デイリーニュース

  • ジョン・ニコルズ:連邦最高裁判事指名を阻止を唱える共和党の脅しは言語道断

    オバマ大統領は本日、死亡した連邦最高裁判事アントニン・スカリアの後任としてメリック・ガーランドを指名しますが、共和党はどんな動きに出るでしょう?ガーランドはコロンビア特別区連邦控訴裁判所の主席判事で、中間派とみられています。63歳のガーランドは、過去45年間で最年長の最高裁判事指名候補です。共和党はオバマが指名するあらゆる候補を阻止すると宣言しています。指名発表直前にネイション誌のジョン・ニコルズに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2016/3/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ヒラリー・クリントンの晴れがましい夜:報道各社 バーニー・サンダースの選挙戦無視の動き

    民主党の予備選では、ヒラリー・クリントンがフロリダ、イリノイ、ノースカロライナ、オハイオ各州で勝利し、ミズーリ州でも僅か1,500 票差ですがサンダースをリードしています。15日夜、サンダースが演説を始めると、Fox ニュース、CNN、 MSNBC各局はいずれも場面を切り替えて、演説の代わりに解説者の話と図版の映像を流し、まもなくドナルド・トランプの演説が始まると予告しました。本日はまずクリントンとサンダース両候補の演説を聞き、その後、元オハイオ州上院議員でサンダース代理人のニナ・ターナーとジェニバ・リード=ビールに討論してもらいます。ジェニバ・リード=ビールは、2015年、交通違反取り締まりの職務質問に際して逮捕された後、テキサス州の留置所で死亡し全米での抗議運動に火をつけたサンドラ・ブランドの母親です。

    dailynews date: 
    2016/3/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ドナルド・トランプとお先棒をかつぐ人々:トランプ中毒の報道機関 全貌を伝えろとジョン・ニコルズが苦言

    15日夜、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンは一連の勝利を収め、それぞれの党の大統領候補指名確保に向けて前進しました。共和党の予備選では、トランプがイリノイ、ノースカロライナ、フロリダ各州で勝利し、地元フロリダ州で敗北したマルコ・ルビオ上院議員は選挙戦から離脱しました。トランプはミズーリ州でもテッド・クルーズを僅差でリードしていますが、勝者が代議員全員を獲得できるオハイオ州では、同州現職知事のジョン・ケーシックが予備選初の勝利を収めました。予備選の結果とメディア報道について、ネイション誌記者のジョン・ニコルズから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ファシズム学の父 「ファシスト的表現とスタイルを積極的に取り入れるドナルド・トランプの姿勢には警戒を要する」

    「ファシズムは米国で起こりえるのか?」共和党大統領候補が最有力視されるドナルド・トランプがホワイトハウスへますます近づいている昨今、この問が繰り返し問われるようになって来ました。俳優のジョージ・クルーニー、コメディアンのルイ・C.K.、そしてアンネ・フランクの義理の姉妹にあたるエヴァ・シュロスを含む様々な人が、トランプはファシストではないかと指摘しています。3月はじめ、メキシコのエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領は、アドルフ・ヒトラーやベニート・ムッソリーニというファシストの独裁者を引き合いにしてトランプを批判しました。トランプはツイッターで、ムッソリーニの言葉の引用をリツイートしてもいます。ドナルド・トランプは本当にファシストなのでしょうか? ファシズム学の父であるコロンビア大学の社会科学名誉教授で、『ファシズムの解剖学』を含む複数の著書があるロバート・パクストンにこの疑問をぶつけてみました。

    dailynews date: 
    2016/3/15(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「ドナルド・トランプには恐怖を覚える」:元共和党議員が2016年大統領選 気候変動否定派と最高裁を語る

    元共和党下院議員のミッキー・エドワーズは、現代の保守派政治創始者と呼ばれています。エドワーズは「ヘリテージ財団」(Heritage Foundation)の初代理事会の一員でした。エドワーズは下院共和党政策委員会委員長も務めました。しかし、大統領選や気候変動、グアンタナモ問題に至るまで、現在の米国の政局に対するエドワーズの分析に、視聴者は驚くかもしれません。

    dailynews date: 
    2016/3/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 元共和党下院議員ミッキー・エドワーズ:米政治システムは民主的ではない

    3月15日は「スーパー・チューズデー・パート3」と呼ばれ、フロリダ、イリノイ、ミズーリ、ノースキャロライナ、オハイオの各州と、北マリアナ諸島自治連邦区で民主、共和各党の、予備選挙および党員集会での投票がおこなわれます。共和党の予備選ではオハイオ州とフロリダ州に注目が集まっています。オハイオ州のジョン・ケーシック知事、そしてフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員は、それぞれの地元州で勝利をおさめられるのか、それともドナルド・トランプが共和党大統領候補指名をさらに確実にするのでしょうか? バーニー・サンダース上院議員は3月第2週の予備選のミシガン州につづき、またも予想外の勝利をおさめることができるでしょうか? 世論調査によれば、クリントン元国務長官とサンダース議員は、オハイオ、イリノイ、ミズーリ州で接戦となっています。しかし米国の選挙はどれほど民主的なのでしょう? 元オクラホマ州選出の下院議員で、The Parties Versus the People: How to Turn Republicans and Democrats into Americans(『政党対市民――共和党員と民主党員をアメリカ市民に変えるには』)著者、ミッキー・エドワーズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • フロリダ州予備選 ジム・クロウ時代の法律でアフリカ系アメリカ人成人の4人に1人が投票できず

    重罪で有罪判決を受けた人の投票を禁じる重罪犯選挙権剥奪法(felony disenfranchisement laws)という州法のために、投票できない人の数は全米で600万人近くにのぼります。フロリダは選挙権を剥奪された有権者の数が全米最多の州です。同州の成人の1割以上が、重罪で有罪判決を受けたために投票できません。黒人成人の4人に1人近くが選挙権を剥奪されています。「フロリダ権利回復連合」(the Florida Rights Restoration Coalition)議長のデズモンド・ミードに話を聞きます。ミードは、「公正な民主主義を求めるフロリダ州民」(Floridians for a Fair Democracy)の議長も務め、現在も元重罪犯として投票の権利を剥奪されています。

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    2016/3/14(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 死人が出かねなかったトランプの集会 セントルイスの活動家11日の選挙集会での混乱を語る

    ミズーリ州セントルイスで11日に行われたトランプの集会で31人が逮捕され、トップニュースになりました。12日付のニューヨーク・デイリー・ニュース紙は、血まみれになったアフリカ系アメリカ人抗議者の写真を一面に掲載し、「ドナルドの手で流血沙汰」という見出しをつけました。セントルイス在住のフリーランス・ライターでコミュニティ活動家のウマー・リーに話を聞きます。ネイション誌に"Why the Trump Rally in St. Louis was So Different."(「セントルイスのトランプ集会がこんなにも他と違う理由」)という記事を書いたばかりです。

    dailynews date: 
    2016/3/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • サンダース候補 辞任要求が高まっているシカゴ市長ラーム・エマニュエルに「支持してくれなくてありがとう」

    15日のイリノイ州での民主党予備選に先立ち、バーニー・サンダース上院議員は、同州最大都市シカゴの市長が大統領選で自分を支持しないことに感謝を述べました。サンダースは、民主党のシカゴ市長ラーム・エマニュエルが、ウォール街の銀行家たちとなれあいの関係を保ちながら、市の公立校を閉鎖し教師を解雇していることをあげ、同市長からの支援は望まないと述べました。サンダースはエマニュエル市長の辞任を求めるとまでは言いませんでしたが、市長辞任を要求しているシカゴ住民への共感を表明しました。サンダースがこの発言をしたイリノイ州サミットのアルゴ・コミュニティ高校で紹介役を務めたのは、ヘスス・”チューイ”・ガルシアでした。ガルシアは、2015年の市長選で、対立候補として現職のエマニュエルに果敢な挑戦を行いましたが、落選しました。現在はサンダースの全米代理人の一人として選挙戦に関わっています。番組のもう一人のゲスト、ベロニカ・モリス=ムーアは「若者による恐れをしらぬ指導」(Fearless Leading by the Youth)の青少年オルガナイザーで、イリノイ州クック郡のアニタ・アルバレス州検事の再選に反対する「さよなら、アニタ」(#ByeAnita)運動の組織化を支援しました。エマニュエルとアルバレスはいずれも、ラクアン・マクドナルド殺害事件を隠蔽した疑いで辞任要求に直面しています。

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    2016/3/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ヘイトに「ノー」:トランプの選挙集会を中止に追い込んだシカゴの活動家たち

    共和党の最有力大統領候補ドナルド・トランプは支持者がふるう暴力を黙認しているという批判の声が高まっています。テレビ番組『ミート・ザ・プレス』(Meet the Press)に出演したトランプは司会者のチャック・トッドに、アフリカ系アメリカ人の抗議者の顔面を殴打したトランプ支持者の弁護士費用を支払うよう、スタッフに指示したと述べました。11日、トランプはイリノイ大学シカゴ校で 選挙集会を予定していましたが、場外で数千人が反トランプ抗議活動を行ったため、集会の開催を中止しました。会場内外で数度にわたるもみあいが起き、少なくとも5人が逮捕されました。トランプ支持者の一人がナチ式敬礼をしている写真が撮られています。この抗議活動の直後、トランプは、騒ぎの原因はバーニー・サンダース上院議員の支持者たちだと非難しました。13日、トランプはツイッターに「バーニー、ご用心!私の支持者があなたの支持者に向かうぞ!」というメッセージを載せました。抗議活動の組織にかかわったイリノイ大学シカゴ校の学生と教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/14(Mon)
    記事番号: 
    1

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