世界中からやってきた何百人もの先住民指導者や活動家たちが今週、国連の先住民族問題常設フォーラム第11回会合に出席します。アラスカのイヌイット人でアンカレッジのアラスカ大学で政治科学を教えるダリー・サンボ=ドローと話します。彼女はこの常設フォーラムの副議長でもあります。北極圏における環境の荒廃と脅かされる土地所有権から、蔓延する性的暴力の問題まで、サンボ=ドローはこんにちアラスカ先住民が直面する様々な苦難について語ります。「様々な政治や経済の課題において、米国の先住民たちはどん尻にいます──昔からずっとそうです」とサンボ-ドローは言います。「アラスカの先住民コミュニティや米国各地の先住民コミュニティが抱える問題が、優先課題を探知するレーダーに引っかかっることは決してないのです」