カリフォルニア州の長年の活動家カルロス・モンテスの支持者らは5月15日、彼に対する起訴の撤回を当局に求めるためロサンゼルスの裁判所の前で抗議行動を行いました。モンテスは、1960年代にまで遡る不法銃器所持など4つの罪に問われています。メキシコ系アメリカ人を指すチカーノの活動家であり、移民の権利や反戦運動の長年の指導者であるモンテスは、2011年5月に強制捜査で逮捕されましたが、FBIはその後も「反戦委員会(Anti-War Committee)」と呼ばれる政治集団のメンバーを標的に、ミネソタ州、ミシガン州、イリノイ州で活動家に対する同様の強制捜査を行いました。「FBIはアフガニスタンとイラク戦争に反対する私の活動、そしてパレスチナやコロンビアやメキシコなど世界中の抑圧された人々と私の団結した取り組みを攻撃しているのです」と、モンテスは言います。彼は5月20-21日にシカゴで行われる、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に反対する行進に参加する予定です。モンテスはブラウン・ベレー(メキシコ系米国人の権利を守る団体)の組織化に助力し、イーストロサンゼルスのチカーノ高校生たちによる、教育的偏見と深刻な就学状況に抗議するための1968年の有名なストライキに参加しました。