高値を記録する中 エネルギーの新しい地政学を見てみる

    原油価格がまた最高値を記録しました。27日のアジア取引での価格は1バレル142ドル。石油輸出国機構(OPECの)議長がこの夏同170ドルまで行くかもしれないと発言した翌日のことです。一方でリビアは石油減産を発表して、産油国に対する訴追を検討している米国に揺さぶりをかけています。 Rising Powers, Shrinking Planet(『勃興する国々、沈降する惑星』)の著者マイケル・クレアとインデペンデント紙のアルン・グプタに話を聞きます。

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    2008/6/27(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アディントンとユー 拷問に関する下院委員会で証言するも新事実なし

    連邦議会では下院小委員会でディック・チェイニー副大統領の首席補佐官であるデイビッド・アディントンと司法省の検事だったジョン・ユーの公聴会が行われました。アディントンもユーも現政権の拷問に関する政策方針を決めるのに重要な役目を担ったとされています。公聴会の重要部分を見ながら弁護士のスコット・ホートンとともに分析をしてみましょう。
    dailynews date: 
    2008/6/27(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米最高裁 ワシントンDCの拳銃所持禁止法を違憲と判断

    6月26日、連邦最高裁が歴史的な裁断を下しました。個人が家庭内で銃弾を装填した拳銃を自衛のために所持する権利は、憲法修正第2条で保障されているとするものです。32年にわたって首都ワシントンDCでは拳銃所持を禁止した規制法がありましたが、最高裁はこれを5対4で違憲としました。最高裁が第2条に関してこのように重要な判断を示したのは1939年以降初めてのことです。ワシントンDC選出下院議員のエレノア・ホルムズ・ノートン(民主)に話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2008/6/27(Fri)
    記事番号: 
    1

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